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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第八章 導かれた者達 ~運命~
夜。場所、廃墟の城。
漆黒VSワラキア
漆黒「さて、どうやって戦えばいいのやら・・・」
俺はワラキアと戦っている。だがワラキアの戦闘力を見切ってないので戦い方が分からなかった・・・
ワラキア「どうしました?攻撃しないんですか?」
漆黒「黙ってろ、だったらそっちから攻撃しろよ」
ワラキア「分かりました、では遠慮なく」
そう言うとワラキアは走ってきた。だが、
漆黒「何だあの速さ・・・くそっ!」
ワラキアはマントを着ていたが、走ってる時地面にマントが着いてない状態で走っていた。
ワラキア「ははは!」
漆黒「くっ、野郎!」
俺はワラキアの攻撃を防御したが、ワラキアの攻撃は誰よりも速かった。そう、剣豪よりも・・・
ワラキア「貴方の実力はその程度ですか!」
漆黒「黙れ!」
俺はワラキアを弾き飛ばした。そして、
漆黒「さっさと片付けてやる・・・奥義!」
ワラキア「おや?あれは・・・」
俺はあの時の技をワラキアに仕掛けようとした。だが、
漆黒「朽ち果てろ・・・奥義、暗黒双龍波!」
俺は奥義を仕掛けた、しかし・・・
漆黒「ワラキアがいない!?」
目の前にいたワラキアがいなくなっていた。しかも奥義を仕掛けてるせいで体が動けなかった。その時、
ワラキア「甘いですね、貴方は・・・」
漆黒「がっ・・・」
ワラキアは俺の後ろに現れ、剣を俺に刺した。これで勝負は決まったと思った、だが、
漆黒「甘いのはお前だ、ワラキア」
ワラキア「何を言っているんです?勝負はもう決まったの当然・・・!」
漆黒「俺の体、動けないと思ったら大間違いだ・・・」
俺は左手でワラキアの刺した剣を抜き、回転して斬りつけた。
漆黒「はぁーっ!!」
ワラキア「まずいですね・・・」
ワラキアは後ろに下がった。その時、
漆黒「終わったな・・・」
ワラキア「何を言って・・・竜がこちらに!?」
奥義を仕掛けた竜がワラキアの方に向かっていた。そう、俺はあの竜の方向転換をできるようにしたんだ・・・
漆黒「いけぇーっ!」
ワラキア「防御しないと勝ち目がない・・・!」
ワラキアは防御した。だが竜はワラキアを包み込み、壁に向かっていった。そして、壁にあたった・・・
漆黒「あいつ・・・死んでないよな?」
俺は心配した。まともに喰らって壁にぶつかったからな、生きていればいいんだが・・・
ワラキア「危うく、やられるところでした・・・」
漆黒「!」
俺はすぐに後ろを振り向いた。そこにいたのは、血を流しているワラキアだった。
漆黒「お前、生きてたのか!?」
ワラキア「私が簡単にやられる人だと思っていたんですか?」
漆黒「思ってない」
ワラキア「それでいいのです、勝負は私の負けですね」
漆黒「そうみたいだな、勝った実感はしないが・・・」
勝ったのは俺だ。だが納得がいかなかった・・・
ワラキア「では約束通り、新たな力をあたえましょう」
漆黒「どんな力をあたえるんだ?」
ワラキア「今あたえます、耐えてくださいね・・・」
漆黒「耐える?どういう意味なん・・・!」
突然俺の体が力に満ちた。暴走寸前の状態だった・・・
漆黒「な、何だ・・・これは・・・!!」
ワラキア「その力に耐えてください。耐えた時、貴方は新たな力を得るでしょう」
漆黒「くそっ!無茶言うな!」
ワラキア「では、私は仕事があるので・・・」
ワラキアはそう言うと、姿を消した・・・
漆黒「耐えてやろうじゃないか・・・この力によ!」

夜。場所、七夜の家リビング。
剣豪「今戻った」
麗「戻ったよ」
僕と麗姉は七夜の家に戻った。雰囲気は変わってなかった・・・
連「遅かったな、どうして二人で行ったんだ?」
剣豪「いや、僕は一人になりたかったんだが・・・麗姉が来てな」
麗「それで二人で外にいたのさ」
奏「お兄ちゃん、大丈夫だったの?」
剣豪「ああ、大丈夫だ」
連「心配したぞ、もしもお前の身に何かあったらあいつに何て言えばいいのか・・・」
剣豪「あいつ?」
連「こっちの話だ、気にするな」
僕は連が言った事が気になった。連は僕を守ろうとしているのか、と・・・
蛍「二人で何話してたの~?」
剣豪「え?え~と・・・」
麗「そうだね・・・」
僕と麗姉は戸惑ってしまった。あの話言ったら騒ぎになると思ってた・・・
千鶴子「分かった!二人でラブラブしてたんでしょ!?」
剣豪、麗「なっ・・・!」
鋭い!今のは鋭すぎた、まずい・・・
千鶴「あらあら、二人とも顔が赤くなってますわ」
夏美「まさか、二人とも・・・」
奏「お兄ちゃん・・・」
剣豪「待て!話せば分かる!」
麗「そうだよ!話せば分かるんだから!」
説得開始、何でこうなる・・・
刹那「何だか楽しそうですね」
千雨「そうか~?ただのバカが騒いでるように見えるぞ、あれは」
ザジ「・・・(コクリ)」
連「ああ、そう見えるな」
その後説得は上手くいった。やれやれ・・・
連「そろそろ寝るぞ」
全員「はーい」
剣豪「僕は外に行って見張りをする」
連「一人で行く気か?」
剣豪「ああ」
奏「でもお兄ちゃん、傷がまだ・・・」
剣豪「心配するな、傷ならもう大丈夫だ」
連から喰らった傷は回復していた。今は僕がやるしかないんだ・・・
奏「そう・・・気をつけてね」
蛍「けー兄、気をつけてね」
麗「気をつけるんだよ」
千鶴子「剣豪さん、気をつけてね!」
刹那「剣豪さん、お気をつけて」
千雨「気をつけろよ」
千鶴「気をつけてくださいね」
夏美「気をつけてね」
ザジ「気をつけて・・・」
連「何かあったら言えよ」
剣豪「分かった、行ってくるよ」
僕は七夜の家から出た。

夜。場所、七夜の里外。
剣豪「・・・」
僕はため息をついた。
剣豪「ようやく一人になれた、何で皆気遣うんだ・・・」
そうだ、皆は何故僕に気遣うのかが分からなかった・・・僕にはやるべきことがあるのに・・・
剣豪「さて、見張りをするか」
僕は見張りをすることにした、皆を守るために・・・

第八章 ~終~
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