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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第八章 導かれた者達 ~運命~
夜。場所、廃墟の城。
漆黒VSワラキア
漆黒「さて、どうやって戦えばいいのやら・・・」
俺はワラキアと戦っている。だがワラキアの戦闘力を見切ってないので戦い方が分からなかった・・・
ワラキア「どうしました?攻撃しないんですか?」
漆黒「黙ってろ、だったらそっちから攻撃しろよ」
ワラキア「分かりました、では遠慮なく」
そう言うとワラキアは走ってきた。だが、
漆黒「何だあの速さ・・・くそっ!」
ワラキアはマントを着ていたが、走ってる時地面にマントが着いてない状態で走っていた。
ワラキア「ははは!」
漆黒「くっ、野郎!」
俺はワラキアの攻撃を防御したが、ワラキアの攻撃は誰よりも速かった。そう、剣豪よりも・・・
ワラキア「貴方の実力はその程度ですか!」
漆黒「黙れ!」
俺はワラキアを弾き飛ばした。そして、
漆黒「さっさと片付けてやる・・・奥義!」
ワラキア「おや?あれは・・・」
俺はあの時の技をワラキアに仕掛けようとした。だが、
漆黒「朽ち果てろ・・・奥義、暗黒双龍波!」
俺は奥義を仕掛けた、しかし・・・
漆黒「ワラキアがいない!?」
目の前にいたワラキアがいなくなっていた。しかも奥義を仕掛けてるせいで体が動けなかった。その時、
ワラキア「甘いですね、貴方は・・・」
漆黒「がっ・・・」
ワラキアは俺の後ろに現れ、剣を俺に刺した。これで勝負は決まったと思った、だが、
漆黒「甘いのはお前だ、ワラキア」
ワラキア「何を言っているんです?勝負はもう決まったの当然・・・!」
漆黒「俺の体、動けないと思ったら大間違いだ・・・」
俺は左手でワラキアの刺した剣を抜き、回転して斬りつけた。
漆黒「はぁーっ!!」
ワラキア「まずいですね・・・」
ワラキアは後ろに下がった。その時、
漆黒「終わったな・・・」
ワラキア「何を言って・・・竜がこちらに!?」
奥義を仕掛けた竜がワラキアの方に向かっていた。そう、俺はあの竜の方向転換をできるようにしたんだ・・・
漆黒「いけぇーっ!」
ワラキア「防御しないと勝ち目がない・・・!」
ワラキアは防御した。だが竜はワラキアを包み込み、壁に向かっていった。そして、壁にあたった・・・
漆黒「あいつ・・・死んでないよな?」
俺は心配した。まともに喰らって壁にぶつかったからな、生きていればいいんだが・・・
ワラキア「危うく、やられるところでした・・・」
漆黒「!」
俺はすぐに後ろを振り向いた。そこにいたのは、血を流しているワラキアだった。
漆黒「お前、生きてたのか!?」
ワラキア「私が簡単にやられる人だと思っていたんですか?」
漆黒「思ってない」
ワラキア「それでいいのです、勝負は私の負けですね」
漆黒「そうみたいだな、勝った実感はしないが・・・」
勝ったのは俺だ。だが納得がいかなかった・・・
ワラキア「では約束通り、新たな力をあたえましょう」
漆黒「どんな力をあたえるんだ?」
ワラキア「今あたえます、耐えてくださいね・・・」
漆黒「耐える?どういう意味なん・・・!」
突然俺の体が力に満ちた。暴走寸前の状態だった・・・
漆黒「な、何だ・・・これは・・・!!」
ワラキア「その力に耐えてください。耐えた時、貴方は新たな力を得るでしょう」
漆黒「くそっ!無茶言うな!」
ワラキア「では、私は仕事があるので・・・」
ワラキアはそう言うと、姿を消した・・・
漆黒「耐えてやろうじゃないか・・・この力によ!」

夜。場所、七夜の家リビング。
剣豪「今戻った」
麗「戻ったよ」
僕と麗姉は七夜の家に戻った。雰囲気は変わってなかった・・・
連「遅かったな、どうして二人で行ったんだ?」
剣豪「いや、僕は一人になりたかったんだが・・・麗姉が来てな」
麗「それで二人で外にいたのさ」
奏「お兄ちゃん、大丈夫だったの?」
剣豪「ああ、大丈夫だ」
連「心配したぞ、もしもお前の身に何かあったらあいつに何て言えばいいのか・・・」
剣豪「あいつ?」
連「こっちの話だ、気にするな」
僕は連が言った事が気になった。連は僕を守ろうとしているのか、と・・・
蛍「二人で何話してたの~?」
剣豪「え?え~と・・・」
麗「そうだね・・・」
僕と麗姉は戸惑ってしまった。あの話言ったら騒ぎになると思ってた・・・
千鶴子「分かった!二人でラブラブしてたんでしょ!?」
剣豪、麗「なっ・・・!」
鋭い!今のは鋭すぎた、まずい・・・
千鶴「あらあら、二人とも顔が赤くなってますわ」
夏美「まさか、二人とも・・・」
奏「お兄ちゃん・・・」
剣豪「待て!話せば分かる!」
麗「そうだよ!話せば分かるんだから!」
説得開始、何でこうなる・・・
刹那「何だか楽しそうですね」
千雨「そうか~?ただのバカが騒いでるように見えるぞ、あれは」
ザジ「・・・(コクリ)」
連「ああ、そう見えるな」
その後説得は上手くいった。やれやれ・・・
連「そろそろ寝るぞ」
全員「はーい」
剣豪「僕は外に行って見張りをする」
連「一人で行く気か?」
剣豪「ああ」
奏「でもお兄ちゃん、傷がまだ・・・」
剣豪「心配するな、傷ならもう大丈夫だ」
連から喰らった傷は回復していた。今は僕がやるしかないんだ・・・
奏「そう・・・気をつけてね」
蛍「けー兄、気をつけてね」
麗「気をつけるんだよ」
千鶴子「剣豪さん、気をつけてね!」
刹那「剣豪さん、お気をつけて」
千雨「気をつけろよ」
千鶴「気をつけてくださいね」
夏美「気をつけてね」
ザジ「気をつけて・・・」
連「何かあったら言えよ」
剣豪「分かった、行ってくるよ」
僕は七夜の家から出た。

夜。場所、七夜の里外。
剣豪「・・・」
僕はため息をついた。
剣豪「ようやく一人になれた、何で皆気遣うんだ・・・」
そうだ、皆は何故僕に気遣うのかが分からなかった・・・僕にはやるべきことがあるのに・・・
剣豪「さて、見張りをするか」
僕は見張りをすることにした、皆を守るために・・・

第八章 ~終~
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第七章 隠れ里の仲間 ~隠密~
夕方。場所、草原
剣豪「蓮、村はまだか?」
蓮「そろそろ見えてくるはずなんだが・・・」
蛍「けー兄、疲れたよー」
麗「弱音を言うな、剣豪の方が疲れてるんだから」
千鶴子「そうだよ!剣豪さんは奏を背中に乗せて歩いてるんだから」
奏「お兄ちゃん、大丈夫なの?」
剣豪「僕の事は気にするな、大丈夫だから・・・」
刹那「しかし、歩く速さが落ちてますよ・・・」
僕達は蓮が言っていた村に向かっていたが、疲れてきてしまった。というより、僕の方が疲れてるんだが・・・
蓮「あれは・・・おい、村が見えてきたぞ」
剣豪「本当か?」
千鶴子「何処なの!なの!?」
蓮「あそこだ」
蓮が指差した方向を見てみると、確かに村が見えた。
麗「村というより、里に見えるな」
蓮「ああ、そうだ」
蛍「ねぇ、速く行こうよ~」
奏「そうですね、剣豪さんを速く休ませた方がいいですし・・・」
千鶴子「そうだね!行こうよ!」
刹那「速く行きましょう」
剣豪「そうだな、いくぞ!」
全員「はい!」
蓮「無理はするなよ」
僕達は走って里に向かった・・・

夕方。場所、里。
蓮「着いたぞ」
剣豪「ここが・・・そうなのか?」
僕達は里に着いた。里の周りを見てみると、ちゃんとした家が建ってるのが多かった。外見では里ではなく村に見えてしまうが・・・
麗「蓮、お前が住んでいる家はどれだ?」
蓮「ああ、あの家だ」
蓮の家は奥に建っていた。しかし、他の家と比べると立派だった。
奏「そういえばここの村・・・人いませんね」
確かに里には人はいなかった。どういう事だ・・・
蓮「人がいないのは当たり前だ。昔ここは戦場だったんだ」
剣豪「戦場って、どういう事だ?」
蓮の話によると、昔ここの里は戦争の制圧地点として使われていた。その時は里に人はいたが、戦争のせいで里は全滅、残ったのは蓮だけだった・・・
蛍「戦争が終わった後は、どうしたの?」
蓮「俺は里に残ったな、無駄な争いは嫌いなんだ」
剣豪「僕と同じだな」
奏「ねぇ、そろそろ家に入らない?」
千鶴子「そうだね、あたし歩き疲れちゃったよ」
刹那「私も疲れました・・・」
蓮「中に客人がいるからな、ちゃんと挨拶しろよ」
僕達は蓮の家の中に入った。だが客人がいるというのは一体誰の事やら・・・

夕方。場所、七夜蓮の家、玄関。
蓮「今戻った」
???「お帰りなさい」
奥から何人か女の子の声が聴こえた。しかも聞き覚えがある声が・・・
刹那「剣豪さん、この声は・・・」
剣豪「ああ・・・奏、ここで待っててくれないか?」
奏「は、はい。分かりました」
僕は奏を背中から降ろすと、刹那と一緒に急いで奥に向かった。
蓮「どうしたんだ、あいつら?」
千鶴子「さぁ~?」
麗「あの二人、慌ててたな・・・」
蛍「けー兄、誰かいたのか分かったのかな?」
奏「お兄ちゃん・・・」

夕方。場所、七夜蓮の家リビング。
剣豪「誰かいるのか!?」
刹那「誰かいるんですか!?」
僕と刹那は急いでリビングに来た。
???「剣豪さんと桜咲さんじゃあありませんか。どうしてここに来たんですか?」
???「あらあら、どうしたんですか?」
???「二人とも、どうしたの?」
???「あれ、どうしたの二人とも?」
???「どうしたんですか・・・?」
そこにいたのは・・・長谷川千雨・那波千鶴・村上夏美・春日美空・ザジレニーディだった・・・
剣豪「どうしたって、何で貴方達がここに・・・」
刹那「そうですよ、皆さんどうしてここに・・・」
千雨「どうしてって、あの光に吸い込まれたのですが・・・」
千鶴「そうそう、突然光が出てきて皆さんが吸い込まれて・・・」
夏美「そしたら私達、草原の上に立っていて・・・」
美空「その後蓮さんが来て、ここに案内してくれたの」
ザジ「・・・(コクリ)」
刹那「そうだったんですか・・・」
蓮「そういう事だ」
剣豪「蓮、皆・・・」
夏美「剣豪さん、その人達は?」
千鶴「初めて見る人達ですわね」
そうだった、皆は奏達の事知らなかったんだ。
剣豪「紹介するよ、この人達は・・・」

夜。場所、???
和平「そろそろでしょうか・・・」
???「お呼びでしょうか?」
???「全く、何でこんな時間に・・・」
???「何かあったのか?」
和平「剣豪と蓮の居場所が分かりました」
???「本当ですか!?」
???「そうか、やっと殺し合いができる・・・」
???「さすが和平様、良く見つけたな」
和平「場所は草原、里にいます。今すぐ行ってください」
???「了解!」

夜。場所、七夜の家リビング。
剣豪「というわけだ。皆、仲良くしてくれよ」
夏美、千鶴、美空「はい」
千雨「分かりました」
ザジ「・・・(二コリ)」
蓮「さて、自由にしていいぞ。ただ、外に出るのなら永い時間出るなよ、分かったな?」
全員「はい」
自由時間になった。皆は話し始めたようだが・・・
剣豪「蓮、僕は外に行くぞ」
蓮「分かった、気をつけろよ」
僕は連の家から出た・・・

夜。場所、七夜の里外。
剣豪「・・・」
僕は草原に座り込んで考え込んでいた。
剣豪「ここの世界、どうして殺し合いなんかが・・・」
そう、ここの世界で何故殺し合いがあったのかが、分からなかった・・・
???「どうしたんだい?一人で外に出るなんて」
剣豪「麗姉か、気分転換をしようと思ってな・・・」
麗「そうか、でも無理してないか?」
麗姉が僕を心配して来てくれた。麗姉は僕の隣に座り込んだ。
剣豪「正直、無理してるな。ここの世界の現状を見ておかしいと思った、簡単に殺し合いができるなんて、頭のおかしい連中だって・・・」
麗「そうか・・・」
剣豪「麗姉はどう思う?」
麗「あたしもおかしいと思ってるね。あたし達の世界ではありえないことなんだから」
剣豪「ああ、ここの世界・・・全てが狂ってる」
麗「全て、か・・・」
お互い黙り込んでしまった。確かにここの世界は狂っている、だが狂いすぎて気味が悪かった・・・
麗「剣豪はどうしたい?」
剣豪「何がだ?」
麗「ここの世界の事さ、ここの世界悪化するかもしれないんだ」
剣豪「そうだな、ここの世界が悪化したら・・・それこそ世界の破滅だ。止めるしかないな」
麗「それでこそあたしが認めた剣豪だよ」
剣豪「麗姉・・・すまない、こんな事に巻き込んでしまって・・・」
麗「気にしないでくれ」
そうだ、元々この事は僕だけで何とかしようと考えていた。だが、ここまで来てしまったら避ける事はできない・・・
剣豪「寒くなってきたな、そろそろ戻るか」
麗「待って、剣豪」
麗姉が僕を呼び止めた。
剣豪「どうした?何か言いたいことでもあるのか?」
麗「その・・・キス、してくれないか?」
剣豪「な、何!?」
僕は顔が赤くなった。いきなりキスは無いと思うんだが・・・
麗「ダメかな・・・?」
剣豪「麗姉がいいんだったら・・・でもいいのか?」
麗「うん、もし剣豪が死んだらって思うと・・・」
剣豪「!・・・」
確かにそうだ。僕が死んだら、守る人を守れなくなる。それを思ってしまうと、悲しい事になる・・・
剣豪「分かった、キスしていいぞ」
麗「ありがと、剣豪・・・んっ」
麗姉はその後、僕にキスした。僕は麗姉を抱きしめた・・・
麗「・・・剣豪、死なないでよ」
剣豪「ああ、僕は死なないさ」
麗「じゃあ、戻ろうか」
剣豪「そうだな」
僕と麗姉は立ち上がり、お互い手を繋いで連の家に向かった・・・

第七章 ~終~
第六章 特殊部隊 ~格差~
昼。場所、???
ネギ「う~ん、ここは・・・?」
僕は光に吸い込まれた後、何処かに飛ばされたようだ。周りを見てみると、そこは都市だった・・・
ネギ「そうだ!皆さんは!?」
僕はもう一度周りを見た。すると、
???「お~、我が弟子ではないアルか」
???「ネギ坊主、大丈夫だたアルか?」
???「ネギ先生、大丈夫ですか~?」
???「ネギ先生、お怪我はありませんか?」
???「ネギ君、無事だったんだ」
???「良かった、皆さん無事で・・・」
ネギ「皆さん!無事だったんですね!」
そこにいたのは・・・古菲、超鈴音、葉加瀬聡美、四葉五月、朝倉和美、相坂さよだった。
ネギ「他の皆さんはいないんですか?」
古菲「いなかったアルヨ」
朝倉「見てないよ」
さよ「見ませんでしたよ」
聡美「超さん、ここはまさか・・・」
超「間違いない、ここはあの都市と似てるアル・・・」
五月「そうですね・・・」
ネギ「超さん、どうしたんですか?」
超「ネギ坊主、ここの都市をよく見るアル」
ネギ「分かりました」
僕はここの都市をよく見てみた。そこは・・・
ネギ「ここって・・・麻帆良学園に似てませんか?」
そう、ネギ達がいた場所は・・・麻帆良学園に似ていたのだ。だが、
古菲「でもここの都市、ほとんど壊されてないアルか?」
五月「壊されてない所は・・・学園、体育館、休憩所、グラウンド、ですね」
超「五月の言うとおりネ。でも何故こんな事に・・・」
さよ「朝倉さん!」
朝倉「どうしたの、さよちゃん?」
さよ「誰かがこちらに近づいてきます」
聡美「人数は・・・3人、ですね」
遠くから3人がこちらに向かって歩いてきた。
ネギ「皆さんは下がってください、ここは僕がやります」
古菲「待つアル、ネギ坊主」
超「一人では危険ネ」
ネギ「分かりました、お願いします」
朝倉「ネギ君、私達は隠れてた方がいいよね?」
ネギ「お願いします」
さよ「分かりました、気をつけてくださいね」
五月「お怪我に気をつけて・・・」
聡美「超さん、無理しないでくださいね」
超「分かってるネ」
他の皆は物影に隠れた。3人が来たようだ・・・
???「貴方達は何者ですか?」
ネギ「僕達は麻帆良学園の者です」
???「麻帆良学園?ここの事ですか?」
超「ここの事って、まさか!?」
???「そう、ここは貴方達の未来の世界。ここは崩壊しているんですよ」
古菲「その前に、名を名乗るアル!」
???「そうでしたね、私はエナ・レリス」
???「私は月雪姫」
???「私はレーナ」
3人は全員女性だった。しかも大人の・・・
ネギ「貴方達の目的は何ですか!?」
エナ「一言で言えば、侵入者を排除ですね」
月雪姫「貴方達は邪魔という事ですよ」
レーナ「大人しく消えてもらいましょう」
3人は構えた。どうやら素手で戦うようだ・・・
超「ここは一気にやるしかないネ」
古菲「そうアルネ」
ネギ「そうですね、魔法は使わないでやりましょう」
僕達は構えた。短期戦で決めよう・・・
エナ「いきますよ」
ネギ「こい!」
始まった。僕達はすぐに走り出した。
ネギ、超、古菲「はあーっ!」
エナ、月雪姫、レーナ「くらえーっ!」
お互い強力なパンチを繰り出した。結果は・・・
エナ「きゃーっ!」
月雪姫「エナにゃん!」
レーナ「私達が、負けた・・・?」
ネギ「あれ、勝てた・・・?」
古菲「結構弱かったアルな」
超「そうアルネ」
僕達は勝った。だけど一撃で勝負が決まったのはおかしいと思った。その時、
エナ「私は・・・負けない!」
エナは剣を抜き、こちらに斬りつけてきた。
ネギ「危ない!」
僕は防御したが、傷を負ってしまった。
古菲、超「ネギ坊主!」
エナ「はぁ、はぁ、はぁ・・・」
月雪姫「よくやりました、エナにゃん・・・」
レーナ「これで私達に勝機が・・・」
古菲「超、一気に決めるアル」
超「了解ネ」
古菲と超は気を溜め始めた。
エナ「何、この気は・・・」
月雪姫「エナにゃん、お願い・・・」
レーナ「私達を守って・・・」
エナ「分かりました・・・」
古菲「いくアルヨ、せーの・・・」
古菲、超「ハイヤーッ!!」
お互い同時に気を込めたパンチを繰り出した。
エナ「きゃーっ!!」
月雪姫「ダメ、でしたか・・・」
レーナ「和平様、後は任せました・・・」
エナは防御したが、耐え切れなくなって剣が弾かれ3人は遠くに飛ばされた。
ネギ「勝ちましたね・・・」
古菲「私達の勝ちアル」
超「皆、もう出てきてもいいヨ」
朝倉「終わったの・・・?」
さよ「ネギ先生、大丈夫ですか~?」
五月「お怪我はありませんか?」
聡美「無茶はしませんでしたか?」
皆が物影から出てきた。ネギは傷を治療した後、これからどうするかを話し始めた・・・
ネギ「これからどうしますか?」
朝倉「ここの周辺の事調べた方がいいんじゃない?」
さよ「私もそう思います」
古菲「私もネ」
超「確かに、ここの周辺を知っておけば何か見つかるかもしれないネ」
聡美「そうですね、データを収集しないといけませんし・・・」
五月「私もそれがいいと思います」
ネギ「分かりました、ここの周辺を調べましょう。皆さん、無理はしないように」
僕達はここの周辺を調べるために、歩き出した・・・

昼。場所、???
和平「役に立ちませんね、まあ所詮あの程度・・・期待はしていませんでしたし」
和平は不気味に笑っていた。
和平「速く来ないかな・・・剣豪とワラキア。この私が殺してあげようとしてるのに・・・」

第六章 ~終~
第五章 裏組織の野望 ~目的~
昼。場所、???
十夜「よし、目を開けていいぞ」
理緒と彼方は目を開けた。
理緒「十夜お兄ちゃん、力がみなぎってくるよ」
彼方「ああ、これ程の力は感じたことがない」
十夜「新たな力が加わった事で、お前達の名前も変わったんだが」
理緒「名前?」
彼方「どういう事だ?」
十夜「お前達の名前が変わったという事だ。理緒は朝霧沙夜に、彼方は紅月啓太に、変わったんだぞ」
沙夜「そうなんだ」
啓太「なるほどな、という事は十夜も名前変わったのか?」
十夜「良く分かったな。俺は朝月十夜から、朝霧十夜に変わったんだ。簡単に言えば朝月の部分が変わっただけだ」
沙夜「良かったね、お兄ちゃん」
十夜「ありがとう、沙夜」
啓太「二人とも、和平様が来たぞ」
奥から和平が歩いて来た。和平の近くには7人の男達がいた。
和平「新たな力は手に入りましたか?」
沙夜「はい」
啓太「まあな」
十夜「和平様、その人達は?」
和平「今から紹介します。さぁ、自己紹介を」
???「俺の名前は朝霧夜一だ、よろしく」
???「僕の名前は朝霧白夜です、よろしくお願いします」
???「俺の名前は朝霧夜々だ、よろしくな」
???「僕の名前は紅月蒼桜だ、よろしく」
???「僕の名前は朝霧零夜、よろしく」
???「俺の名前は紅月蒼夜だ、よろしく頼む」
???「俺の名前は紅月龍神だ、よろしく」
和平「この人達は私が雇ったんですよ」
十夜「雇ったのか」
沙夜「何のためにですか?」
和平「決まってるでしょう?あの愚かな・・・剣豪とワラキアを殺すためですよ」
啓太「なるほど、さすが和平様」
和平「この7人には貴方達の配下についてもらうことにします。文句は無いですね?」
十夜「問題ない」
沙夜「いいですよ」
啓太「構わないさ」
和平「そうですか。十夜と沙夜は夜一と白夜と夜々零夜と、啓太は蒼桜と蒼夜と龍神と組なさい。いいですね?」
全員「はい!」
和平「では今からそれぞれの所に行って守備についてください。検討を祈ります」
遂に和平達が動き始めた。野望のために・・・
和平「このWOR制圧計画が成功すれば・・・この世界は我々の物、絶対に成功させないと・・・」

昼。場所、廃墟の城。
漆黒「つまりお前と剣豪が殺されるとこの世界は奴らの物になってしまうのか?」
ワラキア「はい、それが事実です」
俺ははワラキアからこの世界の全てを聞いた。この世界で剣豪とワラキアが死んでしまうと、この世界は悪者達によって支配されてしまう。そして、この世界に来た者達は、全員殺されてしまう・・・って、聞かされた。
漆黒「おい、それだと剣豪の後を追いかけたほうがいいんじゃないか?」
ワラキア「追いかける前に、貴方の力がどれ程なのか・・・見せてくれませんか?もしも貴方が勝ったら、新たな力をあたえましょう」
漆黒「分かった、全力でやるぞ」
ワラキア「その意気です、では・・・いきますよ」
お互い剣を抜き、構えた。そして、戦いが始まった・・・

昼。場所、草原。
剣豪「ん?」
刹那「どうしました、剣豪さん?」
剣豪「いや、今嫌な感じがしたんだが・・・」
刹那「そうですか、皆さんは大丈夫ですよ、きっと」
剣豪「そうだな、無事を祈るか」
僕達は草原を歩いていた。しかし、どうも胸騒ぎがする・・・
奏「お兄ちゃん、大丈夫?」
剣豪「ああ、大丈夫だ」
奏「そう・・・無理はしないでね」
剣豪「分かった、悪いな。心配かけて」
奏「気にしないで」
麗「おい、まだ着かないのか?」
蛍「疲れたよ~・・・」
蓮「もう少しで村が見えてくる、それまで頑張ってくれ」
千鶴子「分かった!」
村までもう少しだ、頑張ろう・・・

第五章 ~終~
第四章 女剣士の限界突破 ~連撃~
昼。場所、???
葵「こ、ここは・・・?」
私はあの光に吸い込まれた後、何処かに飛ばされたようだ。
葵「零は一緒ではありませんね・・・」
近くに零はいなかった。どうやら別の所に飛ばされたようだが・・・
葵「ここは・・・どうやら街みたいですね」
私がいたのは街だった。だが、どの家も潰れている。戦いでもあったのだろうか・・・
葵「ここに立ち止まってても仕方ありません、この街を探索しないと」
私はこの街を探索しようとした。その時だった。
???「そこのお前!止まれ!」
???「止まれば命だけは保障してやる」
葵「!」
私は何処から聴こえた声に反応し、その場に止まった。
???「それでいい」
???「その場で待っていろ」
声の人達が私に近づいてきた。その人達は・・・
葵「あ、貴方達は!?」
???「葵殿ではないか」
???「何故ここに?」
その人達は、ナガレさんとシノブさんでした。
葵「何故って、光に吸い込まれたらここに・・・」
ナガレ「光って、あの光の事か?」
葵「はい、あの光です」
シノブ「そうか・・・でも、無事で良かった」
葵「他の皆さんはいるんですか?」
???「他に5人いるぞ」
葵「誰ですか!?」
突然男の声が聴こえた。しかし、
ナガレ「ファイゼル殿!」
シノブ「ご無事であったか」
葵「え?知り合いなんですか?」
ファイゼル「知り合い、というより仲間だな」
男の名前はファイゼルさん。どうやらナガレさんとシノブさんの仲間だったみたいです。でも他に5人いるというのは・・・
葵「あの、他に5人いるっていうのは誰なんですか?」
ファイゼル「それならあそこにいるぞ」
ファイゼルさんが指した方を見てみると・・・
葵「あれ・・・貴方達は!?」
そこにいたのは・・・柿崎美砂さん・釘宮円さん・椎名桜子さん・鳴滝風香さん・鳴滝史伽さんでした。
美砂「あれ、貴方って確か・・・葵さん、だったよね?」
円「何でここにいるの?」
桜子「葵さんも光に吸い込まれたの?」
葵「ええ、もしかして・・・貴方達もあの光に吸い込まれたんですか?」
風香「そうだよ、いきなり出てきたからビックリしちゃったよー」
史伽「そうです、それで皆が吸い込まれちゃって・・・」
葵「皆ですって!?」
私は驚いた。吸い込まれたのはあの時の人達だけだと思っていたのだから・・・
ファイゼル「こいつらの事、知ってるのか?」
葵「はい、この人達は私の仲間です」
ファイゼル「そうだったのか・・・」
ナガレ「ファイゼル殿、どうかしたか?」
ファイゼル「いや、何でもない・・・」
葵「皆さん、これからどうするんですか?」
美砂「そうね・・・この街から移動してみない?」
円「いや、移動したとしても道が・・・」
桜子「適当に行けば大丈夫だと思うよ」
風香「適当に行ったら迷うに決まってるだろー!」
史伽「そうですー!」
ナガレ「こらこら、お前達」
シノブ「喧嘩はダメだぞ」
ファイゼル「そうだ、今ここで争ってどうするんだ」
???「だったら、ここで争わせてやるぞ」
全員「!」
突然後ろから男の声が聴こえた。全員後ろを振り向くと・・・
ファイゼル「何者だ!?」
ナガレ「何奴!?」
葵「誰ですか!?」
???「俺の名前は・・・和平の手下、藤林陰だ」
ナガレ「藤林陰・・・貴様の目的は何だ!?」
陰「貴様達を殲滅しろと和平から言われたんだ。覚悟しろよ!」
陰は剣を2本抜き、構えました。
葵「ここは私が!」
ナガレ「拙者も行く!ファイゼル殿、シノブ殿、他の皆を頼む!」
ファイゼル「分かった!」
シノブ「承知!」
ファイゼルさんとシノブさんは5人を非難させました。これで思い通りに戦える・・・
葵「いきますよ!」
ナガレ「頼りにしてるぞ、葵」
私とナガレさんは剣を抜き、構えました。頼りにされたのは、初めてですね・・・
陰「どこからでもかかってこい」
葵「では遠慮なく!」
ナガレ「参る!」
私達は陰に向かって走り出した。その時、
陰「遅い。秘技、火炎竜!」
陰が攻撃を仕掛けてきた。巨大な火炎の竜が私達に向かってきた。
ナガレ「防げるのか!?」
葵「防ぐしかありません!」
私達は防御した。しかし、
ファイゼル「おい、こっちに来るぞ!」
シノブ「ファイゼル殿!」
巨大な火炎の竜がファイゼルさん達に向かってしまった!何とかしないと、でも今はこっちで防御してるし、どうすれば・・・
美砂「ど、どうするの!?」
円「どうするって言われても、避けられないよ!?」
桜子「私達、ここで死んじゃうの・・・?」
風香「し、死なないよ!多分・・・」
史伽「お姉ちゃん!逃げなくていいのですか!?」
ファイゼル「馬鹿なことを言うな!」
シノブ「拙者らに任せろ!」
ファイゼルさんとシノブさんは巨大な火炎の竜を防いで、皆さんを助けました。
ファイゼル「何とか耐えたが・・・」
シノブ「次の攻撃が来たら、耐え切れないと思うよ・・・」
美砂「葵さん!ナガレさん!ファイトー!」
円「あんな男なんか倒しちゃって!」
桜子「フレー!フレー!葵、ナガレ!」
風香「頑張れー!」
史伽「負けないでくださいですー!」
皆さんが騒ぎ始めました。その時、
陰「おい、次で決めるぞ」
葵「言われなくても・・・」
ナガレ「次で決めるでござるよ・・・」
陰「な、何だ・・・この気は」
私達は凄い気を出し始めた。陰は動けなくなっていた。
葵「今です!」
ナガレ「はあっ!!」
私達は同時に陰に向かって走り出し、斬りつけた。
陰「ぐあっ!!」
陰はその場に倒れ、剣を離した。
葵「ふう・・・」
ナガレ「勝ったか・・・」
陰「くそっ、何なんだ今のは・・・」
陰は血を流しながら、私達に問いかけてきた。私達はこう言った。
葵「それは・・・」
葵、ナガレ「限界の力を使ったからだ」
何故か男口調になってしまった私、恥ずかしい・・・
陰「限界、か・・・それに負けたのか、俺は。任務は失敗だ・・・和平」
そう言うと、陰は命を絶った・・・
美砂「やったー!」
円「勝っちゃった・・・」
桜子「凄かったよー!」
風香「かっこよかったよー!」
史伽「凄いですー!」
ファイゼル「よくやった、ナガレ」
シノブ「いい戦いだったでござるよ」
ナガレ「ああ、ありがとう」
葵「そんな、いい戦いだなんて・・・」
私達は勝った。しかし時間がありませんでした・・・
ファイゼル「ここにいたら奴らの仲間が来る。その前にここから移動するぞ」
シノブ「承知」
ナガレ「分かった」
葵「分かりました、皆さんもいいですね?」
美砂、円、桜子、風香、史伽「はーい!」
私達はここから移動する事にした。ファイゼルさんから聞いた情報によると、異変の元凶を探す事にしました・・・

昼。場所、???
十夜「二人とも、元気か?」
理緒「十夜お兄ちゃん!」
彼方「十夜か、何の用だ?」
十夜「和平からお前達に力をあたえてやってくれって頼まれたんだ」
理緒「力、ですか?」
彼方「何の力だ?」
十夜「今からあたえるから、目閉じろ」
理緒「分かりました」
彼方「分かった」
理緒と彼方は目を閉じた。そして、
十夜「では、いくぞ」
十夜は二人に新たな力をあたえた・・・

第四章 ~終~
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