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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第十三章 最強の三人 ~連携~
朝。場所、七夜の里外。
剣豪「朝か・・・」
僕はあの後ずっと外で見張りをしていた。結果、何も起こらなかった・・・
剣豪「無事に見張りは終わった。戻るか」
連の家に戻ろうとした、その時だった。
???「お待ちなさい!」
剣豪「!」
僕はすぐに後ろを振り向きました。そこにいたのは、男性二人と女性一人でした。
剣豪「貴方達は・・・?」
???「貴方の命を奪いに来ました」
???「覚悟しろよ」
???「大人しくしろよ」
その人達は剣を抜き、構えました。
剣豪「仕方ないな・・・」
僕は剣を抜き、構えました。

朝。場所、七夜の家リビング。
蓮「朝か・・・」
俺は起き上がった。剣豪が見張りに行ってくれたおかげで夜中は何も起こらなかった。だが、
連「何だ?外から音が・・・」
外から剣が交える音がした。その時、
剣豪「うわあーっ!」
連「この声は・・・!」
俺は剣豪の声が聴こえたので、急いで外に出た。

朝。場所、七夜の里外。
連「剣豪!」
俺は剣豪の所に向かった。だが、
剣豪「連・・・何で来た・・・?」
???「貴方が連ですか?」
連「ああ、そうだが・・・」
???「探す手間が省けたぜ!」
???「大人しくしていろ、こいつと同じ目に合わないためにな」
連「何を言って・・・!」
俺は剣豪を見て驚いた。
連「剣豪!その傷は・・・」
剣豪「ああ、油断した・・・」
剣豪は傷付いていた。だが相手は無傷だった・・・
連「おい、剣豪に何した・・・?」
???「何って、命を奪いに来たんですよ」
???「貴様もな、七夜連」
連「何故俺の名前を?」
???「調査済みなんだ、お前達の事は」
連「なるほど・・・剣豪、まだ戦えるか?」
剣豪「ああ・・・」
連「そうか、立てるか?」
剣豪「一応な・・・」
そう言うと、剣豪は立ち上がった。
???「皆さん、構えてください」
???「言われなくても」
???「やってやるさ」
3人は構えた。女は後衛に、男二人は前衛に出てきた。
連「構えろ、同時に仕掛けるぞ」
剣豪「分かった」
俺と剣豪は構えた。だがその時、
???「そうでした、一つ言い忘れてた事が」
剣豪「何だ?」
???「後ろを見ろ」
連「後ろだと・・・?」
???「人質だ」
俺と剣豪は後ろを見た。そこには・・・
???「剣豪さん!」
???「助けてくださいです!」
???「助けてー!」
剣豪「連!あれは・・・」
連「ああ、彼女達だ・・・」
空に牢屋みたいな物があり、中には・・・宮崎のどか、綾瀬夕映、早乙女ハルナが入っていた。
???「私達に攻撃したら、彼女達を始末しますよ?」
連「くっ・・・」
剣豪「卑怯だぞ!」
???「卑怯で結構」
???「さっさと倒れろよ」
連「おい、どうするんだ?」
剣豪「耐えるしかないだろ・・・」
連「分かったよ・・・」
俺と剣豪は防御体勢になった。剣豪の言うとおりだ、下手に手を出すと3人の命が・・・
???「自己紹介がまだでしたね、私は桜火紅麗」
???「俺はレ・バンナだ」
???「俺はヤイバだ」
剣豪「そうか・・・」
連「・・・」
紅麗「では、参ります!」
始まった。レ・バンナは俺に、ヤイバは剣豪に向かって走り出した。
剣豪「連!攻撃するなよ、耐えるんだ!」
連「分かっている!」
俺と剣豪は二手に別れた。効率がいいからだ。
レ・バンナ「喰らえー!」
レ・バンナは俺に攻撃を仕掛けてきた。攻撃は隙があり、すぐに防御できた。
連「攻撃が遅すぎる」
一方、剣豪は・・・
ヤイバ「はあーっ!」
剣豪「くっ、こいつ・・・!」
ヤイバの攻撃が速いせいか、剣豪が押さえれてる。まずいな・・・
レ・バンナ「味方を見ている余裕は無いぞ!」
連「くっ!」
こいつの言うとおりだ、今は自分を守るしかないんだ・・・
紅麗「ふふっ、予想通り苦戦してますね」
???「ええ、貴方達の卑怯なやり方でね」
紅麗「ええ、卑怯なやり方で・・・!誰ですか!?」
何処からか声がした。その時、
???「今、助けますよ」
のどか「え?」
夕映「何ですか、今の声は?」
ハルナ「今、助けますよって・・・聴こえたような・・・」
???「はっ!」
突然牢屋が壊れ、閉じ込められていた3人は外に解放された。
紅麗「あ、貴方は・・・!」
紅麗は動揺し始めた。
???「大丈夫ですか?」
のどか「は、はい・・・」
夕映「あ、貴方は・・・?」
???「私の名前はワラキア」
ハルナ「ワラキア?どこかで聞いたような・・・」
ワラキア「詳しい事は後です、貴方達は下がってください」
のどか「で、でも・・・」
夕映「一人では危険です」
ハルナ「そうだよ!私達も戦うわよ!」
ワラキア「ダメです!下がっていてください!」
のどか、夕映、ハルナ「!」
紅麗「いけない・・・レ・バンナ!ヤイバ!下がりなさい!」
レ・バンナ、ヤイバ「了解!」
レ・バンナとヤイバは紅麗の所に戻った。
ワラキア「連」
連「ワラキアか、ようやく会えたな」
ワラキア「ええ、貴方が剣豪さんですか?」
剣豪「ああ、そうだが・・・」
ワラキア「私はワラキア。会えて光栄です」
剣豪「話は後にしてくれ。二人とも、いけるか?」
連「ああ」
ワラキア「貴方が良ければ」
剣豪「よし、じゃあ・・・」
3人は一斉に構えた。その時、
???「剣豪さーん!」
剣豪「この声・・・奏!?」
後ろを振り向いた。そこには奏達がいた。どうやら気付いたみたいだ・・・
刹那「剣豪さん!それに・・・皆さんも!」
のどか「刹那さん!」
夕映「ご無事でしたか」
ハルナ「刹那さんがいるという事は・・・木乃香は?」
刹那「残念ながら、お嬢様はいません・・・」
麗「いたのは、私達だけさ」
蛍「けー兄、その人達は・・・?」
剣豪「安心しろ、味方だ」
千鶴子「味方にしては、かっこいい人だね!」
ワラキア「これはどうも」
剣豪「お前達は下がっているんだ」
連「ここは俺達に任せろ」
ワラキア「さぁ、早く!」
全員「はい!」
皆は後ろに下がった。これでやれる・・・
紅麗「ふふっ、すぐに終わらせてあげますよ?」
剣豪「寝言は寝て言え。一瞬で終わらせてやる」
連「ワラキア、剣豪に合わせてやるぞ」
ワラキア「分かりました」
お互い構えた。勝負は一瞬・・・
紅麗、レ・バンナ、ヤイバ「水神衝撃波!」
相手3人は水の斬撃破を繰り出してきた。
剣豪「風神斬!」
連「一閃の風神!」
ワラキア「不知火の一閃!」
俺と剣豪は風を、ワラキアは火を繰り出した。
剣豪「貫けー!」
紅麗「これは・・・!」
結果、俺達の攻撃は相手の攻撃をかき消し、相手に命中した。
紅麗「こんな、所で・・・」
レ・バンナ「くそがっ・・・」
ヤイバ「強い・・・」
相手3人は倒れ、そのまま死んでしまった・・・
剣豪「・・・何なんだ、今のは」
連「俺達の連携だな」
ワラキア「ええ。我々は最強の三人、ですね」
剣豪「最強の三人、か・・・悪くないな」
連「おい、もう終わったぞ」
皆は後ろから出てきた。
奏「お兄ちゃん、怪我は・・・?」
剣豪「怪我はしてない」
麗「そう、良かった・・・」
蛍「二人はー?」
連「大丈夫だ」
ワラキア「怪我はありませんよ」
千鶴子「良かった!」
刹那「それで、これからどうするんですか?」
ワラキア「そうですね・・・連、貴方は私と来てください」
連「ああ、構わないが・・・」
剣豪「ちょっと待て」
ワラキア「何ですか?」
剣豪がワラキアを止めた。何か問題でもあったのか?
のどか「剣豪さん?どうしたんですか?」
剣豪「今二人がいなくなったら、道案内はどうなるんだ?」
夕映「あ・・・」
ハルナ「そういえば・・・二人がいなくなったら、私達迷う事になるじゃん」
ワラキア「それなら問題ありません、ここから出て真っ直ぐ行けばいいのですから」
剣豪「本当か?」
ワラキア「はい」
連「ワラキアを信じろ」
剣豪「分かった。皆、それでいいか?」
全員「はい」
ワラキア「さて、行きましょうか」
連「ああ、剣豪。またま・・・」
剣豪「ああ、気をつけろよ」
ワラキアは空間を出して、俺とワラキアは別の場所に向かった。
剣豪「さて、皆。行くぞ!」
全員「はい!」
剣豪達は里から出て、道を真っ直ぐ歩き始めた・・・

第十三章 ~終~
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