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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第九章 剣豪の過去 ~隊長~
夜。場所、森。
トレイズ「皆さん、今日はこの辺で野宿をしましょう」
裕奈「了解~」
アキラ「了解」
亜子「了解や」
まき絵「了解!」
あやか「野宿ですか、気が進みませんわね・・・」
明日菜「いいんちょ、我慢しなさい」
木乃香「せやで、まだここから出られてないやん」
あやか「・・・分かりましたわ」
私達はあの後森を歩いていたのですが、夜になったので野宿をすることにしました。
トレイズ「では私は見張りを・・・!」
亜子「トレイズさん、どうかしたん?」
トレイズ「静に!誰かいます・・・」
奥の方から物音がしました。誰かいるみたいです・・・
明日菜「え!?」
木乃香「誰かって、誰なん?」
トレイズ「呼びかけてみます・・・」
私は物音のする方に言いました。
トレイズ「そこにいるのは誰ですか!」
すると、そこから現れたのは・・・
???「あれ、明日菜達じゃん。やっほー」
明日菜「美空ちゃん!?」
裕奈、亜子「美空!?」
アキラ「何でここに・・・?」
美空「いやー、ここの森の中で迷っててさ。走り回ってたんだよ」
木乃香「それで、大丈夫なん?」
美空「大丈夫だったよ、全然平気」
まき絵「そう、よかったー」
トレイズ「・・・」
あやか「トレイズさん、どうかしたんですか?」
トレイズ「いえ、何でもありません」
私は思った。この森の中走り回って平気なのはおかしいと思った・・・けど、彼女の事を言う事を信じてみますか・・・
トレイズ「とりあえず、野宿の準備をしますよ」
全員「了解」
私達は野宿の準備をした・・・
20分後
トレイズ「準備完了ですね」
裕奈「そうだね」
亜子「これで大丈夫や」
アキラ「大丈夫じゃないよ・・・」
まき絵「どういう事?」
あやか「まだ何かいるかもしれない、という事ですわ」
明日菜「いいんちょの言う通りよ」
木乃香「せやな、ここは警戒した方がええな」
美空「そうだね、私の時は誰もいなかったけど・・・」
トレイズ「私が見張りをしますので、皆さんは休んでいてください」
全員「はーい」
私達は野宿を準備した周りで休みました。
あやか「トレイズさん、一つ聞いてもよろしいでしょうか?」
トレイズ「何でしょうか?」
あやかさんが私に聞いてきました。
明日菜「どうしたの、いいんちょ?」
あやか「いえ、剣豪さんの事で聞きたいことが・・・」
トレイズ「剣豪さんの事、ですか?」
あやか「はい」
トレイズ「知ってますが、それが何か?」
木乃香「その・・・剣豪さんの事、話してくれへん?」
トレイズ「え?」
何で剣豪さんの事を?と、私は思いました・・・
裕奈「そうだよ、聞かせてよ」
亜子「ウチも聞きたい」
アキラ「私も・・・」
まき絵「私も!」
美空「私も聞きたいなー」
明日菜「こらこら、あんた達」
トレイズ「分かりました。できる範囲で話しましょう」
私は剣豪さんの事を話し始めました・・・
トレイズ「皆さん、ワラキアさんは知ってますよね?」
明日菜「ワラキアさんって、あの空間から出てきたあの人の事?」
トレイズ「ええ。ワラキアさんを作った人、分かりますか?」
全員「ええっ!?」
余計な一言を言ってしまいました。いきなりこんな事を言えば驚くはずです・・・
裕奈「ワラキアさんって、作られた人なの!?」
トレイズ「は、はい」
まき絵「誰が作ったの!?」
トレイズ「それは・・・剣豪さんです」
全員「・・・」
トレイズ「あれ、皆さん?」
全員「ええーっ!?」
皆さんが叫びました。無理はないでしょう、事実なのですから・・・
アキラ「どうやって作ったの・・・?」
トレイズ「剣豪さんの想像力ですね」
亜子「想像力って・・・そんな事可能なん?」
トレイズ「可能なんですよ、ここの世界なら・・・」
美空「そういえばここの世界の名前って何なの?」
トレイズ「WOR、ここの世界の名前です」
あやか「WOR、ですか?」
明日菜「それがここの世界の名前なの?」
トレイズ「はい、そうです」
木乃香「ここの世界作った人って分かるん?」
トレイズ「分かります、和平という人です」
裕奈「和平?」
まき絵「その人がここの世界の偉い人なの?」
トレイズ「はい、しかし和平はある人の命を狙ってるんです」
明日菜「誰を狙ってるの?」
美空「もしかして、私達とか?」
アキラ「それはないと思うよ」
トレイズ「貴方達は狙っていません」
亜子「じゃあ誰が狙われとるん?」
トレイズ「それは・・・剣豪さん、ワラキアさん、七夜蓮さんです」
その3人は、ここの世界の運命を握っていました・・・
あやか「剣豪さんが!?」
まき絵「ワラキアさんも狙われてるの!?」
木乃香「七夜蓮って、誰なん?」
トレイズ「七夜蓮さんはワラキアさんの知り合いです」
裕奈「剣豪さんは七夜蓮さんの事知らないの?」
トレイズ「知りませんね、二人は会った事ないのですから」
明日菜「そうなんだ・・・」
あやか「しかし、剣豪さんと七夜蓮さんが会ったら・・・どうなるんですか?」
トレイズ「二人は敵と認めて、やりあうでしょう」
アキラ「それまずいんじゃない?」
亜子「二人がやりあったら、どちらか倒れるん!?」
トレイズ「ええ、最終的には死ですね」
美空「死んだら、ここの世界どうなるの?」
トレイズ「貴方達は元の世界に戻れなくなります」
木乃香「それ嫌や!」
明日菜「そうね」
あやか「そうですわね」
トレイズ「だから私達がいるんです、3人を守るために」
裕奈「そうだったんだ・・・」
まき絵「大変だね・・・」
アキラ「うん・・・」
亜子「無理せんといて」
美空「心配しちゃうね」
全員黙り込んでしまった。話すタイミングを間違えましたね・・・
トレイズ「もう夜は遅いです。皆さん、休んでください」
全員「はーい」
皆さんは野宿の準備した所で寝始めました。
トレイズ「私だけで、守れるのでしょうか・・・」
私は不安でいっぱいでした。私一人でこの人達を守りきれるのかが・・・
トレイズ「今は見張りをしましょう」
私はこの人達を守るために見張りを始めました・・・

第九章 ~終~
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