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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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エピローグ 学園の平和 ~友情~
夜。場所、麻帆良学園内部。
漆黒「皆、いるか?」
あやか「漆黒さんではありませんか」
ハルナ「あれ?剣豪さんは?」
連「あいつは後で来る、その前に・・・本当に皆いるのか?」
ワラキア「人数が少ないのは気のせいでしょうか?」
のどか「もしかして・・・ネギ先生の事ですか・・・?」
漆黒「そういえばネギ先生怪我してたんだよな・・・今は大丈夫か?」
千雨「ネギ先生ならまだ・・・」
ネギ「呼びましたか?」
奥からネギがやってきた。さて・・・
漆黒「お前がネギか?」
ネギ「はい、そうですが」
漆黒「話は剣豪から聞いた、一つ伝えたい事がある」
ネギ「すみません、皆さんがいないとダメなんですよね?」
連「話を聞いていたのか?」
ネギ「はい、少し待っててください」
ネギは皆を呼び集めた。剣豪達はまだなのか・・・?
ワラキア「全員集まりましたね」
古菲「そういえば楓や真名はどこアルか?」
超「他の皆がいないネ」
漆黒「他の皆は後で来る」
夏美「そうなの?」
夕映「では早く伝える事を言ってください」
千鶴「少しでも待たされると、心配しちゃうわ」
漆黒「分かった、言うぞ」
俺は剣豪から頼まれた事を言った。
漆黒「和平を倒して勝った!だ」
聡美「という事は・・・私達の勝利、ですか?」
連「ああ、そうだ」
全員「やったー!」
皆は喜んだ。悪くないな・・・
五月「そういえば剣豪さん達は?」
連「そろそろ戻ってきてもいい頃なんだが・・・」
連の言う通りだ、もういい頃だぞ・・・
剣豪「おーい、今戻ったぞー」
後ろから剣豪の声がした。やっと戻ってきたか。
裕奈「明日菜、大丈夫?」
明日菜「大丈夫よ、疲れは溜まってるけどね」
アキラ「そうなんだ」
亜子「他の皆は大丈夫なん?」
刹那「大丈夫です」
木乃香「大丈夫や」
風香「楓姉、大丈夫なの?」
史伽「どこか怪我してないですか?」
楓「大丈夫でござるよ、怪我はしてないでござる」
真名「超、報告したい事がある」
超「それは後で聞くネ」
真名「分かった」
五月「エヴァさん、大丈夫ですか?」
エヴァ「ああ、何とかな」
聡美「茶々丸、どこか壊れた所ありますか~?」
茶々丸「特にありません、良好です」
あれ、そういえば・・・
剣豪「おい、ナガレ達は?」
まき絵「ナガレさん達ならまだ寝てるよ」
剣豪「そうか、悪いが誰か起こしてこっちに来るように伝えてくれないか?」
ザジ「私が伝えてきます・・・」
剣豪「分かった、頼む」
ザジ「はい・・・」
ザジはナガレ達の所に向かった。
剣豪「えーと・・・朝倉さん、さよさん、いるか?」
朝倉「呼んだ?剣豪さん」
さよ「何でしょうか?」
僕は朝倉とさよを呼び出した。
剣豪「漆黒の事なんだが、何か言ってなかったか?」
朝倉「確か剣豪さんから頼まれた事言ってたよ」
剣豪「何て言ってた?」
さよ「和平を倒して勝った!って言ってました」
あれ、変だな・・・まさかあいつ!
剣豪「おい!漆黒!」
漆黒「何だ?大声出して」
剣豪「お前、何か変な事言わなかったか?」
漆黒「変な事?俺はただ皆に、和平を倒して勝った!って言ったぞ」
剣豪「お前・・・それが変なんだよ!」
僕は漆黒の頭に一発叩いた。
漆黒「て、てめぇ・・・いきなり何をするんだ!」
剣豪「言い方間違えた罰だ」
漆黒「言い方だと?」
ザジ「剣豪さん、連れてきました・・・」
ザジがナガレ達を連れてきた。しかし、
剣豪「あれ、一人多くないか?」
葵「そういえば剣豪さんはファイゼルさんとは初対面でしたね」
ナガレ「ファイゼル殿、あちらが剣豪殿でござる」
シノブ「前にお世話になったんだ」
ファイゼル「お前が剣豪か、二人が世話になったな」
剣豪「いや、世話になったのはこちらの方だ」
僕とファイゼルは握手した。
剣豪「さて・・・皆、聞いてくれ」
美空「どうしたの、剣豪さん?」
アキラ「何か言いたい事でもあるのかな・・・?」
剣豪「さっき漆黒が言い間違えたので改めて言う」
亜子「さっきのあれ間違いだったん?」
裕奈「そうみたいだね」
元は漆黒のせいだぞ、全く・・・
剣豪「全員の力で勝った!だからこの世界の平和は守ったんだ!」
全員「おおーっ!」
これでよし、後は・・・
美砂「剣豪さーん!」
突然美砂が僕に抱きついてきた。
剣豪「ええっ!?」
円「み、美砂!?」
桜子「どうしちゃったのー!?」
それはこっちが聞きたい!何でいきなり・・・
剣豪「ど、どうしたんだ・・・?」
美砂「いやー、今の剣豪さん見てたら好きになっちゃってね」
剣豪「はあっ!?」
円「美砂、あんた彼氏いるんじゃ・・・」
桜子「そうだよ!浮気するの!?」
美砂「浮気・・・かな、だって剣豪さんの方がカッコイイんだもん」
ちょっと待て!いくら何でもこんな展開ありか!?
明日菜「柿崎!あんた何やってるの!?」
あやか「そうですわよ!剣豪さんが困ってますわ!」
はぁ・・・仕方ない、ここは・・・
剣豪「美砂さん、一つ言っていいか?」
美砂「ん?何?」
剣豪「今僕と付き合ったら、今の好きな人はどうするんだ?」
美砂「そ、それは・・・」
剣豪「浮気したら好きな人を傷つける事になる、だから浮気はするな。分かったか?」
美砂「分かった・・・」
ふう、何とかなったか・・・
刹那「危なかったですね」
剣豪「ああ・・・」
木乃香「あのまま話してたらウチトンカチで柿崎叩いてる所やったで」
連「おい、それこそ危ないだろ」
トンカチで頭叩いたら出血どころじゃ済まないぞ・・・
ワラキア「剣豪さん、そろそろ・・・」
剣豪「ああ、分かった」
ナガレ「どうした?」
剣豪「どうやら時間みたいだ」
シノブ「そうか・・・」
剣豪「皆、こっちに来てくれ」
僕は皆を呼び集め、ある所に移動した。

夜。場所、麻帆良学園世界樹前。
ワラキア「今から皆さんを元の世界に戻しますが、何か言いたい事とかありますか?」
ネギ「待ってください」
連「何だ?」
剣豪「どうした?」
ネギが何か言いたい事がありそうだ、何なんだ・・・?
ネギ「皆さん、お願いします」
剣豪「?」
3-A全員「剣豪さん、ありがとうございました!!!」
剣豪「み、皆・・・」
3-A全生徒が僕にお礼を言ってくれた。何と言うか・・・良いものだな・・・
ファイゼル「ほう、良い子達だな」
ナガレ「何だか、拙者達と似ているな」
シノブ「ああ、剣豪さんは幸せ者だな」
葵「そうですね」
連「ワラキア、後は任せた」
ワラキア「はい、では・・・」
ワラキアは空間を出した。そして、
ネギ「では皆さん、戻りましょうか」
3-A全員「はーい」
剣豪「皆、元気でな」
刹那「剣豪さんも、お元気で」
明日菜「またね」
あやか「また会いましょう」
木乃香「また会おうな」
真名「次に会った時は、手合わせ頼むよ」
楓「元気でやるでござるよ」
エヴァ「来るのを待っているぞ」
茶々丸「次来た時は、お茶をご馳走します」
ネギ「剣豪さん、お元気で」
3-A全員とネギは空間に入り、消えていった・・・

剣豪「さて、次は・・・」
ファイゼル「俺達だな」
ナガレ「剣豪殿、世話になったな」
シノブ「楽しかったよ」
剣豪「そうか、僕も楽しかったよ」
ナガレ「剣豪殿、一つ言いたい事が」
剣豪「何だ?」
シノブ「私達、もう会えなくなるんだ・・・」
剣豪「そうか、それもそうだな。そっちの世界、忙しいんだろ?」
ファイゼル「ああ、俺達がいなくなってから何か起こってるかもしれないからな」
ナガレ「すまない、本当なら剣豪殿の傍にいたかったのだが・・・」
剣豪「気にするな、そっちの事情だからな。頑張れよ」
シノブ「ありがとう」
ナガレ「感謝する」
ファイゼル「悪いな」
剣豪「そろそろ行ったらどうなんだ?」
ファイゼル「そうだな。じゃあな、剣豪」
ナガレ「さようなら」
シノブ「元気でな」
連「ワラキア、頼む」
ワラキア「分かりました」
ワラキアは空間を出した。そして、ファイゼル達は空間に入り、消えていった・・・

剣豪「葵、お前はどうするんだ?」
葵「そうですね・・・ここの世界で自分を鍛えます」
ワラキア「そうですか」
連「そいつは良い事だな」
漆黒「今戻ったぞ」
剣豪「漆黒、お前どこに行ってたんだ?姿が見えないと思ったら」
漆黒「学園の全体を見てきたんだよ」
連「どうだった?」
漆黒「施設は充実してるが、修復しないと使えない所もあったな」
ワラキア「そうですか、では後でやりましょうか」
葵「それでしたら私も手伝います」
漆黒「それは助かる」
僕は思った。この人達ならここの世界を上手くやっていける人達だと・・・

剣豪「そろそろ行くか」
漆黒「行くのか?」
剣豪「ああ、いつまでもここにいてもな」
連「そうか、お前とは短い付き合いだったな」
ワラキア「私もですね」
剣豪「ああ、強かったな。お前達は」
漆黒「自分で行けるのか?」
剣豪「それができるようになったんだ」
そう、あの戦いの後・・・空間転移ができるようになったのだ。
連「それは凄いな」
ワラキア「では私の力は要りませんね」
剣豪「そういう事だ」
葵「剣豪さん、また今度」
剣豪「ああ、しばらく自分の本来の世界にいるよ」
漆黒「分かった、しっかりやってこいよ」
連「また勝負しようぜ」
ワラキア「次に会った時は、1対1でやりましょう」
剣豪「分かった、楽しみにしてるよ」
僕は世界中の前に立った。
剣豪「また、会おうな」
漆黒「ああ、また会おう」
連「待ってるからな」
ワラキア「来たら歓迎しますよ」
葵「あっちの世界でも頑張ってください」
剣豪「ああ、では・・・」
僕は空間転移をして、現実の世界に戻った・・・

夜。場所、剣豪の家前。
剣豪「やっと戻ってきた」
今回は色々と疲れたな・・・
剣豪「さて、まずは休むか」
僕は家に入ろうとした。しかし、
剣豪「あの声・・・一体誰だったんだ・・・?」
あの時の声が、今も忘れていなかった・・・
剣豪「朝になったらもう1回あの世界に行くか。その前に・・・寝よう」
僕は家に入った。その後はベッドに入り、就寝した・・・

エピローグ ~完~
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最終章 この世の者として ~殺戮~
夜。場所、麻帆良学園世界樹前。
剣豪VSアクセラ
剣豪「いくぞ!」
アクセラ「参ります・・・」
僕は上手く飛びながら、アクセラに向かった。アクセラも同じように僕に向かった。
剣豪「おおーっ!」
アクセラ「はああーっ!」
激しく剣が重なり、音が鳴り響く・・・
剣豪「さすがだな・・・」
アクセラ「やりますね・・・」
剣豪「こうでないと面白くないな!」
アクセラ「そうですね、しばらく付き合ってもらいますよ」
そう言うと、僕とアクセラはしばらく剣の撃ち合いをした・・・
周りから見てみると、それは人ではなく・・・人を超えた戦いだった・・・

刹那「剣豪さん・・・」
木乃香「せっちゃん!」
明日菜「刹那さん!」
真名「刹那!」
連「おい、無事か?」
明日菜達が刹那の所に駆け寄ってきた。
刹那「皆さん、どうしてここに・・・?」
ワラキア「心配して来たんですよ」
エヴァ「全く、無茶をするな」
茶々丸「ご無事でよかったです」
楓「刹那、剣豪殿は?」
刹那「剣豪さんなら一人でアクセラと・・・」
連「一人でだと!?」
明日菜「無茶するわねー」
茶々丸「でも今は一人の方がいいと思います」
エヴァ「そうだな」
真名「同感だ」
ワラキア「私もそう思います」
木乃香「あのままでええん!?」
刹那「その方がいいですよ、お嬢様」
連「まあ、今は奴を信じるしかないか」
明日菜「そうね、剣豪さんを信じましょう」

全員が頷いた。剣豪を勝つ事を信じて・・・
剣豪「さて、そろそろ・・・」
アクセラ「ええ、本気でやりましょうか」
僕とアクセラは強く弾くと、お互いの距離を離した。そして、
剣豪「我流奥義、鳳凰竜焔斬!」
アクセラ「聖剣流奥義、覇王旋風斬!」
さっき刹那に使った奥義か、悪くない・・・
剣豪「いいのか?その奥義使って」
アクセラ「構いません、私が勝ちます」
剣豪「自信ありだな、だがな・・・こっちが勝つ!」
そう言うと僕は、左手から光を出した。
アクセラ「同時攻撃ですか!?」
剣豪「我流秘技、セイントアロー!」
僕は左手から光を繰り出し、アクセラに向かって撃った。光は矢となり、風と一体化した。
アクセラ「くっ、これは・・・!」
剣豪「もらったー!」
二つの攻撃がアクセラの奥義を押し、打ち消した。攻撃はそのままアクセラに当たった。
アクセラ「はっ・・・!」
アクセラは吹っ飛んだが、すぐに体勢を整えた。
剣豪「させるか!」
僕は急いでアクセラを追いかけた。隙をあたえると負ける可能性があるからだ・・・
アクセラ「しぶといですね・・・!」
剣豪「しぶとくて結構!」
僕は激しく攻撃し、アクセラを押した。アクセラはただ防御するしかなかった。
アクセラ「ふむ、ここは・・・」
剣豪「何だ?・・・おわっ!?」
突然アクセラから風が出て、僕は後ろに下がってしまった。
剣豪「しまった、くそっ!」
僕は急いでアクセラに向かった。だが、
アクセラ「聖剣流最終奥義、真・覇王滅殺斬!」
アクセラは奥義を放った。その時地面が割れて、地震が発生した。
剣豪「何だ、あの奥義は!?」
僕は動けなくなった。その時暗黒の波動に飲み込まれてしまった。
剣豪「うあーっ!!!」
僕は壁に当たり、崩れ落ちてしまった・・・
アクセラ「終わりにしましょう・・・」
まずい、アクセラはもう1回同じ奥義をやろうとしてる・・・回避方法は、あれしかないか・・・
剣豪「終わらせてたまるか・・・お前のせいで、どれだけの人が死んだと思ってるんだ・・・?」
アクセラ「そんなの気にしませんよ、我が野望のためですから」
剣豪「・・・全てが人間失格だな、お前は!」
アクセラ「黙っててください、貴方は今消えますから」
この方法に賭けるしかない・・・!
アクセラ「終わりです・・・聖剣流最終奥義、真・覇王滅殺斬!」
剣豪「うおおーっ!!!」
アクセラが奥義を使ったと同時に、僕は全速力でアクセラに向かった。
アクセラ「捨て身ですか、悪くありませんが・・・死にますよ?」
剣豪「死なない・・・待ってる人達がいるからな!」
僕は暗黒の波動を押したが、中々前に進めなかった。
剣豪「くそっ!ダメだったか・・・!」
アクセラ「そのまま闇と共に消えなさい!」
諦めかけようとした・・・その時、
剣豪「この感覚・・・何だ、剣が・・・」
突然剣が輝き始め、力が湧いてきた。
アクセラ「あれは・・・」
剣豪「我、全てを無に返す者・・・」
僕はその場に立ち止まり、そう言った。暗黒の波動は一瞬にして消えてしまった・・・
アクセラ「くっ、もう一度!」
剣豪「させません・・・」
僕はアクセラの背後に回り込んだ。
アクセラ「そんな・・・」
剣豪「終わりだ・・・蒼光流最終奥義、漆焔龍波!」
背後から奥義を使い、アクセラを吹っ飛ばした。
アクセラ「ここまで、ですね・・・」
アクセラは吹き飛び、世界樹に当たった。そして・・・消滅した・・・
僕は羽を背中にしまい、剣を戻した。
剣豪「勝った・・・これで、終わったんだな・・・」
僕はそう言うと、地面に倒れこんだ。
剣豪「はは、こういうのも・・・悪くないな・・・」
正直、もう戦えない。血が出て、気も無い・・・立てる力も無いから・・・
全員「剣豪さん!」
皆が僕の所に駆け寄ってきてくれた。
剣豪「皆・・・終わったぞ・・・」
刹那「剣豪さん、お疲れ様でした」
明日菜「頑張ったわねー」
木乃香「今治療するからな」
木乃香は僕の怪我を治し始めた。
エヴァ「よく勝てたな、あの状態で」
剣豪「最後は賭けで勝負したんだ」
茶々丸「剣豪さんは運がいいですからね」
楓「勘が鋭いようでござるな」
真名「剣豪を敵にしたら、かなり厄介になるな」
連「剣豪ー、生きてるかー?」
ワラキア「さぁ、漆黒さん」
連とワラキアが漆黒を肩に担いでこっちに来た。
剣豪「漆黒か・・・体はもう大丈夫なのか?」
漆黒「何とかな、それよりお前の方が大丈夫なのか?」
剣豪「見れば分かるだろ」
漆黒「それはそうだな、無理するなよ」
剣豪「分かってるよ」
漆黒「連、ワラキア。先に待っている皆に報告しに行くぞ」
連「了解」
ワラキア「分かりました」
漆黒と連とワラキアは報告しに皆のいる所に戻っていった。
剣豪「さて・・・木乃香さん、まだか?」
木乃香「もうええよ」
僕は立ち上がり、体を動かした。
剣豪「ありがとう、木乃香さん」
木乃香「気にせんでええよ」
刹那「剣豪さん、戻りますか?」
剣豪「ああ、戻るか。皆の所に」
明日菜「きっといいんちょ達が心配してるわ」
楓「風香殿と史伽殿もでござる」
真名「超に色々と報告しないとな・・・」
エヴァ「これからが大変だな・・・」
茶々丸「そうですね、皆さんに何て言えばいいのでしょうか?」
剣豪「簡単だ、それはだな・・・」
そう、それは・・・
剣豪「全員の力で勝った!だ」
そう言うと、僕達は皆のいる所に向かった・・・

最終章 ~終~
新世界の阻止の設定集です

登場人物

未来のネギま!世界の住人

七夜蓮 男。年齢は18歳。七夜の里の長。ワラキアと共に行動する事が多い青年。ナイフ使いで、意外と優しい面もある。

ワラキア 男。年齢は不明。謎の多い男。連と行動する事が多いが、何故共に行動しているのかは不明。武器は素手と剣。

シオン 女。年齢は28歳。ワラキアの元で働いている。経験豊富で、戦闘は結構強い。武器は剣。

トレイズ 男。年齢は15歳。ワラキアの元で働いてる。ワラキアからは将来継ぐ事になっている。戦闘は普通だが、鍛えれば強くなる少年。武器は剣。

キャッスルファンタジアの世界の住人

ファイゼル 男。年齢は18歳。ナガレとシノブが好きな人。傭兵で、ある国の長。武器は大剣。

ナガレ 女。年齢は17歳。ファイゼルの元で働いてる傭兵。ござる口調が特徴の女剣士。

シノブ 女。年齢は17歳。ファイゼルの元で成り行きで働いてる。隠密行動が得意な忍者。

The Wars of Roses 3の世界の住人

アクセラ 女。年齢は23歳。元の名前は和平。妙な事から未来のネギま!の世界を奪おうと企んだ今回の張本人。強さは全くの不明。

如月由奈 女。年齢は20歳。初期の名前はユナ。十夜の妹。何人者かの男を騙した、通称「魔性の女」。現在は結婚しているが、今でも他の男と遊んでいる、人間失格の女。

柊月十夜 男。年齢は22歳。元の名前は朝霧十夜。由奈の兄。現在は結婚している、だが他の女と遊んでいる可能性があるという情報が・・・

紅月啓太 男。年齢は15歳。元の名前は彼方。由奈と仲が良い少年。若き英雄として有名だが、それは噂だけだった。由奈と夜を一緒に過ごした事がある、ある意味やばい男。

陰 エナ・レリス 月雪姫 レーナ 桜火紅麗 レ・バンナ ヤイバ ニント
和平の部下、強い人と弱い人に分かれてる。

朝霧夜一 朝霧白夜 朝霧夜々 朝霧零夜
十夜と由奈の部下。由奈が遊んだ男の名前でもある。

紅月蒼桜 紅月蒼夜 紅月龍神
啓太の部下。信頼は強く、固い絆で結ばれてる。

死亡者

斉藤奏 斉藤麗 斉藤蛍 斉藤千鶴子 如月由奈 柊月十夜 紅月啓太 陰 エナ・レリス 月雪姫 レーナ 桜火紅麗 レ・バンナ ヤイバ ニント 朝霧夜一 朝霧白夜 朝霧夜々 朝霧零夜 紅月蒼桜 紅月蒼夜 紅月龍神 シオン トレイズ

ちなみに、The Wars of Roses 3の世界の住人は世の中に存在します。そこの所は了承してください。
第二十五章 地上戦と空中戦 ~空~
夜。場所、麻帆良学園世界樹前。
剣豪・桜咲刹那VSアクセラ・如月由奈
剣豪「刹那さん、アクセラは任せたぞ」
刹那「分かりました」
アクセラ「由奈、剣豪を頼みます」
由奈「分かったわ!」
僕と由奈は空中で、刹那とアクセラは地上で戦う事になった。

剣豪「よくも皆を・・・お前は許さないぞ」
由奈「あら、貴方も私と一緒に・・・ア・ソ・ボ」
剣豪「・・・気持ち悪いからさっさと終わらせるぞ」
由奈「え~、それってさっき漆黒って人に言われたよ~」
剣豪「なっ!?」
墓穴だった。僕って漆黒と同レベルなのか・・・?
由奈「今だ!」
剣豪「おっと!」
由奈が攻撃をしてきて、僕はすぐに防御した。
剣豪「僕はそう簡単には倒されないぞ?」
由奈「好きだよ、そういう人!」

刹那「・・・」
アクセラ「おや、攻撃しないのですか?」
刹那「・・・」
刹那は一歩も動かなかった。様子を見ているようだが・・・
アクセラ「来ないのなら、こちらからいきますよ」
アクセラは刹那に向かって、攻撃した。
刹那「神鳴流秘剣、百花繚乱!」
刹那は奥義を放ち、アクセラに攻撃した。
アクセラ「うわっ!」
アクセラは防御しきれず、少し吹っ飛んだ。
刹那「この力・・・いける・・・!」
アクセラ「今の力・・・この私が、押された・・・?」
刹那は驚き、アクセラは呆然としていた。力の差が分かったからだ・・・

剣豪「空中戦初めてだから、上手く飛べないな」
由奈「ほらほら!どんどんいくよ!!」
由奈は速攻で僕を攻撃してきた。
剣豪「くそっ、ならば!」
僕は由奈の攻撃を避け、右方向に行って由奈に突っ込んだ。
由奈「えっ!?」
剣豪「もらったー!」
由奈は慌ててたので、防御できなかった。
剣豪「我流奥義・・・蒼焔龍斬!」
僕は奥義を放ち、由奈に当てた。
由奈「きゃあーっ!!」
由奈は叫びながら地面に落ちていった。
剣豪「勝ったか!?」
そう思った、その時。
由奈「負けるわけには、いかないんですよー!」
剣豪「な、何!?」
由奈が急上昇してきた。血を流しながら・・・
剣豪「決める・・・おおーっ!」
僕は急降下し、由奈に向かっていった。
由奈「はああーっ!!!」
剣豪「おおーっ!!!」
お互い剣が重なり、そして・・・
剣豪「決まったな・・・」
由奈「アクセラ様、ごめんなさい・・・」
由奈はそのまま急降下し、地面に落ちた。
剣豪「勝てた・・・そうだ!急いで刹那さんの所に行かないと!」
僕は急いで刹那の所に向かった・・・

刹那「神鳴流奥義、百列桜華斬!」
アクセラ「奥義、魔剣斬り!」
お互いの奥義が重なり、互角の勝負になっていた。だが、刹那がアクセラを押している・・・
刹那「よし!」
アクセラ「くっ、このままでは・・・由奈!」
剣豪「由奈って、こいつの事か?」
アクセラ「由奈・・・そんな馬鹿な事が・・・」
僕はゆっくりと地面に降りて、由奈をアクセラに向かって投げた。
刹那「剣豪さん、勝ったんですか?」
剣豪「ああ、危なかったけどな」
刹那「そうなんですか?」
剣豪「上手く飛べなかったんだよ!初めてだったんだから」
刹那「す、すみません・・・」
剣豪「いや、悪かった」
空中戦は初めてだったので仕方ないが、今のは僕が悪いな・・・
アクセラ「由奈・・・ご苦労様でした、後は任せてください」
剣豪、刹那「!」
アクセラは由奈に剣を刺し、刺された由奈を持ち上げた。
剣豪「お前、何をやってるんだ!」
アクセラ「フッ、ハッハッハッハ・・・!」
刹那「剣豪さん!様子が変です!」
突然アクセラは笑い出した。その様子は、何かが狂ったかのように・・・
アクセラ「アーッハッハッハッハッハ!」
剣豪「くそっ!何だあの気は・・・!」
アクセラの周りには、漆黒より多い暗黒の気が出ていた。
刹那「これでは近づけない・・・!」
アクセラ「アーッハッハッハッハッハ・・・ハァ・・・」
剣豪「何だ?」
アクセラは笑うのをやめて、地面に倒れこんだ。
刹那「どうしたのでしょうか?」
剣豪「油断するな、何か来るはずだ・・・」
その時、それは来た・・・
剣豪「あ、あれは・・・!?」
刹那「そんな・・・!」
アクセラの背中から、何と羽が出てきたのだ。それは、刹那と同じ羽の色だった・・・
アクセラ「聖なる者、ここに参上・・・」
剣豪「聖なる者、か・・・刹那さん」
刹那「分かっています」
そう言うと、刹那は背中から羽を出した。羽を持つ者が、三人・・・僕は蒼い羽、刹那とアクセラは白き羽で・・・
剣豪「刹那さん、やるぞ!相手は一人だ!」
刹那「はい!!」
アクセラ「さて、参りましょうか・・・」
僕と刹那はアクセラに向かって攻撃したが、アクセラは簡単に防御してしまった。
剣豪、刹那「なっ!?」
アクセラ「甘すぎます、はあっ!!」
アクセラは攻撃したが、僕と刹那は防御した。しかし、
剣豪「うあっ!?」
刹那「くっ!」
軽やかな攻撃で僕と刹那は吹っ飛んでしまった。重さはそんなに無かったはず・・・
剣豪「刹那さん、大丈夫か?」
刹那「はい、しかし今のは一体・・・」
アクセラ「考えてる暇はありませんよ」
剣豪、刹那「!」
さっきのアクセラより動きが速くなってる。ここは・・・
剣豪「刹那さん!一旦離れるぞ!」
刹那「は、はい!」
僕と刹那はアクセラとの距離を離した。だが、
アクセラ「逃げても無駄です」
すぐに追いつかれた。厄介すぎるな・・・!
刹那「剣豪さん、下がってください」
剣豪「何故だ!?今一人になったら刹那さんは・・・」
刹那「安心してください、一発入れたら下がりますので」
剣豪「え?」
刹那は僕を突き飛ばし、一人でアクセラと戦う事にした。
剣豪「刹那さん!!」
刹那「神鳴流決戦奥義、真・雷光剣!」
アクセラ「聖剣流奥義、覇王旋風剣!」
お互いが奥義を放ち、互角になった。押した方の勝ちになる・・・
アクセラ「去りなさい、今なら見逃してあげます」
刹那「去りません・・・私が勝ちます!」
アクセラ「威勢が良いのは褒めてあげましょう、でも・・・貴方の負けです」
アクセラは体を前に押し始め、刹那に勝とうとした。
刹那「くっ・・・剣豪さん、後は任せました・・・」
剣豪「刹那さん!」
刹那は力尽き、吹き飛ばされた。地面に落ちる寸前で、僕は受け止めた。
剣豪「危ないな・・・」
刹那「剣豪さん、ありがとうございます・・・」
剣豪「謝るな、これで回復しろ」
僕は刹那にキスし、優しく地面に寝かせた。
刹那「あ・・・」
剣豪「じゃあ、任されたぜ」
刹那「剣豪さん!」
刹那が僕を呼び止めた。
剣豪「何だ?」
刹那「その・・・色々と、ありがとうございます・・・」
剣豪「気にするな、そこで待ってろよ」
刹那「はい、お気をつけて・・・」
僕は刹那の無事を確認すると、アクセラの所に向かった。
アクセラ「一人で大丈夫ですか?」
剣豪「ああ、ようやく一騎打ちができるんだ」
アクセラ「そうですね、勝っても負けても怨みはなしですよ」
剣豪「言うじゃないか、じゃあ・・・始めるか」
一騎打ちの本当の最終決戦が、始まる・・・

第二十五章 ~終~
第二十四章 謎の声 ~心中~
???
剣豪「うっ、ここは・・・?」
僕はしばらく気を失っていたので、起きてみた。だがそこは・・・
剣豪「何だ、真っ暗じゃないか」
周りは暗黒で包まれ、どこを見ても闇だった。
剣豪「参ったな、ここはどこなんだ?」
???「ここは貴方の心の中です」
剣豪「ん?今声が・・・」
どこからか声がしたので、周りを見てみた。すると、
剣豪「貴方は誰だ?」
???「今は名前を言いたくありません」
声から判断すると、女性の声だった。だが何故・・・
剣豪「そうか、今貴方の心の中って言ったが・・・つまりここは僕の心の中って事なのか?」
???「はい、そうです」
これは驚いた。まさかこのような事が起こるとは・・・いや、ちょっと待て。
剣豪「あれ、もしかして・・・僕、死んでるの?」
???「はい、死んでいますよ」
剣豪「はあっ!?」
いきなり死んだと言われて驚くのは当然だが、いつ死んだんだ・・・?
???「貴方が死んだのは、和平・・・いえ、今はアクセラの一撃で死にました」
剣豪「待て、今僕の心読まなかったか?」
???「ここは貴方の心の中なので、貴方の心は読めるんですよ」
そうだった・・・迂闊だったな。
剣豪「隠し事無理って事か」
???「ええ、そうです。正直に話した方が身のためですよ」
思いっきり不利だな、仕方ない・・・
剣豪「そういえば、今どうなってるんだ?」
???「見せてあげましょうか?」
剣豪「見せてくれ、頼む」
その人は魔法で外の世界を見せた。皆が心配だ・・・

夕方。場所、麻帆良学園世界樹前。
アクセラ「由奈、あの力を使ってください」
由奈「分かったわ!」
漆黒「何をする気だ?」
俺は決めようとしたが、嫌な予感がした。
由奈「はああーっ!!!」
由奈は叫ぶと、背中から何と羽を出したのだ。
漆黒「なっ・・・反則だろ!」
由奈「反則じゃないよ!」
アクセラ「十夜のおかげですよ、これは」
どういう力なんだ、あれは・・・
アクセラ「由奈、今のうちに空へ!」
由奈「はい!」
漆黒「しまった!」
俺が油断している隙に、由奈は空へと飛んでしまった。対空戦は不得意なんだよ・・・
アクセラ「隙ありです!」
由奈「はいーっ!」
漆黒「くそがーっ!」
俺は地上と空中からの攻撃を何とか防御した。このままだとやられるな・・・

刹那「お嬢様、剣豪さんの様子は?」
木乃香「ちょっとずつ回復してるけど・・・まだ無理やな・・・」
明日菜「そう・・・」
エヴァ「いつになったらこいつは起きるんだ?」
茶々丸「まだ分かりません・・・」
楓「ゆっくり待つでござるよ」
真名「そうだな、冷静さが欠けたら命取りになる」
連「こいつ、本当に起きるのか?」
ワラキア「今は待つしかありませんね・・・」
刹那達は剣豪が起きるのを待っていた・・・

剣豪「・・・」
色々とまずいな、これは・・・何で漆黒は僕の剣で戦ってるんだ?
???「さて、貴方に質問です」
剣豪「質問?」
???「貴方は皆さんを助けたいですか?」
剣豪「!」
これはチャンスなのか?何か意味があるはず・・・
???「どうなのです?」
剣豪「・・・助けたい、皆を」
???「正直に言いましたね。では、生き返らせてあげましょう」
剣豪「そんな事できるのか!?」
???「ええ。では、早速」
その人は光を出した。
剣豪「ちょっと待った!貴方はどこにいるんだ?」
???「いずれ会えます、ではまた・・・」
剣豪「待ってくれ!」
その人は消え、僕は光に包まれた・・・

剣豪「・・・!」
刹那「剣豪さん!」
木乃香「皆!剣豪さんが起きたえ!」
明日菜「剣豪さん!良かった・・・」
エヴァ「心配したんだぞ・・・」
茶々丸「傷は大丈夫ですか?」
楓「どこか痛むでござるか?」
真名「立てるか?」
真名が剣豪に手を差し伸べた。だが、
剣豪「!」
真名「何!?」
エヴァ「剣豪!?」
連「暴走か!?」
ワラキア「何故こんな時に・・・!」
剣豪は立ち上がり、刹那を殴ろうとした。
明日菜「刹那さん!」
楓「刹那!」
木乃香「せっちゃん!」
刹那「くっ・・・!」
だが、剣豪は刹那を殴らなかった・・・
刹那「え・・・?剣豪さん・・・?」
剣豪「・・・なーんてな」
茶々丸「剣豪さん・・・?」
剣豪「待たせたな、もう大丈夫だ」
全員「剣豪さん!」
皆が僕に駆け寄ってきた。無理も無いか、待たせたんだから・・・
剣豪「待ってくれ、今の状況を教えてくれ」
茶々丸「今は漆黒さん一人で戦っています」
剣豪「一人で!?連とワラキアは何で戦ってないんだ!?」
連「漆黒の奴が一人でやるって言ったからだ」
ワラキア「一人では無理だって言ったのに、聞いてくれなくて・・・」
真名「その後はずっと一人で戦っていたぞ」
剣豪「無茶しすぎだ・・・それより、僕の武器は?」
楓「それなら漆黒殿が使ってるでござる」
剣豪「今どこにいる?」
エヴァ「あそこだ」
エヴァが指差した方向を見てみると・・・
剣豪「暗黒の鬼神かよ、やってくれるな・・・」
明日菜「剣豪さん、知ってたの?」
剣豪「予想はしていた、だが使い方が間違ってる」
木乃香「剣豪さん、今からどうするん?」
剣豪「そうだな・・・刹那さん、戦えるか?」
刹那「はい、戦えます」
剣豪「よし、僕と一緒に戦うぞ」
全員「ええっ!?」
全員驚いた。考えてみれば無傷に近いのは刹那だったからだ。
連「おい!貴様達だけでは無理があるぞ!」
ワラキア「そうですよ、ここは私達も・・・」
剣豪「木乃香さん、二人をよく治療してくれ」
木乃香「分かった」
剣豪「それと・・・治療してくれて、ありがとう」
僕は木乃香の頬にキスをした。
木乃香「や~ん、恥ずかしいわ~」
明日菜「ちょ・・・」
エヴァ「何をやっとる、貴様!」
刹那「お、お嬢様に何て事を・・・!」
剣豪「楓さん、真名さん、連とワラキアを捕まえててくれ」
真名「分かった」
楓「承知」
連「待て!剣豪!」
ワラキア「仕方ありませんね・・・」
連とワラキアは楓と真名に捕まって、動けなくなった。
剣豪「後は任せたぞ」
明日菜「分かったわ」
エヴァ「分かった」
茶々丸「分かりました」
木乃香「分かった、二人とも気をつけてな」
刹那「では、参ります!」
剣豪「いってくる!」
僕と刹那は漆黒の所に向かった。

アクセラ「よく頑張りましたね、でももう無理ですね」
由奈「あの世にいってね!」
漆黒「くそっ・・・勝てないのか・・・?」
俺は倒れていた。もう戦う気力が無いんだ・・・
アクセラ「では、死になさい・・・」
漆黒「仕方ない、このままあの世に・・・」
そう思った・・・その時、
剣豪「待ちな」
刹那「待ってください」
アクセラ「あ、貴方達は・・・?」
由奈「何で生きてるの!?」
アクセラが漆黒に剣を振ろうとした時、間一髪で間に合った。
漆黒「剣豪、お前・・・」
剣豪「漆黒、お疲れ。後は任せろ・・・それと、剣は返してもらうぞ」
僕は漆黒が使っていた僕の剣を返してもらった。
刹那「剣豪さん、どうするんですか?」
剣豪「僕は由奈とやるから、アクセラとやってくれ」
刹那「分かりました」
漆黒「おい、剣豪」
剣豪「何だ?」
漆黒「本当に後は任せていいのか?」
剣豪「・・・あのな、お前その体で戦えるのか?」
漆黒の体は血だらけで、立てるのに一苦労だった。
刹那「漆黒さんは休んでてください」
漆黒「分かったよ、後は任せたぞ」
漆黒はゆっくりと明日菜達の所に向かった。
アクセラ「ようやく、ですか?」
剣豪「いや、まだだ」
由奈「え?」
まだ一つ、やってなかった事があったんだよな・・・
剣豪「刹那さん、ちょっとこっちに来てくれないか?」
刹那「は、はぁ・・・」
僕は刹那を呼び、近づけさせた。そして、
剣豪「刹那、好きだよ」
刹那「え・・・んっ!」
僕は刹那にキスした。
アクセラ「なっ・・・!?」
由奈「きゃー!大胆ー!」
刹那「け、剣豪さん!?」
剣豪「すまない、刹那さん。力を与えたんだ」
刹那「力を、ですか?」
剣豪「ああ、その力ならアクセラと同じ強さで戦えるぞ」
刹那「そのためにキスをしたんですか?」
剣豪「そうだ、ごめん・・・」
刹那「謝らなくていいですよ、それで力が手に入ったのですから。ありがとうございます」
刹那は頭を下げてお礼を言った。何かぎこちないな・・・
剣豪「頭上げてくれ。それと、お前達は何のんびりしてるんだ?」
アクセラ「はっ、つい・・・」
由奈「ラブラブだったからね~」
こいつらやる気あるのか・・・?
剣豪「刹那、頼りにしてるぞ」
刹那「はい!」
僕は剣を抜き、構えると・・・
剣豪「聖龍刀・・・僕に力を・・・」
突然僕の背中から羽が出てきた。それは、蒼い羽だった・・・
刹那「剣豪さん、その羽は・・・!?」
アクセラ「羽、ですか・・・」
由奈「私の真似しないでよー!」
剣豪「これが本当の聖龍刀の使い方だ」
漆黒は暗黒、僕は蒼・・・考えれば簡単な事だ。それぞれの属性で違っていたからだ。
剣豪「刹那、いくぞ!」
刹那「はい!」
アクセラ「由奈、いきますよ!」
由奈「了解!」
2対2、それは最高のタッグマッチだった・・・
いつの間にか、空は闇になっていた・・・

第二十四章 ~終~
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