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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第十一章 他の世界の者達 ~陰陽~
夜。場所、街道沿い。
ファイゼル「よし、皆。今日はこの辺で休むぞ」
全員「はーい」
私達はファイゼルさんに道案内をさせてもらい、異変の元凶の所に向かっていました。今日はもう遅いので、野宿する事にしました。
葵「皆さん、大丈夫ですか?」
美砂「大丈夫だよ」
円「問題ないよ」
桜子「全然平気だよ」
風香「大丈夫だよ」
史伽「大丈夫です」
ファイゼル「二人とも、大丈夫か?」
ナガレ「大丈夫だ」
シノブ「問題ないよ」
葵「今日はここで野宿するんですか?」
ファイゼル「ああ、夜は遅いしな」
風香「こんな所で野宿するの!?」
史伽「怖いですー!」
怖がる皆さん。確かにそうです、闇の中で襲われたら終わりになってしまいますから・・・
ナガレ「落ち着け、拙者達がいる」
シノブ「だから安心してくれ」
美砂「それなら安心できるね」
円「そうよね、この人達が守ってくれるんだし」
桜子「それなら安心だねー!」
葵「見張りはどうするんですか?」
ファイゼル「俺がやる」
ナガレ「ファイゼル殿、よいのか?」
シノブ「無理はなさらない方が・・・」
ファイゼル「心配するな、お前達はあいつらの護衛をしてくれ」
ナガレ「分かった」
シノブ「承知」
私達は移動しました・・・

夜。街道沿い、野宿地点周辺。
葵「いいんですか?ファイゼルさんに任して」
ナガレ「心配ない、ファイゼル殿は強いからな」
シノブ「ファイゼル殿は国の英雄だから」
美砂「英雄って?」
円「もしかして・・・王なの?」
ナガレ「そうなるな」
桜子「そうなのー!?」
シノブ「ああ、若き英雄で王なんだ」
風香「王って事は・・・金持ちなの!?」
葵「王だからお金持ちだと思いますよ」
史伽「結婚すれば・・・贅沢になれるですー!」
美砂「そしたら私達・・・」
円「何でも手に入るって事・・・?」
桜子「皇女様になれるよー!」
何か凄い話になってますね・・・
ナガレ「いや、それは無理かと・・・」
葵「何故ですか?」
シノブ「ファイゼル殿には幼馴染がいるから・・・」
美砂「幼馴染って?」
ナガレ「まあ、結婚相手だな」
円「そうなの!?」
桜子「なんだー、残念」
風香「お金持ちになれると思ったのに・・・」
史伽「残念です・・・」
一言で鎮めるなんて・・・凄いです
シノブ「私はファイゼル殿の事、好きなんだ・・・」
ナガレ「拙者もな・・・」
葵「片思い、なんですか?」
シノブ「ああ・・・」
ナガレ「いざ言う時に、恥ずかしくなってな・・・」
美砂「でも私彼氏いるよ?」
シノブ「彼氏、とは?」
円「好きな人の事だよ」
ナガレ「何だと!?」
突然ナガレさんの顔が真っ赤に、気にしているのかな?
桜子「顔真っ赤だよー、大丈夫ー?」
ナガレ「あ・・・大丈夫だ、すまない」
風香「でも、幼馴染がいたなんてね・・・」
史伽「意外です・・・」
葵「そろそろ休みませんか?」
美砂「そうだね、私もうくたくたー・・・」
円「そうね、休もうよ」
桜子「賛成~」
風香「でも、大丈夫なのかな?」
史伽「お姉ちゃん、何がですか?」
風香「だってあの人、一人で見張ってるんだよ?怪我とか大丈夫かな・・・」
史伽「言われてみれば・・・心配です」
風香さんと史伽さんがファイゼルさんの事を心配していました。私は、
葵「それでしたら私が行ってきます。話したい事もありますし」
ナガレ「ならば拙者も行こう」
シノブ「私も行こう」
葵「分かりました、皆さんは先に休んでいてください」
全員「はーい」
私とナガレさんとシノブさんは皆さんを残し、ファイゼルさんの所に向かいました。

夜。場所、街道沿い。
ナガレ「ファイゼル殿」
ファイゼル「ん?どうしたんだ、3人揃って」
シノブ「葵殿が話したいことがあるそうだ」
ファイゼル「何?」
葵「すみません、永い話になりますが・・・いいでしょうか?」
ファイゼル「構わないが、何だ?」
葵「貴方達の世界について知りたいのです」
私は単刀直入で言いました。
ファイゼル「そうきたか・・・」
ナガレ「ファイゼル殿、ここは拙者が」
ファイゼル「いや、俺が説明する」
シノブ「大丈夫なのか?」
ファイゼル「大丈夫だ、任せろ」
ファイゼルさんは自分達の世界の事を話し始めました・・・
ファイゼル「俺達の世界の名前は・・・キャッスルファンタジアって言うんだ」
葵「キャッスルファンタジア、ですか?」
ナガレ「ああ、そこが拙者達の世界なんだ」
シノブ「戦争が多い世界なんだ・・・」
葵「キャッスルファンタジア、戦争が多い国、ですか・・・」
ファイゼル「一つ言っておくが、俺達の国の名前は・・・エレンシアだ」
葵「エレンシア、ですか?」
ナガレ「拙者達の国の名前、そして・・・世界を統一する国だ」
シノブ「簡単に言えば国のお偉いさんだ」
葵「そうでしたか・・・失礼しました」
ファイゼル「謝るな、話はそれだけか?」
葵「はい、ありがとうございました」
私はファイゼルさんにお辞儀をしました。
ファイゼル「おいおい、俺は大した話はしてないぞ」
葵「いえ、こちらとしては助かりましたから」
ナガレ「皆の所に戻った方がいいぞ」
葵「でも皆さんは・・・」
シノブ「心配するな、私達は強い」
葵「そうですか・・・では私はこれで。皆さん、無理はしないように」
ファイゼル「そっちも無理するなよ」
ナガレ「葵殿、ゆっくり休んだ方がいいぞ」
シノブ「明日から忙しくなるからな」
葵「分かりました」
私は皆さんがいる所に向かいました。

夜。場所、街道沿い、野宿地点周辺。
葵「皆さんは・・・」
全員「すぅ~・・・」
葵「寝ていますね」
私はファイゼルさんと話が終わった後皆さんの所に戻ってきました。既に皆さんは寝ていましたが。
葵「私も寝ますか・・・」
私は皆さんの傍で寝ました・・・

第十一章 ~終~
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