ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
第十三章 最強の三人 ~連携~
朝。場所、七夜の里外。
剣豪「朝か・・・」
僕はあの後ずっと外で見張りをしていた。結果、何も起こらなかった・・・
剣豪「無事に見張りは終わった。戻るか」
連の家に戻ろうとした、その時だった。
???「お待ちなさい!」
剣豪「!」
僕はすぐに後ろを振り向きました。そこにいたのは、男性二人と女性一人でした。
剣豪「貴方達は・・・?」
???「貴方の命を奪いに来ました」
???「覚悟しろよ」
???「大人しくしろよ」
その人達は剣を抜き、構えました。
剣豪「仕方ないな・・・」
僕は剣を抜き、構えました。
朝。場所、七夜の家リビング。
蓮「朝か・・・」
俺は起き上がった。剣豪が見張りに行ってくれたおかげで夜中は何も起こらなかった。だが、
連「何だ?外から音が・・・」
外から剣が交える音がした。その時、
剣豪「うわあーっ!」
連「この声は・・・!」
俺は剣豪の声が聴こえたので、急いで外に出た。
朝。場所、七夜の里外。
連「剣豪!」
俺は剣豪の所に向かった。だが、
剣豪「連・・・何で来た・・・?」
???「貴方が連ですか?」
連「ああ、そうだが・・・」
???「探す手間が省けたぜ!」
???「大人しくしていろ、こいつと同じ目に合わないためにな」
連「何を言って・・・!」
俺は剣豪を見て驚いた。
連「剣豪!その傷は・・・」
剣豪「ああ、油断した・・・」
剣豪は傷付いていた。だが相手は無傷だった・・・
連「おい、剣豪に何した・・・?」
???「何って、命を奪いに来たんですよ」
???「貴様もな、七夜連」
連「何故俺の名前を?」
???「調査済みなんだ、お前達の事は」
連「なるほど・・・剣豪、まだ戦えるか?」
剣豪「ああ・・・」
連「そうか、立てるか?」
剣豪「一応な・・・」
そう言うと、剣豪は立ち上がった。
???「皆さん、構えてください」
???「言われなくても」
???「やってやるさ」
3人は構えた。女は後衛に、男二人は前衛に出てきた。
連「構えろ、同時に仕掛けるぞ」
剣豪「分かった」
俺と剣豪は構えた。だがその時、
???「そうでした、一つ言い忘れてた事が」
剣豪「何だ?」
???「後ろを見ろ」
連「後ろだと・・・?」
???「人質だ」
俺と剣豪は後ろを見た。そこには・・・
???「剣豪さん!」
???「助けてくださいです!」
???「助けてー!」
剣豪「連!あれは・・・」
連「ああ、彼女達だ・・・」
空に牢屋みたいな物があり、中には・・・宮崎のどか、綾瀬夕映、早乙女ハルナが入っていた。
???「私達に攻撃したら、彼女達を始末しますよ?」
連「くっ・・・」
剣豪「卑怯だぞ!」
???「卑怯で結構」
???「さっさと倒れろよ」
連「おい、どうするんだ?」
剣豪「耐えるしかないだろ・・・」
連「分かったよ・・・」
俺と剣豪は防御体勢になった。剣豪の言うとおりだ、下手に手を出すと3人の命が・・・
???「自己紹介がまだでしたね、私は桜火紅麗」
???「俺はレ・バンナだ」
???「俺はヤイバだ」
剣豪「そうか・・・」
連「・・・」
紅麗「では、参ります!」
始まった。レ・バンナは俺に、ヤイバは剣豪に向かって走り出した。
剣豪「連!攻撃するなよ、耐えるんだ!」
連「分かっている!」
俺と剣豪は二手に別れた。効率がいいからだ。
レ・バンナ「喰らえー!」
レ・バンナは俺に攻撃を仕掛けてきた。攻撃は隙があり、すぐに防御できた。
連「攻撃が遅すぎる」
一方、剣豪は・・・
ヤイバ「はあーっ!」
剣豪「くっ、こいつ・・・!」
ヤイバの攻撃が速いせいか、剣豪が押さえれてる。まずいな・・・
レ・バンナ「味方を見ている余裕は無いぞ!」
連「くっ!」
こいつの言うとおりだ、今は自分を守るしかないんだ・・・
紅麗「ふふっ、予想通り苦戦してますね」
???「ええ、貴方達の卑怯なやり方でね」
紅麗「ええ、卑怯なやり方で・・・!誰ですか!?」
何処からか声がした。その時、
???「今、助けますよ」
のどか「え?」
夕映「何ですか、今の声は?」
ハルナ「今、助けますよって・・・聴こえたような・・・」
???「はっ!」
突然牢屋が壊れ、閉じ込められていた3人は外に解放された。
紅麗「あ、貴方は・・・!」
紅麗は動揺し始めた。
???「大丈夫ですか?」
のどか「は、はい・・・」
夕映「あ、貴方は・・・?」
???「私の名前はワラキア」
ハルナ「ワラキア?どこかで聞いたような・・・」
ワラキア「詳しい事は後です、貴方達は下がってください」
のどか「で、でも・・・」
夕映「一人では危険です」
ハルナ「そうだよ!私達も戦うわよ!」
ワラキア「ダメです!下がっていてください!」
のどか、夕映、ハルナ「!」
紅麗「いけない・・・レ・バンナ!ヤイバ!下がりなさい!」
レ・バンナ、ヤイバ「了解!」
レ・バンナとヤイバは紅麗の所に戻った。
ワラキア「連」
連「ワラキアか、ようやく会えたな」
ワラキア「ええ、貴方が剣豪さんですか?」
剣豪「ああ、そうだが・・・」
ワラキア「私はワラキア。会えて光栄です」
剣豪「話は後にしてくれ。二人とも、いけるか?」
連「ああ」
ワラキア「貴方が良ければ」
剣豪「よし、じゃあ・・・」
3人は一斉に構えた。その時、
???「剣豪さーん!」
剣豪「この声・・・奏!?」
後ろを振り向いた。そこには奏達がいた。どうやら気付いたみたいだ・・・
刹那「剣豪さん!それに・・・皆さんも!」
のどか「刹那さん!」
夕映「ご無事でしたか」
ハルナ「刹那さんがいるという事は・・・木乃香は?」
刹那「残念ながら、お嬢様はいません・・・」
麗「いたのは、私達だけさ」
蛍「けー兄、その人達は・・・?」
剣豪「安心しろ、味方だ」
千鶴子「味方にしては、かっこいい人だね!」
ワラキア「これはどうも」
剣豪「お前達は下がっているんだ」
連「ここは俺達に任せろ」
ワラキア「さぁ、早く!」
全員「はい!」
皆は後ろに下がった。これでやれる・・・
紅麗「ふふっ、すぐに終わらせてあげますよ?」
剣豪「寝言は寝て言え。一瞬で終わらせてやる」
連「ワラキア、剣豪に合わせてやるぞ」
ワラキア「分かりました」
お互い構えた。勝負は一瞬・・・
紅麗、レ・バンナ、ヤイバ「水神衝撃波!」
相手3人は水の斬撃破を繰り出してきた。
剣豪「風神斬!」
連「一閃の風神!」
ワラキア「不知火の一閃!」
俺と剣豪は風を、ワラキアは火を繰り出した。
剣豪「貫けー!」
紅麗「これは・・・!」
結果、俺達の攻撃は相手の攻撃をかき消し、相手に命中した。
紅麗「こんな、所で・・・」
レ・バンナ「くそがっ・・・」
ヤイバ「強い・・・」
相手3人は倒れ、そのまま死んでしまった・・・
剣豪「・・・何なんだ、今のは」
連「俺達の連携だな」
ワラキア「ええ。我々は最強の三人、ですね」
剣豪「最強の三人、か・・・悪くないな」
連「おい、もう終わったぞ」
皆は後ろから出てきた。
奏「お兄ちゃん、怪我は・・・?」
剣豪「怪我はしてない」
麗「そう、良かった・・・」
蛍「二人はー?」
連「大丈夫だ」
ワラキア「怪我はありませんよ」
千鶴子「良かった!」
刹那「それで、これからどうするんですか?」
ワラキア「そうですね・・・連、貴方は私と来てください」
連「ああ、構わないが・・・」
剣豪「ちょっと待て」
ワラキア「何ですか?」
剣豪がワラキアを止めた。何か問題でもあったのか?
のどか「剣豪さん?どうしたんですか?」
剣豪「今二人がいなくなったら、道案内はどうなるんだ?」
夕映「あ・・・」
ハルナ「そういえば・・・二人がいなくなったら、私達迷う事になるじゃん」
ワラキア「それなら問題ありません、ここから出て真っ直ぐ行けばいいのですから」
剣豪「本当か?」
ワラキア「はい」
連「ワラキアを信じろ」
剣豪「分かった。皆、それでいいか?」
全員「はい」
ワラキア「さて、行きましょうか」
連「ああ、剣豪。またま・・・」
剣豪「ああ、気をつけろよ」
ワラキアは空間を出して、俺とワラキアは別の場所に向かった。
剣豪「さて、皆。行くぞ!」
全員「はい!」
剣豪達は里から出て、道を真っ直ぐ歩き始めた・・・
第十三章 ~終~
朝。場所、七夜の里外。
剣豪「朝か・・・」
僕はあの後ずっと外で見張りをしていた。結果、何も起こらなかった・・・
剣豪「無事に見張りは終わった。戻るか」
連の家に戻ろうとした、その時だった。
???「お待ちなさい!」
剣豪「!」
僕はすぐに後ろを振り向きました。そこにいたのは、男性二人と女性一人でした。
剣豪「貴方達は・・・?」
???「貴方の命を奪いに来ました」
???「覚悟しろよ」
???「大人しくしろよ」
その人達は剣を抜き、構えました。
剣豪「仕方ないな・・・」
僕は剣を抜き、構えました。
朝。場所、七夜の家リビング。
蓮「朝か・・・」
俺は起き上がった。剣豪が見張りに行ってくれたおかげで夜中は何も起こらなかった。だが、
連「何だ?外から音が・・・」
外から剣が交える音がした。その時、
剣豪「うわあーっ!」
連「この声は・・・!」
俺は剣豪の声が聴こえたので、急いで外に出た。
朝。場所、七夜の里外。
連「剣豪!」
俺は剣豪の所に向かった。だが、
剣豪「連・・・何で来た・・・?」
???「貴方が連ですか?」
連「ああ、そうだが・・・」
???「探す手間が省けたぜ!」
???「大人しくしていろ、こいつと同じ目に合わないためにな」
連「何を言って・・・!」
俺は剣豪を見て驚いた。
連「剣豪!その傷は・・・」
剣豪「ああ、油断した・・・」
剣豪は傷付いていた。だが相手は無傷だった・・・
連「おい、剣豪に何した・・・?」
???「何って、命を奪いに来たんですよ」
???「貴様もな、七夜連」
連「何故俺の名前を?」
???「調査済みなんだ、お前達の事は」
連「なるほど・・・剣豪、まだ戦えるか?」
剣豪「ああ・・・」
連「そうか、立てるか?」
剣豪「一応な・・・」
そう言うと、剣豪は立ち上がった。
???「皆さん、構えてください」
???「言われなくても」
???「やってやるさ」
3人は構えた。女は後衛に、男二人は前衛に出てきた。
連「構えろ、同時に仕掛けるぞ」
剣豪「分かった」
俺と剣豪は構えた。だがその時、
???「そうでした、一つ言い忘れてた事が」
剣豪「何だ?」
???「後ろを見ろ」
連「後ろだと・・・?」
???「人質だ」
俺と剣豪は後ろを見た。そこには・・・
???「剣豪さん!」
???「助けてくださいです!」
???「助けてー!」
剣豪「連!あれは・・・」
連「ああ、彼女達だ・・・」
空に牢屋みたいな物があり、中には・・・宮崎のどか、綾瀬夕映、早乙女ハルナが入っていた。
???「私達に攻撃したら、彼女達を始末しますよ?」
連「くっ・・・」
剣豪「卑怯だぞ!」
???「卑怯で結構」
???「さっさと倒れろよ」
連「おい、どうするんだ?」
剣豪「耐えるしかないだろ・・・」
連「分かったよ・・・」
俺と剣豪は防御体勢になった。剣豪の言うとおりだ、下手に手を出すと3人の命が・・・
???「自己紹介がまだでしたね、私は桜火紅麗」
???「俺はレ・バンナだ」
???「俺はヤイバだ」
剣豪「そうか・・・」
連「・・・」
紅麗「では、参ります!」
始まった。レ・バンナは俺に、ヤイバは剣豪に向かって走り出した。
剣豪「連!攻撃するなよ、耐えるんだ!」
連「分かっている!」
俺と剣豪は二手に別れた。効率がいいからだ。
レ・バンナ「喰らえー!」
レ・バンナは俺に攻撃を仕掛けてきた。攻撃は隙があり、すぐに防御できた。
連「攻撃が遅すぎる」
一方、剣豪は・・・
ヤイバ「はあーっ!」
剣豪「くっ、こいつ・・・!」
ヤイバの攻撃が速いせいか、剣豪が押さえれてる。まずいな・・・
レ・バンナ「味方を見ている余裕は無いぞ!」
連「くっ!」
こいつの言うとおりだ、今は自分を守るしかないんだ・・・
紅麗「ふふっ、予想通り苦戦してますね」
???「ええ、貴方達の卑怯なやり方でね」
紅麗「ええ、卑怯なやり方で・・・!誰ですか!?」
何処からか声がした。その時、
???「今、助けますよ」
のどか「え?」
夕映「何ですか、今の声は?」
ハルナ「今、助けますよって・・・聴こえたような・・・」
???「はっ!」
突然牢屋が壊れ、閉じ込められていた3人は外に解放された。
紅麗「あ、貴方は・・・!」
紅麗は動揺し始めた。
???「大丈夫ですか?」
のどか「は、はい・・・」
夕映「あ、貴方は・・・?」
???「私の名前はワラキア」
ハルナ「ワラキア?どこかで聞いたような・・・」
ワラキア「詳しい事は後です、貴方達は下がってください」
のどか「で、でも・・・」
夕映「一人では危険です」
ハルナ「そうだよ!私達も戦うわよ!」
ワラキア「ダメです!下がっていてください!」
のどか、夕映、ハルナ「!」
紅麗「いけない・・・レ・バンナ!ヤイバ!下がりなさい!」
レ・バンナ、ヤイバ「了解!」
レ・バンナとヤイバは紅麗の所に戻った。
ワラキア「連」
連「ワラキアか、ようやく会えたな」
ワラキア「ええ、貴方が剣豪さんですか?」
剣豪「ああ、そうだが・・・」
ワラキア「私はワラキア。会えて光栄です」
剣豪「話は後にしてくれ。二人とも、いけるか?」
連「ああ」
ワラキア「貴方が良ければ」
剣豪「よし、じゃあ・・・」
3人は一斉に構えた。その時、
???「剣豪さーん!」
剣豪「この声・・・奏!?」
後ろを振り向いた。そこには奏達がいた。どうやら気付いたみたいだ・・・
刹那「剣豪さん!それに・・・皆さんも!」
のどか「刹那さん!」
夕映「ご無事でしたか」
ハルナ「刹那さんがいるという事は・・・木乃香は?」
刹那「残念ながら、お嬢様はいません・・・」
麗「いたのは、私達だけさ」
蛍「けー兄、その人達は・・・?」
剣豪「安心しろ、味方だ」
千鶴子「味方にしては、かっこいい人だね!」
ワラキア「これはどうも」
剣豪「お前達は下がっているんだ」
連「ここは俺達に任せろ」
ワラキア「さぁ、早く!」
全員「はい!」
皆は後ろに下がった。これでやれる・・・
紅麗「ふふっ、すぐに終わらせてあげますよ?」
剣豪「寝言は寝て言え。一瞬で終わらせてやる」
連「ワラキア、剣豪に合わせてやるぞ」
ワラキア「分かりました」
お互い構えた。勝負は一瞬・・・
紅麗、レ・バンナ、ヤイバ「水神衝撃波!」
相手3人は水の斬撃破を繰り出してきた。
剣豪「風神斬!」
連「一閃の風神!」
ワラキア「不知火の一閃!」
俺と剣豪は風を、ワラキアは火を繰り出した。
剣豪「貫けー!」
紅麗「これは・・・!」
結果、俺達の攻撃は相手の攻撃をかき消し、相手に命中した。
紅麗「こんな、所で・・・」
レ・バンナ「くそがっ・・・」
ヤイバ「強い・・・」
相手3人は倒れ、そのまま死んでしまった・・・
剣豪「・・・何なんだ、今のは」
連「俺達の連携だな」
ワラキア「ええ。我々は最強の三人、ですね」
剣豪「最強の三人、か・・・悪くないな」
連「おい、もう終わったぞ」
皆は後ろから出てきた。
奏「お兄ちゃん、怪我は・・・?」
剣豪「怪我はしてない」
麗「そう、良かった・・・」
蛍「二人はー?」
連「大丈夫だ」
ワラキア「怪我はありませんよ」
千鶴子「良かった!」
刹那「それで、これからどうするんですか?」
ワラキア「そうですね・・・連、貴方は私と来てください」
連「ああ、構わないが・・・」
剣豪「ちょっと待て」
ワラキア「何ですか?」
剣豪がワラキアを止めた。何か問題でもあったのか?
のどか「剣豪さん?どうしたんですか?」
剣豪「今二人がいなくなったら、道案内はどうなるんだ?」
夕映「あ・・・」
ハルナ「そういえば・・・二人がいなくなったら、私達迷う事になるじゃん」
ワラキア「それなら問題ありません、ここから出て真っ直ぐ行けばいいのですから」
剣豪「本当か?」
ワラキア「はい」
連「ワラキアを信じろ」
剣豪「分かった。皆、それでいいか?」
全員「はい」
ワラキア「さて、行きましょうか」
連「ああ、剣豪。またま・・・」
剣豪「ああ、気をつけろよ」
ワラキアは空間を出して、俺とワラキアは別の場所に向かった。
剣豪「さて、皆。行くぞ!」
全員「はい!」
剣豪達は里から出て、道を真っ直ぐ歩き始めた・・・
第十三章 ~終~
PR
第十二章 壊滅の都市 ~幻影~
夜。場所、麻帆良学園内部。
ネギ「皆さん、今日はこの辺で休みましょう」
全員「はーい」
僕達はあの3人を倒した後、学園内を偵察しました。壊されている所はほとんどで、使える所は少なかったです。
古菲「超、ハカセ、何とかならないアルか?」
超「これは難しいネ・・・」
聡美「元に戻る方法が分かればいいのですが・・・」
超さんと葉加瀬さんに元の世界に戻る方法を調べてもらっているのですが・・・どうしようもありませんでした。
さよ「朝倉さん、何もありませんでしたね」
朝倉「そうだね・・・」
相坂さんと朝倉さんは周辺の事を調べてもらいましたが・・・手がかりはなしでした。
五月「皆さん、夕食の準備が整いました」
ネギ「分かりました。皆さん、一旦休憩して夕食にしましょう」
全員「はーい」
五月さんが夕食を作ってくれたので、僕達は一旦休憩することにしました。
古菲「ネギ坊主、これからどうするアルか?」
ネギ「戻る方法が分からないとすると・・・この辺の事もっと調べないといけませんね」
聡美「そうは言っても、ここの周辺は結構広いですよ~」
ネギ「そうですよね、はは・・・」
朝倉「ねぇ、ここの世界があの麻帆良学園だったら・・・あの世界樹は本物じゃないの?」
さよ「そう言われてみると・・・本物に見えますね」
ネギ「超さん、葉加瀬さん、あの樹の事調べてくれませんか?」
超「了解ネ」
聡美「分かりました」
五月「ネギ先生、あの樹が本物だったら・・・どうするんですか?」
ネギ「調べてみるしかありません・・・」
超「ネギ坊主!樹周辺に誰かいたネ!」
ネギ「何ですって!?」
聡美「モニターに出します!」
モニターに映し出された人は・・・
ネギ「あれって・・・零さん!?」
朝倉「それに他の人達って・・・」
さよ「確か・・・え~と・・・」
ネギ「武鍍さん、青崎社さんです。でも・・・」
古菲「あれは・・・誰アルか?」
超「分からないネ」
聡美「分かりません、あの人が指示を送ってるかと・・・」
ネギ「皆さんはここにいてください」
五月「ネギ先生、何処に行くんですか?」
僕は樹の方を見ました。
朝倉「ネギ君、一人で行く気?」
ネギ「はい」
さよ「ネギ先生、大丈夫なんですか?」
ネギ「分かりませんが、僕がいかないとダメな気がするんです」
超「ネギ坊主、一人では危険ネ」
古菲「私も行くアル」
ネギ「でも、良いんですか?」
五月「私達は後ろに隠れてますので」
朝倉「だから、ネギ君。安心していいよ」
さよ「私達は応援してますからね」
ネギ「分かりました。皆さん、無理はしないようにお願いします」
全員「はい!」
僕達は樹のある所に向かいしました。零さん達と話すために・・・
夜。場所、麻帆良学園世界樹前。
和平「では皆さんは自由に動いていいですよ」
全員「了解」
和平達が動こうとした、その時だった。
ネギ「待ってください!」
和平「誰です!?」
零「お前達は・・・!」
武鍍「何故ここに・・・」
社「何でいるんだ!?」
僕達は樹の所に着きました。
古菲「何してるアルか!?」
超「答えによては、容赦しないアルヨ」
和平「私達は・・・」
零「和平、黙ってろ」
武鍍「零・・・?」
零「どうやらこいつらは俺に話があるみたいだ」
社「やるのか?」
零「話次第だ」
零さんが前に出てきました・・・
さよ「零さん、何故このような事をしたんですか?」
零「決まっているだろ、お前達を監視していたんだ」
朝倉「監視って、見ていたことは報告していたの?」
零「ああ、報告したさ。全てをな」
五月「そんな事して、良かったんですか?」
零「ああ。良かったさ、任務だからな」
ネギ「零さん・・・」
零「何だ?止めるなら止めてみろよ。さぁ!」
ネギ「・・・!」
僕は零さんに向かって攻撃を仕掛けました。
零「くっ・・・!」
零さんは防御して、後ろに下がりました。
超「ネギ坊主・・・」
古菲「やるしかないアルネ・・・」
ネギ「ええ、皆さんは下がっていてください」
さよ「分かりました~」
朝倉「分かった」
五月「分かりました」
聡美「その前に一つ聞いてもいいでしょうか~?」
葉加瀬さんが奥の人に向かって言いました。
和平「何でしょうか?」
聡美「貴方のお名前と、この樹は世界樹かどうか教えてください~」
和平「これは失礼な事を。私は和平、この樹は世界樹ですよ」
聡美「和平さん、ですか~。この樹は世界樹でしたか~」
和平「ええ、何か問題でも?」
聡美「問題はありませんよ~、では」
さよさん、朝倉さん、葉加瀬さん、五月さんは、物影に隠れました。その時、
???「和平、お待ちを」
???「ここは私達がやります」
突然男の人一人と女の人一人が奥から現れました。
ネギ「貴方達は?」
???「俺は朝霧十夜だ」
???「私は朝霧沙夜です」
古菲「くっ・・・仲間アルか?」
十夜「そうだ、和平に手を出すな」
超「手を出すと言ったら、どうするネ?」
沙夜「貴方達を殺します」
ネギ「そうですか・・・遠慮はいらないんですね?」
十夜「ああ、だが・・・相手は俺達じゃない」
ネギ「どういう事ですか?」
沙夜「出てきてください」
突然奥から数人人が出てきました。
???「朝霧夜一だ」
???「朝霧白夜です」
???「朝霧夜々だ」
???「朝霧零夜だ」
十夜「まずはこいつらと戦え」
ネギ「くっ・・・卑怯ですよ!」
十夜「卑怯で悪かったな、やれ!」
夜一、白夜、夜々、零夜「了解!」
4人が一斉にこちらに向かってきました。
ネギ「皆さん、来ます!」
超「手加減なしネ」
古菲「本気でいくアルネ」
さよ「皆さん、頑張ってください~」
朝倉「頑張れー!」
聡美「頑張ってください~」
五月「頑張って・・・!」
僕達は一斉に向かっていきました・・・
第十二章 ~終~
夜。場所、麻帆良学園内部。
ネギ「皆さん、今日はこの辺で休みましょう」
全員「はーい」
僕達はあの3人を倒した後、学園内を偵察しました。壊されている所はほとんどで、使える所は少なかったです。
古菲「超、ハカセ、何とかならないアルか?」
超「これは難しいネ・・・」
聡美「元に戻る方法が分かればいいのですが・・・」
超さんと葉加瀬さんに元の世界に戻る方法を調べてもらっているのですが・・・どうしようもありませんでした。
さよ「朝倉さん、何もありませんでしたね」
朝倉「そうだね・・・」
相坂さんと朝倉さんは周辺の事を調べてもらいましたが・・・手がかりはなしでした。
五月「皆さん、夕食の準備が整いました」
ネギ「分かりました。皆さん、一旦休憩して夕食にしましょう」
全員「はーい」
五月さんが夕食を作ってくれたので、僕達は一旦休憩することにしました。
古菲「ネギ坊主、これからどうするアルか?」
ネギ「戻る方法が分からないとすると・・・この辺の事もっと調べないといけませんね」
聡美「そうは言っても、ここの周辺は結構広いですよ~」
ネギ「そうですよね、はは・・・」
朝倉「ねぇ、ここの世界があの麻帆良学園だったら・・・あの世界樹は本物じゃないの?」
さよ「そう言われてみると・・・本物に見えますね」
ネギ「超さん、葉加瀬さん、あの樹の事調べてくれませんか?」
超「了解ネ」
聡美「分かりました」
五月「ネギ先生、あの樹が本物だったら・・・どうするんですか?」
ネギ「調べてみるしかありません・・・」
超「ネギ坊主!樹周辺に誰かいたネ!」
ネギ「何ですって!?」
聡美「モニターに出します!」
モニターに映し出された人は・・・
ネギ「あれって・・・零さん!?」
朝倉「それに他の人達って・・・」
さよ「確か・・・え~と・・・」
ネギ「武鍍さん、青崎社さんです。でも・・・」
古菲「あれは・・・誰アルか?」
超「分からないネ」
聡美「分かりません、あの人が指示を送ってるかと・・・」
ネギ「皆さんはここにいてください」
五月「ネギ先生、何処に行くんですか?」
僕は樹の方を見ました。
朝倉「ネギ君、一人で行く気?」
ネギ「はい」
さよ「ネギ先生、大丈夫なんですか?」
ネギ「分かりませんが、僕がいかないとダメな気がするんです」
超「ネギ坊主、一人では危険ネ」
古菲「私も行くアル」
ネギ「でも、良いんですか?」
五月「私達は後ろに隠れてますので」
朝倉「だから、ネギ君。安心していいよ」
さよ「私達は応援してますからね」
ネギ「分かりました。皆さん、無理はしないようにお願いします」
全員「はい!」
僕達は樹のある所に向かいしました。零さん達と話すために・・・
夜。場所、麻帆良学園世界樹前。
和平「では皆さんは自由に動いていいですよ」
全員「了解」
和平達が動こうとした、その時だった。
ネギ「待ってください!」
和平「誰です!?」
零「お前達は・・・!」
武鍍「何故ここに・・・」
社「何でいるんだ!?」
僕達は樹の所に着きました。
古菲「何してるアルか!?」
超「答えによては、容赦しないアルヨ」
和平「私達は・・・」
零「和平、黙ってろ」
武鍍「零・・・?」
零「どうやらこいつらは俺に話があるみたいだ」
社「やるのか?」
零「話次第だ」
零さんが前に出てきました・・・
さよ「零さん、何故このような事をしたんですか?」
零「決まっているだろ、お前達を監視していたんだ」
朝倉「監視って、見ていたことは報告していたの?」
零「ああ、報告したさ。全てをな」
五月「そんな事して、良かったんですか?」
零「ああ。良かったさ、任務だからな」
ネギ「零さん・・・」
零「何だ?止めるなら止めてみろよ。さぁ!」
ネギ「・・・!」
僕は零さんに向かって攻撃を仕掛けました。
零「くっ・・・!」
零さんは防御して、後ろに下がりました。
超「ネギ坊主・・・」
古菲「やるしかないアルネ・・・」
ネギ「ええ、皆さんは下がっていてください」
さよ「分かりました~」
朝倉「分かった」
五月「分かりました」
聡美「その前に一つ聞いてもいいでしょうか~?」
葉加瀬さんが奥の人に向かって言いました。
和平「何でしょうか?」
聡美「貴方のお名前と、この樹は世界樹かどうか教えてください~」
和平「これは失礼な事を。私は和平、この樹は世界樹ですよ」
聡美「和平さん、ですか~。この樹は世界樹でしたか~」
和平「ええ、何か問題でも?」
聡美「問題はありませんよ~、では」
さよさん、朝倉さん、葉加瀬さん、五月さんは、物影に隠れました。その時、
???「和平、お待ちを」
???「ここは私達がやります」
突然男の人一人と女の人一人が奥から現れました。
ネギ「貴方達は?」
???「俺は朝霧十夜だ」
???「私は朝霧沙夜です」
古菲「くっ・・・仲間アルか?」
十夜「そうだ、和平に手を出すな」
超「手を出すと言ったら、どうするネ?」
沙夜「貴方達を殺します」
ネギ「そうですか・・・遠慮はいらないんですね?」
十夜「ああ、だが・・・相手は俺達じゃない」
ネギ「どういう事ですか?」
沙夜「出てきてください」
突然奥から数人人が出てきました。
???「朝霧夜一だ」
???「朝霧白夜です」
???「朝霧夜々だ」
???「朝霧零夜だ」
十夜「まずはこいつらと戦え」
ネギ「くっ・・・卑怯ですよ!」
十夜「卑怯で悪かったな、やれ!」
夜一、白夜、夜々、零夜「了解!」
4人が一斉にこちらに向かってきました。
ネギ「皆さん、来ます!」
超「手加減なしネ」
古菲「本気でいくアルネ」
さよ「皆さん、頑張ってください~」
朝倉「頑張れー!」
聡美「頑張ってください~」
五月「頑張って・・・!」
僕達は一斉に向かっていきました・・・
第十二章 ~終~
第十一章 他の世界の者達 ~陰陽~
夜。場所、街道沿い。
ファイゼル「よし、皆。今日はこの辺で休むぞ」
全員「はーい」
私達はファイゼルさんに道案内をさせてもらい、異変の元凶の所に向かっていました。今日はもう遅いので、野宿する事にしました。
葵「皆さん、大丈夫ですか?」
美砂「大丈夫だよ」
円「問題ないよ」
桜子「全然平気だよ」
風香「大丈夫だよ」
史伽「大丈夫です」
ファイゼル「二人とも、大丈夫か?」
ナガレ「大丈夫だ」
シノブ「問題ないよ」
葵「今日はここで野宿するんですか?」
ファイゼル「ああ、夜は遅いしな」
風香「こんな所で野宿するの!?」
史伽「怖いですー!」
怖がる皆さん。確かにそうです、闇の中で襲われたら終わりになってしまいますから・・・
ナガレ「落ち着け、拙者達がいる」
シノブ「だから安心してくれ」
美砂「それなら安心できるね」
円「そうよね、この人達が守ってくれるんだし」
桜子「それなら安心だねー!」
葵「見張りはどうするんですか?」
ファイゼル「俺がやる」
ナガレ「ファイゼル殿、よいのか?」
シノブ「無理はなさらない方が・・・」
ファイゼル「心配するな、お前達はあいつらの護衛をしてくれ」
ナガレ「分かった」
シノブ「承知」
私達は移動しました・・・
夜。街道沿い、野宿地点周辺。
葵「いいんですか?ファイゼルさんに任して」
ナガレ「心配ない、ファイゼル殿は強いからな」
シノブ「ファイゼル殿は国の英雄だから」
美砂「英雄って?」
円「もしかして・・・王なの?」
ナガレ「そうなるな」
桜子「そうなのー!?」
シノブ「ああ、若き英雄で王なんだ」
風香「王って事は・・・金持ちなの!?」
葵「王だからお金持ちだと思いますよ」
史伽「結婚すれば・・・贅沢になれるですー!」
美砂「そしたら私達・・・」
円「何でも手に入るって事・・・?」
桜子「皇女様になれるよー!」
何か凄い話になってますね・・・
ナガレ「いや、それは無理かと・・・」
葵「何故ですか?」
シノブ「ファイゼル殿には幼馴染がいるから・・・」
美砂「幼馴染って?」
ナガレ「まあ、結婚相手だな」
円「そうなの!?」
桜子「なんだー、残念」
風香「お金持ちになれると思ったのに・・・」
史伽「残念です・・・」
一言で鎮めるなんて・・・凄いです
シノブ「私はファイゼル殿の事、好きなんだ・・・」
ナガレ「拙者もな・・・」
葵「片思い、なんですか?」
シノブ「ああ・・・」
ナガレ「いざ言う時に、恥ずかしくなってな・・・」
美砂「でも私彼氏いるよ?」
シノブ「彼氏、とは?」
円「好きな人の事だよ」
ナガレ「何だと!?」
突然ナガレさんの顔が真っ赤に、気にしているのかな?
桜子「顔真っ赤だよー、大丈夫ー?」
ナガレ「あ・・・大丈夫だ、すまない」
風香「でも、幼馴染がいたなんてね・・・」
史伽「意外です・・・」
葵「そろそろ休みませんか?」
美砂「そうだね、私もうくたくたー・・・」
円「そうね、休もうよ」
桜子「賛成~」
風香「でも、大丈夫なのかな?」
史伽「お姉ちゃん、何がですか?」
風香「だってあの人、一人で見張ってるんだよ?怪我とか大丈夫かな・・・」
史伽「言われてみれば・・・心配です」
風香さんと史伽さんがファイゼルさんの事を心配していました。私は、
葵「それでしたら私が行ってきます。話したい事もありますし」
ナガレ「ならば拙者も行こう」
シノブ「私も行こう」
葵「分かりました、皆さんは先に休んでいてください」
全員「はーい」
私とナガレさんとシノブさんは皆さんを残し、ファイゼルさんの所に向かいました。
夜。場所、街道沿い。
ナガレ「ファイゼル殿」
ファイゼル「ん?どうしたんだ、3人揃って」
シノブ「葵殿が話したいことがあるそうだ」
ファイゼル「何?」
葵「すみません、永い話になりますが・・・いいでしょうか?」
ファイゼル「構わないが、何だ?」
葵「貴方達の世界について知りたいのです」
私は単刀直入で言いました。
ファイゼル「そうきたか・・・」
ナガレ「ファイゼル殿、ここは拙者が」
ファイゼル「いや、俺が説明する」
シノブ「大丈夫なのか?」
ファイゼル「大丈夫だ、任せろ」
ファイゼルさんは自分達の世界の事を話し始めました・・・
ファイゼル「俺達の世界の名前は・・・キャッスルファンタジアって言うんだ」
葵「キャッスルファンタジア、ですか?」
ナガレ「ああ、そこが拙者達の世界なんだ」
シノブ「戦争が多い世界なんだ・・・」
葵「キャッスルファンタジア、戦争が多い国、ですか・・・」
ファイゼル「一つ言っておくが、俺達の国の名前は・・・エレンシアだ」
葵「エレンシア、ですか?」
ナガレ「拙者達の国の名前、そして・・・世界を統一する国だ」
シノブ「簡単に言えば国のお偉いさんだ」
葵「そうでしたか・・・失礼しました」
ファイゼル「謝るな、話はそれだけか?」
葵「はい、ありがとうございました」
私はファイゼルさんにお辞儀をしました。
ファイゼル「おいおい、俺は大した話はしてないぞ」
葵「いえ、こちらとしては助かりましたから」
ナガレ「皆の所に戻った方がいいぞ」
葵「でも皆さんは・・・」
シノブ「心配するな、私達は強い」
葵「そうですか・・・では私はこれで。皆さん、無理はしないように」
ファイゼル「そっちも無理するなよ」
ナガレ「葵殿、ゆっくり休んだ方がいいぞ」
シノブ「明日から忙しくなるからな」
葵「分かりました」
私は皆さんがいる所に向かいました。
夜。場所、街道沿い、野宿地点周辺。
葵「皆さんは・・・」
全員「すぅ~・・・」
葵「寝ていますね」
私はファイゼルさんと話が終わった後皆さんの所に戻ってきました。既に皆さんは寝ていましたが。
葵「私も寝ますか・・・」
私は皆さんの傍で寝ました・・・
第十一章 ~終~
夜。場所、街道沿い。
ファイゼル「よし、皆。今日はこの辺で休むぞ」
全員「はーい」
私達はファイゼルさんに道案内をさせてもらい、異変の元凶の所に向かっていました。今日はもう遅いので、野宿する事にしました。
葵「皆さん、大丈夫ですか?」
美砂「大丈夫だよ」
円「問題ないよ」
桜子「全然平気だよ」
風香「大丈夫だよ」
史伽「大丈夫です」
ファイゼル「二人とも、大丈夫か?」
ナガレ「大丈夫だ」
シノブ「問題ないよ」
葵「今日はここで野宿するんですか?」
ファイゼル「ああ、夜は遅いしな」
風香「こんな所で野宿するの!?」
史伽「怖いですー!」
怖がる皆さん。確かにそうです、闇の中で襲われたら終わりになってしまいますから・・・
ナガレ「落ち着け、拙者達がいる」
シノブ「だから安心してくれ」
美砂「それなら安心できるね」
円「そうよね、この人達が守ってくれるんだし」
桜子「それなら安心だねー!」
葵「見張りはどうするんですか?」
ファイゼル「俺がやる」
ナガレ「ファイゼル殿、よいのか?」
シノブ「無理はなさらない方が・・・」
ファイゼル「心配するな、お前達はあいつらの護衛をしてくれ」
ナガレ「分かった」
シノブ「承知」
私達は移動しました・・・
夜。街道沿い、野宿地点周辺。
葵「いいんですか?ファイゼルさんに任して」
ナガレ「心配ない、ファイゼル殿は強いからな」
シノブ「ファイゼル殿は国の英雄だから」
美砂「英雄って?」
円「もしかして・・・王なの?」
ナガレ「そうなるな」
桜子「そうなのー!?」
シノブ「ああ、若き英雄で王なんだ」
風香「王って事は・・・金持ちなの!?」
葵「王だからお金持ちだと思いますよ」
史伽「結婚すれば・・・贅沢になれるですー!」
美砂「そしたら私達・・・」
円「何でも手に入るって事・・・?」
桜子「皇女様になれるよー!」
何か凄い話になってますね・・・
ナガレ「いや、それは無理かと・・・」
葵「何故ですか?」
シノブ「ファイゼル殿には幼馴染がいるから・・・」
美砂「幼馴染って?」
ナガレ「まあ、結婚相手だな」
円「そうなの!?」
桜子「なんだー、残念」
風香「お金持ちになれると思ったのに・・・」
史伽「残念です・・・」
一言で鎮めるなんて・・・凄いです
シノブ「私はファイゼル殿の事、好きなんだ・・・」
ナガレ「拙者もな・・・」
葵「片思い、なんですか?」
シノブ「ああ・・・」
ナガレ「いざ言う時に、恥ずかしくなってな・・・」
美砂「でも私彼氏いるよ?」
シノブ「彼氏、とは?」
円「好きな人の事だよ」
ナガレ「何だと!?」
突然ナガレさんの顔が真っ赤に、気にしているのかな?
桜子「顔真っ赤だよー、大丈夫ー?」
ナガレ「あ・・・大丈夫だ、すまない」
風香「でも、幼馴染がいたなんてね・・・」
史伽「意外です・・・」
葵「そろそろ休みませんか?」
美砂「そうだね、私もうくたくたー・・・」
円「そうね、休もうよ」
桜子「賛成~」
風香「でも、大丈夫なのかな?」
史伽「お姉ちゃん、何がですか?」
風香「だってあの人、一人で見張ってるんだよ?怪我とか大丈夫かな・・・」
史伽「言われてみれば・・・心配です」
風香さんと史伽さんがファイゼルさんの事を心配していました。私は、
葵「それでしたら私が行ってきます。話したい事もありますし」
ナガレ「ならば拙者も行こう」
シノブ「私も行こう」
葵「分かりました、皆さんは先に休んでいてください」
全員「はーい」
私とナガレさんとシノブさんは皆さんを残し、ファイゼルさんの所に向かいました。
夜。場所、街道沿い。
ナガレ「ファイゼル殿」
ファイゼル「ん?どうしたんだ、3人揃って」
シノブ「葵殿が話したいことがあるそうだ」
ファイゼル「何?」
葵「すみません、永い話になりますが・・・いいでしょうか?」
ファイゼル「構わないが、何だ?」
葵「貴方達の世界について知りたいのです」
私は単刀直入で言いました。
ファイゼル「そうきたか・・・」
ナガレ「ファイゼル殿、ここは拙者が」
ファイゼル「いや、俺が説明する」
シノブ「大丈夫なのか?」
ファイゼル「大丈夫だ、任せろ」
ファイゼルさんは自分達の世界の事を話し始めました・・・
ファイゼル「俺達の世界の名前は・・・キャッスルファンタジアって言うんだ」
葵「キャッスルファンタジア、ですか?」
ナガレ「ああ、そこが拙者達の世界なんだ」
シノブ「戦争が多い世界なんだ・・・」
葵「キャッスルファンタジア、戦争が多い国、ですか・・・」
ファイゼル「一つ言っておくが、俺達の国の名前は・・・エレンシアだ」
葵「エレンシア、ですか?」
ナガレ「拙者達の国の名前、そして・・・世界を統一する国だ」
シノブ「簡単に言えば国のお偉いさんだ」
葵「そうでしたか・・・失礼しました」
ファイゼル「謝るな、話はそれだけか?」
葵「はい、ありがとうございました」
私はファイゼルさんにお辞儀をしました。
ファイゼル「おいおい、俺は大した話はしてないぞ」
葵「いえ、こちらとしては助かりましたから」
ナガレ「皆の所に戻った方がいいぞ」
葵「でも皆さんは・・・」
シノブ「心配するな、私達は強い」
葵「そうですか・・・では私はこれで。皆さん、無理はしないように」
ファイゼル「そっちも無理するなよ」
ナガレ「葵殿、ゆっくり休んだ方がいいぞ」
シノブ「明日から忙しくなるからな」
葵「分かりました」
私は皆さんがいる所に向かいました。
夜。場所、街道沿い、野宿地点周辺。
葵「皆さんは・・・」
全員「すぅ~・・・」
葵「寝ていますね」
私はファイゼルさんと話が終わった後皆さんの所に戻ってきました。既に皆さんは寝ていましたが。
葵「私も寝ますか・・・」
私は皆さんの傍で寝ました・・・
第十一章 ~終~
第十章 偵察の殺し屋 ~反軍~
夜。場所、道沿い付近。
シオン「皆さん。今日はこの辺で休みましょう」
全員「了解」
私はワラキアさんの命令でこの人達を案内しています。夜で真っ暗なので、野宿をすることにしました。
零「・・・」
楓「零殿、どうしたでござるか?」
零「いや・・・」
真名「体調でも悪いのか?」
零「そういう事じゃない」
エヴァ「じゃあ何だ?」
茶々丸「マスター、誰か来ます」
エヴァ「何だと?」
シオン「奥から足音が・・・誰ですか!?」
奥から足音がしたので言ってみました。奥から現れたのは・・・
???「ここにいましたか、零」
???「探したぞ、零」
零「お、お前達は・・・!」
真名「何故ここに?」
そこに現れたのは、武鍍と青崎社でした・・・
武鍍「零、迎えに来ましたよ。私達と一緒に行きましょう」
エヴァ「何故貴様らと一緒に行かねばならんのだ?」
社「他の奴は黙ってろ、あの人が待ってるんだぞ」
楓「あの人とは一体・・・?」
シオン「嫌な予感がします・・・」
茶々丸「何故零さんを連れて行くんですか?」
社「それはだな・・・」
その時だった。
???「おやめなさい、二人とも」
社「その声は・・・」
武鍍「和平様」
零「和平・・・!」
空間から現れたのは、和平という人でした。どうやら武鍍と社は和平の事を知っているみたいなのですが・・・
和平「零を連れて行く理由は・・・零が私達の仲間だからです」
エヴァ「仲間だと!?」
楓「本当でござるか、零殿!?」
零「・・・」
真名「答えたらどうだ?」
零「・・・ああ、そうだ」
全員「!」
零の一言で全員が黙り込んでしまいました・・・
零「俺は和平の仲間、お前達の敵だ」
楓「零殿・・・」
シオン「裏切るんですか?」
零「裏切るの何も、俺は和平の配下なんだぞ?」
エヴァ「ふざけてるのか!貴様!!」
零「ふざけてなどいない」
茶々丸「マスター、落ち着いてください」
エヴァ「落ち着いていられるか!」
零「騒ぐな、殺すぞ」
真名「どうやら本気みたいだな」
零は剣を抜くと、構えてきました。
武鍍「零、やめなさい」
社「無駄な力使うな」
和平「二人の言うとおりです、ここは私に従ってください」
零「・・・分かった」
零は剣を戻しました。今やったら確実にやられてました・・・
和平「さて、私達はこれで・・・」
楓「零殿!」
零「・・・」
武鍍「行きましょう」
社「待て、何か来る」
シオン「この気配・・・まさか!」
突然空間から誰か出てきました。それは・・・
???「和平、見つけましたよ」
シオン「ワラキアさん!」
和平「ワラキア・・・まさかここで会うとは」
空間から現れたのは、ワラキアさんでした。しかし一緒にいたあの人が・・・
真名「ん?漆黒はどうした?」
ワラキア「あの人なら大丈夫です、ちょっとしたことをやってますから」
茶々丸「ちょっとしたこと、ですか?」
ワラキア「ええ、さて・・・」
ワラキアさんと和平が向き合う・・・凄い威圧感を感じました・・・
和平「さすがに、去った方がいいですね・・・」
武鍍「そうですね・・・」
社「そうだな、苦しくなってきた・・・」
零「行くか・・・」
和平達は苦しんでました。威圧感が凄すぎたからでしょうか・・・
和平「では皆さん、ごきげんよう」
ワラキア「次会った時は・・・殺し合いになるのですか?」
和平「なりますね、では・・・」
和平はそう言うと、空間を作り去っていった。
シオン「ワラキアさん・・・」
ワラキア「分かっています」
エヴァ「おい、これからどうするんだ?」
ワラキア「これまで通りシオンさんに着いて行ってください」
真名「それはいいんだが・・・」
ワラキア「どうかしましたか?」
茶々丸「長瀬さんが・・・」
楓「・・・」
ワラキア「そういう事でしたか・・・長瀬さん」
楓「何でござるか?」
ワラキア「戦えますか?」
楓「・・・あい、戦えるでござる」
ワラキア「そうですか・・・ではシオンさん、後は任せました」
シオン「了解」
ワラキアさんはそう言うと、空間を作り去りました。
シオン「皆さん、急ぎましょう。このままでは世界は和平のものになってしまいます」
全員「了解!」
私達は先を急ぐ事にしました。世界の平和のために・・・
夜。場所、???
和平「ようやく揃いましたね」
武鍍「ええ」
社「ああ」
零「・・・」
和平「零、どうかしましたか?」
零「いや、何でもない」
武鍍「期待してますよ」
社「思う存分やってくれ」
零「ああ、分かった」
闇の誓いをしていた、和平達であった・・・
第十章 ~終~
夜。場所、道沿い付近。
シオン「皆さん。今日はこの辺で休みましょう」
全員「了解」
私はワラキアさんの命令でこの人達を案内しています。夜で真っ暗なので、野宿をすることにしました。
零「・・・」
楓「零殿、どうしたでござるか?」
零「いや・・・」
真名「体調でも悪いのか?」
零「そういう事じゃない」
エヴァ「じゃあ何だ?」
茶々丸「マスター、誰か来ます」
エヴァ「何だと?」
シオン「奥から足音が・・・誰ですか!?」
奥から足音がしたので言ってみました。奥から現れたのは・・・
???「ここにいましたか、零」
???「探したぞ、零」
零「お、お前達は・・・!」
真名「何故ここに?」
そこに現れたのは、武鍍と青崎社でした・・・
武鍍「零、迎えに来ましたよ。私達と一緒に行きましょう」
エヴァ「何故貴様らと一緒に行かねばならんのだ?」
社「他の奴は黙ってろ、あの人が待ってるんだぞ」
楓「あの人とは一体・・・?」
シオン「嫌な予感がします・・・」
茶々丸「何故零さんを連れて行くんですか?」
社「それはだな・・・」
その時だった。
???「おやめなさい、二人とも」
社「その声は・・・」
武鍍「和平様」
零「和平・・・!」
空間から現れたのは、和平という人でした。どうやら武鍍と社は和平の事を知っているみたいなのですが・・・
和平「零を連れて行く理由は・・・零が私達の仲間だからです」
エヴァ「仲間だと!?」
楓「本当でござるか、零殿!?」
零「・・・」
真名「答えたらどうだ?」
零「・・・ああ、そうだ」
全員「!」
零の一言で全員が黙り込んでしまいました・・・
零「俺は和平の仲間、お前達の敵だ」
楓「零殿・・・」
シオン「裏切るんですか?」
零「裏切るの何も、俺は和平の配下なんだぞ?」
エヴァ「ふざけてるのか!貴様!!」
零「ふざけてなどいない」
茶々丸「マスター、落ち着いてください」
エヴァ「落ち着いていられるか!」
零「騒ぐな、殺すぞ」
真名「どうやら本気みたいだな」
零は剣を抜くと、構えてきました。
武鍍「零、やめなさい」
社「無駄な力使うな」
和平「二人の言うとおりです、ここは私に従ってください」
零「・・・分かった」
零は剣を戻しました。今やったら確実にやられてました・・・
和平「さて、私達はこれで・・・」
楓「零殿!」
零「・・・」
武鍍「行きましょう」
社「待て、何か来る」
シオン「この気配・・・まさか!」
突然空間から誰か出てきました。それは・・・
???「和平、見つけましたよ」
シオン「ワラキアさん!」
和平「ワラキア・・・まさかここで会うとは」
空間から現れたのは、ワラキアさんでした。しかし一緒にいたあの人が・・・
真名「ん?漆黒はどうした?」
ワラキア「あの人なら大丈夫です、ちょっとしたことをやってますから」
茶々丸「ちょっとしたこと、ですか?」
ワラキア「ええ、さて・・・」
ワラキアさんと和平が向き合う・・・凄い威圧感を感じました・・・
和平「さすがに、去った方がいいですね・・・」
武鍍「そうですね・・・」
社「そうだな、苦しくなってきた・・・」
零「行くか・・・」
和平達は苦しんでました。威圧感が凄すぎたからでしょうか・・・
和平「では皆さん、ごきげんよう」
ワラキア「次会った時は・・・殺し合いになるのですか?」
和平「なりますね、では・・・」
和平はそう言うと、空間を作り去っていった。
シオン「ワラキアさん・・・」
ワラキア「分かっています」
エヴァ「おい、これからどうするんだ?」
ワラキア「これまで通りシオンさんに着いて行ってください」
真名「それはいいんだが・・・」
ワラキア「どうかしましたか?」
茶々丸「長瀬さんが・・・」
楓「・・・」
ワラキア「そういう事でしたか・・・長瀬さん」
楓「何でござるか?」
ワラキア「戦えますか?」
楓「・・・あい、戦えるでござる」
ワラキア「そうですか・・・ではシオンさん、後は任せました」
シオン「了解」
ワラキアさんはそう言うと、空間を作り去りました。
シオン「皆さん、急ぎましょう。このままでは世界は和平のものになってしまいます」
全員「了解!」
私達は先を急ぐ事にしました。世界の平和のために・・・
夜。場所、???
和平「ようやく揃いましたね」
武鍍「ええ」
社「ああ」
零「・・・」
和平「零、どうかしましたか?」
零「いや、何でもない」
武鍍「期待してますよ」
社「思う存分やってくれ」
零「ああ、分かった」
闇の誓いをしていた、和平達であった・・・
第十章 ~終~
第九章 剣豪の過去 ~隊長~
夜。場所、森。
トレイズ「皆さん、今日はこの辺で野宿をしましょう」
裕奈「了解~」
アキラ「了解」
亜子「了解や」
まき絵「了解!」
あやか「野宿ですか、気が進みませんわね・・・」
明日菜「いいんちょ、我慢しなさい」
木乃香「せやで、まだここから出られてないやん」
あやか「・・・分かりましたわ」
私達はあの後森を歩いていたのですが、夜になったので野宿をすることにしました。
トレイズ「では私は見張りを・・・!」
亜子「トレイズさん、どうかしたん?」
トレイズ「静に!誰かいます・・・」
奥の方から物音がしました。誰かいるみたいです・・・
明日菜「え!?」
木乃香「誰かって、誰なん?」
トレイズ「呼びかけてみます・・・」
私は物音のする方に言いました。
トレイズ「そこにいるのは誰ですか!」
すると、そこから現れたのは・・・
???「あれ、明日菜達じゃん。やっほー」
明日菜「美空ちゃん!?」
裕奈、亜子「美空!?」
アキラ「何でここに・・・?」
美空「いやー、ここの森の中で迷っててさ。走り回ってたんだよ」
木乃香「それで、大丈夫なん?」
美空「大丈夫だったよ、全然平気」
まき絵「そう、よかったー」
トレイズ「・・・」
あやか「トレイズさん、どうかしたんですか?」
トレイズ「いえ、何でもありません」
私は思った。この森の中走り回って平気なのはおかしいと思った・・・けど、彼女の事を言う事を信じてみますか・・・
トレイズ「とりあえず、野宿の準備をしますよ」
全員「了解」
私達は野宿の準備をした・・・
20分後
トレイズ「準備完了ですね」
裕奈「そうだね」
亜子「これで大丈夫や」
アキラ「大丈夫じゃないよ・・・」
まき絵「どういう事?」
あやか「まだ何かいるかもしれない、という事ですわ」
明日菜「いいんちょの言う通りよ」
木乃香「せやな、ここは警戒した方がええな」
美空「そうだね、私の時は誰もいなかったけど・・・」
トレイズ「私が見張りをしますので、皆さんは休んでいてください」
全員「はーい」
私達は野宿を準備した周りで休みました。
あやか「トレイズさん、一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
トレイズ「何でしょうか?」
あやかさんが私に聞いてきました。
明日菜「どうしたの、いいんちょ?」
あやか「いえ、剣豪さんの事で聞きたいことが・・・」
トレイズ「剣豪さんの事、ですか?」
あやか「はい」
トレイズ「知ってますが、それが何か?」
木乃香「その・・・剣豪さんの事、話してくれへん?」
トレイズ「え?」
何で剣豪さんの事を?と、私は思いました・・・
裕奈「そうだよ、聞かせてよ」
亜子「ウチも聞きたい」
アキラ「私も・・・」
まき絵「私も!」
美空「私も聞きたいなー」
明日菜「こらこら、あんた達」
トレイズ「分かりました。できる範囲で話しましょう」
私は剣豪さんの事を話し始めました・・・
トレイズ「皆さん、ワラキアさんは知ってますよね?」
明日菜「ワラキアさんって、あの空間から出てきたあの人の事?」
トレイズ「ええ。ワラキアさんを作った人、分かりますか?」
全員「ええっ!?」
余計な一言を言ってしまいました。いきなりこんな事を言えば驚くはずです・・・
裕奈「ワラキアさんって、作られた人なの!?」
トレイズ「は、はい」
まき絵「誰が作ったの!?」
トレイズ「それは・・・剣豪さんです」
全員「・・・」
トレイズ「あれ、皆さん?」
全員「ええーっ!?」
皆さんが叫びました。無理はないでしょう、事実なのですから・・・
アキラ「どうやって作ったの・・・?」
トレイズ「剣豪さんの想像力ですね」
亜子「想像力って・・・そんな事可能なん?」
トレイズ「可能なんですよ、ここの世界なら・・・」
美空「そういえばここの世界の名前って何なの?」
トレイズ「WOR、ここの世界の名前です」
あやか「WOR、ですか?」
明日菜「それがここの世界の名前なの?」
トレイズ「はい、そうです」
木乃香「ここの世界作った人って分かるん?」
トレイズ「分かります、和平という人です」
裕奈「和平?」
まき絵「その人がここの世界の偉い人なの?」
トレイズ「はい、しかし和平はある人の命を狙ってるんです」
明日菜「誰を狙ってるの?」
美空「もしかして、私達とか?」
アキラ「それはないと思うよ」
トレイズ「貴方達は狙っていません」
亜子「じゃあ誰が狙われとるん?」
トレイズ「それは・・・剣豪さん、ワラキアさん、七夜蓮さんです」
その3人は、ここの世界の運命を握っていました・・・
あやか「剣豪さんが!?」
まき絵「ワラキアさんも狙われてるの!?」
木乃香「七夜蓮って、誰なん?」
トレイズ「七夜蓮さんはワラキアさんの知り合いです」
裕奈「剣豪さんは七夜蓮さんの事知らないの?」
トレイズ「知りませんね、二人は会った事ないのですから」
明日菜「そうなんだ・・・」
あやか「しかし、剣豪さんと七夜蓮さんが会ったら・・・どうなるんですか?」
トレイズ「二人は敵と認めて、やりあうでしょう」
アキラ「それまずいんじゃない?」
亜子「二人がやりあったら、どちらか倒れるん!?」
トレイズ「ええ、最終的には死ですね」
美空「死んだら、ここの世界どうなるの?」
トレイズ「貴方達は元の世界に戻れなくなります」
木乃香「それ嫌や!」
明日菜「そうね」
あやか「そうですわね」
トレイズ「だから私達がいるんです、3人を守るために」
裕奈「そうだったんだ・・・」
まき絵「大変だね・・・」
アキラ「うん・・・」
亜子「無理せんといて」
美空「心配しちゃうね」
全員黙り込んでしまった。話すタイミングを間違えましたね・・・
トレイズ「もう夜は遅いです。皆さん、休んでください」
全員「はーい」
皆さんは野宿の準備した所で寝始めました。
トレイズ「私だけで、守れるのでしょうか・・・」
私は不安でいっぱいでした。私一人でこの人達を守りきれるのかが・・・
トレイズ「今は見張りをしましょう」
私はこの人達を守るために見張りを始めました・・・
第九章 ~終~
夜。場所、森。
トレイズ「皆さん、今日はこの辺で野宿をしましょう」
裕奈「了解~」
アキラ「了解」
亜子「了解や」
まき絵「了解!」
あやか「野宿ですか、気が進みませんわね・・・」
明日菜「いいんちょ、我慢しなさい」
木乃香「せやで、まだここから出られてないやん」
あやか「・・・分かりましたわ」
私達はあの後森を歩いていたのですが、夜になったので野宿をすることにしました。
トレイズ「では私は見張りを・・・!」
亜子「トレイズさん、どうかしたん?」
トレイズ「静に!誰かいます・・・」
奥の方から物音がしました。誰かいるみたいです・・・
明日菜「え!?」
木乃香「誰かって、誰なん?」
トレイズ「呼びかけてみます・・・」
私は物音のする方に言いました。
トレイズ「そこにいるのは誰ですか!」
すると、そこから現れたのは・・・
???「あれ、明日菜達じゃん。やっほー」
明日菜「美空ちゃん!?」
裕奈、亜子「美空!?」
アキラ「何でここに・・・?」
美空「いやー、ここの森の中で迷っててさ。走り回ってたんだよ」
木乃香「それで、大丈夫なん?」
美空「大丈夫だったよ、全然平気」
まき絵「そう、よかったー」
トレイズ「・・・」
あやか「トレイズさん、どうかしたんですか?」
トレイズ「いえ、何でもありません」
私は思った。この森の中走り回って平気なのはおかしいと思った・・・けど、彼女の事を言う事を信じてみますか・・・
トレイズ「とりあえず、野宿の準備をしますよ」
全員「了解」
私達は野宿の準備をした・・・
20分後
トレイズ「準備完了ですね」
裕奈「そうだね」
亜子「これで大丈夫や」
アキラ「大丈夫じゃないよ・・・」
まき絵「どういう事?」
あやか「まだ何かいるかもしれない、という事ですわ」
明日菜「いいんちょの言う通りよ」
木乃香「せやな、ここは警戒した方がええな」
美空「そうだね、私の時は誰もいなかったけど・・・」
トレイズ「私が見張りをしますので、皆さんは休んでいてください」
全員「はーい」
私達は野宿を準備した周りで休みました。
あやか「トレイズさん、一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
トレイズ「何でしょうか?」
あやかさんが私に聞いてきました。
明日菜「どうしたの、いいんちょ?」
あやか「いえ、剣豪さんの事で聞きたいことが・・・」
トレイズ「剣豪さんの事、ですか?」
あやか「はい」
トレイズ「知ってますが、それが何か?」
木乃香「その・・・剣豪さんの事、話してくれへん?」
トレイズ「え?」
何で剣豪さんの事を?と、私は思いました・・・
裕奈「そうだよ、聞かせてよ」
亜子「ウチも聞きたい」
アキラ「私も・・・」
まき絵「私も!」
美空「私も聞きたいなー」
明日菜「こらこら、あんた達」
トレイズ「分かりました。できる範囲で話しましょう」
私は剣豪さんの事を話し始めました・・・
トレイズ「皆さん、ワラキアさんは知ってますよね?」
明日菜「ワラキアさんって、あの空間から出てきたあの人の事?」
トレイズ「ええ。ワラキアさんを作った人、分かりますか?」
全員「ええっ!?」
余計な一言を言ってしまいました。いきなりこんな事を言えば驚くはずです・・・
裕奈「ワラキアさんって、作られた人なの!?」
トレイズ「は、はい」
まき絵「誰が作ったの!?」
トレイズ「それは・・・剣豪さんです」
全員「・・・」
トレイズ「あれ、皆さん?」
全員「ええーっ!?」
皆さんが叫びました。無理はないでしょう、事実なのですから・・・
アキラ「どうやって作ったの・・・?」
トレイズ「剣豪さんの想像力ですね」
亜子「想像力って・・・そんな事可能なん?」
トレイズ「可能なんですよ、ここの世界なら・・・」
美空「そういえばここの世界の名前って何なの?」
トレイズ「WOR、ここの世界の名前です」
あやか「WOR、ですか?」
明日菜「それがここの世界の名前なの?」
トレイズ「はい、そうです」
木乃香「ここの世界作った人って分かるん?」
トレイズ「分かります、和平という人です」
裕奈「和平?」
まき絵「その人がここの世界の偉い人なの?」
トレイズ「はい、しかし和平はある人の命を狙ってるんです」
明日菜「誰を狙ってるの?」
美空「もしかして、私達とか?」
アキラ「それはないと思うよ」
トレイズ「貴方達は狙っていません」
亜子「じゃあ誰が狙われとるん?」
トレイズ「それは・・・剣豪さん、ワラキアさん、七夜蓮さんです」
その3人は、ここの世界の運命を握っていました・・・
あやか「剣豪さんが!?」
まき絵「ワラキアさんも狙われてるの!?」
木乃香「七夜蓮って、誰なん?」
トレイズ「七夜蓮さんはワラキアさんの知り合いです」
裕奈「剣豪さんは七夜蓮さんの事知らないの?」
トレイズ「知りませんね、二人は会った事ないのですから」
明日菜「そうなんだ・・・」
あやか「しかし、剣豪さんと七夜蓮さんが会ったら・・・どうなるんですか?」
トレイズ「二人は敵と認めて、やりあうでしょう」
アキラ「それまずいんじゃない?」
亜子「二人がやりあったら、どちらか倒れるん!?」
トレイズ「ええ、最終的には死ですね」
美空「死んだら、ここの世界どうなるの?」
トレイズ「貴方達は元の世界に戻れなくなります」
木乃香「それ嫌や!」
明日菜「そうね」
あやか「そうですわね」
トレイズ「だから私達がいるんです、3人を守るために」
裕奈「そうだったんだ・・・」
まき絵「大変だね・・・」
アキラ「うん・・・」
亜子「無理せんといて」
美空「心配しちゃうね」
全員黙り込んでしまった。話すタイミングを間違えましたね・・・
トレイズ「もう夜は遅いです。皆さん、休んでください」
全員「はーい」
皆さんは野宿の準備した所で寝始めました。
トレイズ「私だけで、守れるのでしょうか・・・」
私は不安でいっぱいでした。私一人でこの人達を守りきれるのかが・・・
トレイズ「今は見張りをしましょう」
私はこの人達を守るために見張りを始めました・・・
第九章 ~終~