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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第十八章 惨劇の悲劇 ~暴走~
昼。場所、麻帆良学園周辺。
剣豪「着いたか・・・」
刹那「ここは・・・どういう事ですか?」
夕映「何故学園なのですか?」
ハルナ「そうよ、いくら何でもこれは・・・」
のどか「でも、建物が壊れてませんか・・・?」
奏「言われてみれば・・・」
麗「何でこうなってるの?」
蛍「分かんないねー」
千鶴子「私達が分かるはずないじゃん!」
僕達はワラキアが言われた所に着いたが、何故麻帆良学園なんだ・・・
剣豪「考えてる暇はない。中に入るぞ」
全員「はい」
僕達は麻帆良学園の中に入った。

昼。場所、麻帆良学園入り口付近。
剣豪「簡単に入れたな」
のどか「そうですね・・・」
夕映「何かあるはずです」
ハルナ「そうだね、慎重に行こうよ」
先に進もうとした・・・その時、
刹那「待ってください、奥から気配が・・・」
剣豪「何・・・!!」
奥から誰かが斬りつけ、防御で防いだ。だが・・・
のどか「皆さん!」
夕映「しっかりするです!」
ハルナ「ねぇ、これ・・・死んでるの?」
防げなかった者達・・・奏、麗、蛍、千鶴子は一撃で死んでしまった。
剣豪「・・・・・・」
刹那「剣豪さん・・・」
???「はっ!情けないな」
剣豪「この声・・・ミストラルか!?」
だが現れたのは、ミストラルに似た男だった・・・
刹那「誰だ、貴様は?」
???「俺は紅月啓太。ミストラルは俺のコピーだ」
剣豪「コピー、だと・・・?」
啓太「ああ、そうだ。ミストラルはお前の情報を探るように行ってもらったんだ。だが、コピーにしてはやりすぎたな・・・」
剣豪「・・・・・・・・・・・楽しいのか?」
啓太「え?何て言った?」
剣豪「楽しいのかと聞いたんだ!!!」
全員「!!」
心が闇に包まれてきたな・・・解放するか・・・
啓太「怒りか・・・今の内だな、やれ!」
蒼桜、蒼夜、龍神「うおおーっ!!」
刹那「剣豪さん!危ない!!」
突如啓太の背後から3人の剣士が襲いかかってきた。だが、
剣豪「ああぁぁぁぁぁーっ!!!!」
僕は3人を拳で薙ぎ払い、遠くに吹き飛ばした。
啓太「お、おい!何をやってるんだ!」
3人は壁に当たって、動けなくなった。
啓太「くそっ!役に立たない奴らだな・・・消えろー!」
啓太が襲い掛かってきた。武器は剣・・・しかし、
剣豪「ああああぁぁぁぁぁーっ!!!!!」
僕は啓太の腹部に拳で攻撃し、貫いた。
啓太「がっ!そんな、馬鹿な・・・」
啓太は力尽き、消滅した・・・
剣豪「あああぁぁーっ!!」
のどか「剣豪さん・・・!」
夕映「暴走、ですか!?」
ハルナ「どうやったら止まるの!?あのままだと私達もやられるんじゃない!?」
刹那「皆さん、ここは私が・・・」
ハルナ「刹那さん!?大丈夫なの!?」
刹那「ダメだったら、剣豪さんを倒します・・・」
のどか「お願いします・・・!」
夕映「頼みましたよ」
刹那は僕に近づいてきた。今近づいたら僕は貴方達を・・・
剣豪「ああぁぁぁーっ!!!」
刹那「目を覚ましてください!!」
パチン!!刹那が僕に頬を強く叩いた。
剣豪「あ・・あ・・・?」
刹那「剣豪さん・・・」
僕は戸惑っていたが、刹那が僕を抱きしめた。
のどか「・・・!」
夕映「・・・」
ハルナ「こ、これは・・・」
後ろの3人は唖然としていた。僕もそうだ、正気に戻ったのは良かったんだが・・・何で抱きしめられるんだ・・・
剣豪「ど、どうしたんだ・・・?」
刹那「元に、戻ったんですか・・・?」
剣豪「あ、ああ・・・刹那さんのおかげだ。ありがとう」
刹那「い、いえ・・・痛く、なかったですか?」
剣豪「少し痛かったな・・・」
刹那「すみません!」
剣豪「いや、結果的には助かったからな」
刹那「はい・・・」
のどか「ねぇ、あのままでいいのかな・・・?」
夕映「いいと思いますよ」
ハルナ「そっとしておこうか、私達が今声かけたら二人ともパニックになるよ」
そういえば・・・いつまで抱きしめてるんだ、僕達は・・・
剣豪「刹那さん、一つ聞いてもいいか?」
刹那「はい、何でしょうか?」
剣豪「いつまで抱きしめてるんだ?」
刹那「え?・・・あっ!す、すみませんでした・・・」
剣豪「謝るな、ありがとう」
刹那「い、いえ・・・」
ようやく僕達は抱きしめる事を辞め、3人の所に戻っていった。しかし、永かったな・・・
のどか「お帰りなさい」
夕映「ご無事でよかったです」
ハルナ「お二人とも、熱かったねぇ~」
剣豪「何の事だ?」
刹那「何がですか?」
ハルナ「いやー、私達の目の前でラブラブしてくれてさー」
刹那「なっ・・・!?」
剣豪「いや、あれはだな・・・」
のどか「二人とも、顔真っ赤です・・・」
夕映「もしかして、お二人とも・・・」
刹那「わ、私にはお嬢様を守る義務がありますので・・・」
剣豪「僕はまだ、そういう歳じゃないし・・・」
ハルナ「剣豪さん、正直に言っちゃいなよ~」
剣豪「正直にって、何をだ?」
ハルナ「簡単な事だよ。刹那さんの事好きかどうかだよ?」
全員「ええーっ!?」
まずいだろ、これは・・・
刹那、のどか、夕映「・・・」
剣豪「・・・好きだな」
刹那「え・・・」
刹那は顔が真っ赤になった。正直に言ったんだが・・・
ハルナ「よく言った!正直だね~」
のどか「剣豪さん、かっこいいです」
夕映「正直で良い人です」
刹那「剣豪さん・・・あの、ありがとうございます・・・」
剣豪「気にするな、それより4人は・・・」
のどか「もう、ダメでした・・・」
夕映「可哀想です・・・」
ハルナ「そうだね・・・」
刹那「剣豪さん、4人はどうするんですか?」
剣豪「僕が焼き払う、下がっててくれ」
僕は4人に焔を放ち、消滅させた・・・
剣豪「許せん・・・こんな事をして・・・!」
刹那「そうですね・・・」
のどか「ネギ先生、大丈夫かな・・・」
夕映「ネギ先生は大丈夫ですよ」
ハルナ「そうだよ、明日菜だっているし」
剣豪「皆さん、急ぎましょう」
全員「はい!」
僕達は走り出しました。他の人達と合流するために・・・

第十八章 ~終~
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第十七章 強さの秘訣 ~一人~
朝。場所、廃墟の城。
漆黒「・・・」
俺は耐えた、新たな力を手に入れるために・・・だが、何か体の神経が変だな・・・
連「おい、ここはどこ何だ?」
漆黒「誰だ?」
俺は奥から声が聴こえたので呼びかけた。現れたのは、
連「ん?誰だ貴様?」
漆黒「俺は漆黒。ある人からここにいるように言われたんだ」
連「名前は?」
漆黒「ワラキアだ」
連「そうか、お前がワラキアが言っていた奴か」
漆黒「どういう事だ?」
俺は訳が分からなくなった。見知らぬ奴からそんな事言われたら普通戸惑うだろ・・・その時、
ワラキア「漆黒さん、迎えに来ましたよ」
ワラキアが帰ってきた。だが、
連「やっと来たか。ワラキア、何でここに連れてきたんだ?」
美空「そうよ、説明してもらわないとね」
千雨「それより、どこ何だここは?」
千鶴「お城、みたいですわね・・・」
夏美「でも、何かボロボロだよ・・・」
ザジ「・・・(コクリ)」
漆黒「ワラキア、そいつらは?」
ワラキア「ええ、少し前に・・・」

朝。場所、七夜の家リビング。
ワラキア「皆さん、起きてください」
私は残っていた皆さんを起こしました。
千鶴「誰ですか?貴方は?」
ワラキア「私はワラキア。連の仲間です」
夏美「連さんの仲間?」
千雨「信用できないな」
美空「うん、何か悪人って見えるし」
ザジ「・・・(コクリ)」
ワラキア「すみませんが、信用できなくても貴方達を連れて行きます」
全員「・・・」
黙ってしまいましたか・・・当然ですよね、見知らぬ人がこんな事を言っているので・・・
千鶴「行きましょう」
夏美「千鶴姉、信用していいの?」
千雨「そうだ、こいつはどうみても悪人だぞ」
美空「そうよ、行かない方がいいわ」
ザジ「・・・(コクリ)」
千鶴「でもこの人、そういう風には見えないわよ」
ワラキア「悪人ではないので、それは承知してください」
その後何とか皆さんは分かってくれて、空間を出し連れてきました。

ワラキア「という訳です」
漆黒「そうか・・・変だな」
連「何がだ?」
漆黒「一人違う奴がいるんだ」
千鶴「誰なんですか?」
さっきから感じていた感覚、まさか・・・
漆黒「美空、という奴だ」
夏美「え?」
千雨「おい、どういう事だ?」
ザジ「・・・?」
美空「そうよ、私が偽者って言いたいわけ?」
漆黒「ああ、そうだ」
全員「!」
皆は驚いた。無理もない、力のせいなんだから・・・
美空「理由はあるの?」
漆黒「ありますよ」
夏美「理由は何なの?」
漆黒「さっき頭の中に別の場所に美空さんがいたのを確認したんだ」
千雨「おい、それって超能力なのか?」
漆黒「超能力に近いな」
ザジ「・・・?」
漆黒「簡単に言えば、他の奴からその状況が見れたんだ」
全員「・・・」
黙り込んだか・・・まあいい、そろそろ新たな力を使うか。
漆黒「そろそろ正体を現したらどうなんだ?美空さん、いや・・・和平の手下!」
ワラキア「漆黒さん、貴方まさか・・・」
美空「ここまで読まれているとは・・・もうダメだな」
千鶴「美空さん?」
連「まさか・・・おい貴様!」
連が美空さんの手を握った。その時、
夏美「連さん!」
ザジ「・・・!」
連「くそっ・・・」
美空さんが連を剣で刺し、連は倒れてしまった。
千雨「おい!どうするんだよ!」
ワラキア「落ち着いてください、ここは私が・・・」
漆黒「お前ら待ってろ、俺がすぐに終わらせる」
連「お前が・・・?」
全員が困惑した。すぐに終わらせて、ワラキアを信用させるか。
漆黒「貴様、名前は?」
美空「私は和平の手下のニントだ。変装して来たのだが、気付かれるとは」
漆黒「来いよ、三流剣士。すぐに終わらせてやる」
俺は挑発した。何気に似合うと思った。
ニント「ふざけるな!」
ニントは俺に向かって走り出した。隙ありすぎだというのに・・・
ワラキア「漆黒さん!武器を抜いてください!」
漆黒「いや、その必要は無い」
ニント「何だと・・・!」
漆黒「散れ・・・!」
俺はニントの腹部に拳をぶつけた。ニントは血を吐き出し、息絶えた。
漆黒「ふん、あっけないな」
俺はニントを遠くに投げ、状況を何とかした。
千鶴「凄いわ・・・」
夏美「うん・・・」
千雨「ついてきて、良かったな」
ザジ「・・・(コクリ)」
連「お前、やるじゃないか」
ワラキア「ねぇ、言ったでしょう?信用してくださいって」
千鶴「貴方、その強さは何なの?」
漆黒「そうだな、簡単に言えば耐え抜いた新たな力、だな」
夏美「それって強さの秘訣なの?」
漆黒「ああ、そうだな」
千雨「ありえないな・・・」
ザジ「・・・(コクリ)」
漆黒「自己紹介してなかったな、俺は漆黒。剣豪の闇の部分だ」
全員「ええっ!?」
ワラキア以外は驚いた。俺は簡単に説明をして、何とかした。疲れるな・・・
連「ワラキア、これからどうするんだ?」
ワラキア「皆さんをあそこに連れて行きます」
漆黒「あそこ?」
千鶴「どこ何ですか?」
連「お前達なら知ってる場所だな。麻帆良学園だ」
夏美「何で学園に行くの!?」
千雨「意味分かんねーよ!」
ザジ「何かあったんですか・・・?」
ワラキア「ええ、行けば分かります」
その後俺達はワラキアが作った空間に入り、麻帆良学園に向かった。
だが、あいつが死んでなければいいんだが・・・

第十七章 ~終~
第十六章 異世界の対決 ~結末~
朝。場所、街道沿い。
葵「んー・・・朝ですね」
私は起き上がりました。ファイゼルさん達が見張りをしておくれたおかげで、何も起きませんでした。
ファイゼル「よっ、起きたか?」
ファイゼルさんが私に話しかけてきました。
葵「ファイゼルさん、おはようございます」
ファイゼル「良く眠れたか?」
葵「はい、おかげさまで。あの、傍にいた二人は?」
ファイゼル「準備をしている、すぐに行くからな」
葵「そうなんですか、それでしたら皆さんを起こさないとダメですね」
ファイゼル「そうだな、起こすか」
葵「はい」
私とファイゼルさんは皆さんを起こし始めました。

数分後
美砂「ねぇ、これからどこに行くの?」
ファイゼル「麻帆良学園という所だ」
円「それって・・・私達の学校じゃない!」
桜子「何でそこに行くの!?」
ナガレ「皆をこの世界に連れてきた元凶がいるんだ」
風香「元凶って?」
史伽「悪い人なんですか?」
シノブ「ああ、おかげで世界は大変な事に・・・」
葵「その元凶に会いに行くのですか?」
ファイゼル「ああ、俺達は元々異世界の者だからな」
ナガレ「元の世界の方がいいんだ」
シノブ「そこに行けば皆が知ってる人に会えると思うよ」
簡単に言うと・・・ファイゼルさん達は元凶のせいでここの世界に来てしまって、元の世界に戻りたいと言っています。
ファイゼル「そろそろ行くぞ、走るからな!」
葵「皆さん、行きましょう!」
全員「おおーっ!」
私達は麻帆良学園に向かいました。零さん、生きてるかな・・・

昼。場所、麻帆良学園入り口。
ファイゼル「着いたぞ」
私達は麻帆良学園の入り口に着きました。
葵「皆さん、準備はいいですか?」
美砂「大丈夫よ」
円「大丈夫だよ」
桜子「いつでもいけるよー」
風香「平気だよ」
史伽「大丈夫です」
ナガレ「問題ないぞ」
シノブ「問題ない」
ファイゼル「問題ない。行くぞ、皆!」
私達は麻帆良学園に入りました。

昼。場所、麻帆良学園内部。
史伽「何だか、怖いです・・・」
風香「うん。建物が壊れてて、人がいないし・・・」
周りは建物がほとんど崩壊していました。惨いです・・・
美砂「ここ本当に・・・学園なの?」
ファイゼル「ああ、そうだ」
円「でも、これは酷いよ・・・」
桜子「これって、元凶って人がやったの?」
ナガレ「恐らくは・・・」
葵「酷すぎます・・・」
シノブ「しっ!奥に誰かいる・・・」
私達は止まりました。様子を窺い歩いていきました、そこには・・・
美砂「あ、明日菜!?」
円「それに委員長も・・・何でいるの?」
桜子「それに皆も、無事だったんだー」
明日菜「皆!」
あやか「無事だったんですわね」
風香「楓姉!」
史伽「他の皆さんはいるんですか?」
楓「いるでござるよ、無事で良かったでござる」
ファイゼル「お前達は?」
トレイズ「初めまして、トレイズです」
シオン「私はシオンです。よろしく」
ナガレ「奥に誰かいるのか?」
裕奈「和平と十夜と沙夜っていう人がいたよ」
アキラ「ネギ先生達が戦ってくれたんだけど・・・」
美砂「ネギ君どこにいるの?」
美空「見ないほうがいいよ・・・」
円「でも、見ておいたほうがいいんじゃない?」
桜子「そうだね、見に行こうよ」
風香「史伽、行くよ」
史伽「は、はいです」
今着いた人達はネギ先生の所に行きました。
葵「さて、どうするんですか?」
ファイゼル「俺達だけでも奥に行くぞ」
ナガレ「そうだな」
シノブ「行くとしようか」
明日菜「奥に行くの?」
あやか「それでしたら、無理はなさらないように・・・」
葵「何かあったんですか?」
アキラ「奥に行った時、ネギ先生怪我したから・・・」
葵「!」
美空「気をつけてね・・・」
裕奈「必ず帰ってきてよ・・・」
ファイゼル「分かった、必ず帰ってくる。行くぞ!」
葵、ナガレ、シノブ「了解!」
私達は奥に向かいました。

昼。場所、麻帆良学園世界樹前。
和平「誰か来ましたね」
十夜「面倒だな・・・」
沙夜「和平様、ここは私が」
和平「分かりました」
ファイゼル「おい、そこのお前」
私達は奥に着きました。ファイゼルさんが樹の前にいる人に話しかけました。
和平「何でしょうか?」
ファイゼル「名前は?」
和平「私は和平。元凶、と言った方が良いでしょうか?」
全員「!」
私は思いました。何故私達の話した事を言っているのかと・・・
ファイゼル「なるほど・・・一つ聞きたい、俺達を元の世界に戻してくれ」
和平「・・・嫌です」
ナガレ「理由はないのか?」
和平「ありません」
シノブ「どうする?」
葵「やるしかありませんね・・・」
私達は武器を抜き、構えました。
沙夜「和平様、下がってください」
和平「後は任せました」
和平という人が後ろに下がり、奥から一人の女性がやってきました。
沙夜「私は沙夜。和平の部下です」
ファイゼル「遠慮はするな、全力で行くぞ!」
葵、ナガレ、シノブ「了解!」
ファイゼルさんは動かず、私達3人で攻撃を仕掛けました。
葵、ナガレ、シノブ「はあーっ!!」
波長は一致し、攻撃が決まりました。だが、
沙夜「弱すぎますね・・・貴方達は!」
沙夜という人は私達の攻撃を剣一本で受け止め、弾き返しました。
葵「きゃっ!」
ナガレ「くっ!」
シノブ「強い・・・!」
私達は体勢を整えようとしました。その時隙ができてしまい、
沙夜「我流剣術奥義、桜吹雪!」
いきなり桜が散り、私達は沙夜の攻撃を喰らってしまいました。
葵「そんな・・・」
ナガレ「何て強さだ・・・」
シノブ「勝てない・・・」
私達は倒れてしまいました・・・
ファイゼル「皆・・・!」
ファイゼルさんが助けようとした時、目の前に沙夜が現れて、
沙夜「私と一緒に遊んでくれませんか?」
ファイゼル「何を・・・ぐっ!」
沙夜はファイゼルさんの腹部を刺しました。沙夜はファイゼルさんの腹部に刺さった剣を元に戻し、後ろに下がりました。
ファイゼル「くそっ・・・皆、今助けるからな・・・」
和平「今すぐここから立ち去りなさい」
そう言うと、和平は空間を出し、私達を空間に入れさえました。

私達はその後、明日菜さん達がいた所に戻されました。けどあそこには、零の姿見えたような・・・
意識がなくなってきた私達は、しばらく眠る事にしました・・・

第十六章 ~終~
第十五章 己の示すもの ~価値~
昼。場所、道沿い付近。
エヴァ「おい、まだ着かないのか?」
シオン「そろそろ着きます」
私達は急いで和平の後を追っていますが、時間がかかってしまいました。
真名「着いたらどうするんだ?」
シオン「一気に和平の所に向かいます」
茶々丸「分かりました」
楓「その後はどうするでござるか?」
シオン「まずは話してみます、無理かもしれませんが・・・」
和平と話しても、すぐに断れて戦いになる。それは分かっていた事なのですが、どうしても和平と話したいという気持ちが・・・
真名「シオン、目的地はあそこか?」
シオン「はい、見えてきました」
目的地が見えてきました。その時、
茶々丸「センサーに反応あり。目的地は麻帆良学園です」
楓「何と!?」
エヴァ「じゃああの樹は・・・世界樹なのか!?」
シオン「はい、そうなるかと・・・」
茶々丸「マスター、あの樹は世界樹と同じ生命反応があります」
エヴァ「なるほど、それなら話が分かる」
シオン「では、行きますよ」
私達は麻帆良学園に入りました・・・

昼。場所、麻帆良学園内部。
真名「近くに誰かいるぞ」
私達は何か気配に気付きました。そこには、
トレイズ「あれは・・・シオンさん!?」
明日菜「楓ちゃん!?それにエヴァちゃんも!?」
裕奈「茶々丸さんと龍宮もいるじゃん、どうやって来たの?」
真名「シオンと一緒に行ったら、ここに着いた」
アキラ「そうだったんだ・・・」
美空「あの、貴方は・・・?」
シオン「私はシオン、トレイズさんの仲間です」
トレイズ「シオンさんとは部隊の仲間なんです。味方ですので、信用してください」
あやか「分かりましたわ」
エヴァ「神楽坂明日菜、坊やはどこにいるんだ?」
明日菜「あそこに・・・」
明日菜さんが指指した所を見てみると、ありえない光景が・・・
エヴァ「なっ・・・!?おい、一体何があったんだ!?」
木乃香「エヴァちゃん、あまり騒がんといてな・・・」
エヴァさんが見たのは、血まみれで眠っているネギさんと超さんと古菲さんでした。まさかこれは・・・
シオン「トレイズさん、これは・・・和平がやったんですか?」
トレイズ「いえ、和平の部下がやりました」
茶々丸「その和平というのは、奥にいるんですか?」
あやか「はい・・・」
裕奈「でも行ったらネギ君達みたいになるよ」
アキラ「うん、やられちゃうよ・・・」
木乃香「死んじゃうかもしれへんよ・・・」
明日菜「無理に行かない方が・・・」
シオン「私は行きますよ。和平と話したいことがあるので」
楓「拙者は零殿と話したいことがあるのでござる」
真名「私は和平という奴がどんな奴か見てみたいな」
エヴァ「私は坊やをここまで怪我させたのに怒ってるぞ」
茶々丸「私は、ネギ先生を怪我させた事が・・・許せないです」
シオン「という訳です、では私達はこれで」
私達は奥に行こうとしました。しかし、
トレイズ「待ってください」
トレイズさんが止めました。
シオン「何ですか?」
トレイズ「無理をしたら退いてください、私達が退いたとき和平は追ってきませんでした」
シオン「分かりました、では・・・」
私達は奥に向かいました。しかし和平はそこまで素直な人だったでしょうか・・・?

昼。場所、麻帆良学園世界樹前。
十夜「和平様、倒れている部下はどうしますか?」
和平「私が殺しますので、下がっててください」
沙夜「分かりました」
和平は倒れている4人を空間に転送し、消しました。そこに、
シオン「和平!」
楓「零殿!」
零「あいつらか・・・」
社「ややこしいのが来たな・・・」
武鍍「ええ・・・零、どうするんですか?」
零「和平、俺がいってもいいか?」
和平「いいでしょう。でも私に話がある人がいるので、後でお願いします」
零「分かった」
和平が一歩前に出てきました。
和平「シオンさん、貴方ですか」
シオン「和平、貴方に話があります」
和平「何でしょうか?」
和平は私の話を断らなかった。怪しい・・・
シオン「皆さんを空間に入れて連れてきたのは、和平の仕業なんですか?」
和平「はい、そうですよ」
シオン「何故このような事を?」
和平「ある人を殺すためですよ」
シオン「それは誰ですか?」
和平「・・・剣豪、七夜蓮、ワラキアです」
全員「!」
聞いたことある人達の名前でした・・・剣豪は知りませんが、七夜蓮はワラキアさんから仲間だって聞いた話、ワラキアさんは私達の部隊の隊長。でもどうして・・・
和平「話は以上ですか?」
シオン「はい・・・」
話は終わりました。その時、
エヴァ「待て、一つ聞きたい」
エヴァさんが和平に質問してきました。何故和平に・・・
和平「何でしょうか?」
エヴァ「その3人を殺したら、この世界はどうなるんだ?」
単刀直入、でしょうか。しかしそれはあまりにも無謀な質問と思いますが・・・
和平「3人を殺せば、この世界は我々のものです」
エヴァ「なっ・・・!?」
真名「その自信はあるのか?」
和平「ええ、確実にね」
茶々丸「私達はどうなるんですか?」
和平「元の世界には戻れなくなります」
全員「・・・」
私達はあまりの残酷な事に、黙り込んでしまいました・・・
和平「話は以上みたいですね・・・零」
零「やれって言いたいのか?」
和平「はい、お願いできますか?」
零「了解、暴れてくるか」
和平が奥に下がり、零がやってきました。
楓「皆は下がっているでござる、ここは拙者が」
真名「分かった、無理をするなよ」
シオン「気をつけてください」
エヴァ「・・・」
茶々丸「無理はしないでください」
楓さんが零の所に向かいました。
零「お前か、殺されに来たのか?」
楓「違うでござる、零殿。拙者は零殿を止めに来たでござる」
零「俺を?何を馬鹿な事を・・・」
楓「戻る気はない、でござるか?」
零「ああ、ない。一切ない」
楓「そうでござるか・・・ならば!」
そう言うと、楓さんは構えました。
零「やはりやるしかないか・・・殺すぞ!」
零は剣を抜き、構えました。
楓「勝負は一瞬、でござるか?」
零「ああ・・・さっさと終わらせるぞ」
お互い動かなかった。そして・・・
楓「はあーっ!」
零「うおーっ!」
お互い走り出し、一閃を決めた。決まったのは・・・
楓「まさか、拙者が・・・」
零「弱い、以前より弱すぎる」
結果。零がほとんど傷を受けず、楓さんは倒れてしまいました。
真名「楓!」
エヴァ「おい!どうするんだ!」
茶々丸「一旦退きましょうか?」
シオン「そうですね・・・皆さんの所に戻りましょう」
真名さんは楓さんを背中に担いで、私達は退き返しました。和平は追ってきませんでしたが・・・

第十五章 ~終~
第十四章 麻帆良の異変 ~学園~
朝。場所、森。
トレイズ「朝ですか・・・」
私は夜からずっと見張りをしていました。何も起こらず、朝を迎えました・・・
木乃香「トレイズさん、おはようさん」
木乃香さんが一番に起きて、私に話しかけてきました。
トレイズ「おはようございます、木乃香さん」
木乃香「体は大丈夫なん?」
トレイズ「ええ、貴方達を守ったのですから」
木乃香「かっこええわ~」
トレイズ「そうでしょうか?私は当然の事をしたまでの事・・・」
木乃香「ちゃうよ、トレイズさんは優しいんよ」
トレイズ「私が、ですか?」
木乃香「せやで~、えーい!」
そう言うと、木乃香さんは私に抱きついてきました。
トレイズ「ちょっと、木乃香さん・・・!?」
木乃香「えへへ~、嬉しい?」
トレイズ「嬉しいですが・・・何故抱きついたんですか?」
木乃香「それはな・・・ご褒美で、ええん?」
木乃香さんは照れながら言いました。後で殺される・・・
トレイズ「ご褒美なら、嬉しいですよ・・・」
木乃香「そうか~、良かった~」
本当に良かったのでしょうか・・・?
トレイズ「木乃香さん、いつまで抱きついてるんですか?」
木乃香「え~とな・・・ずっと!」
トレイズ「ずっとですか・・・って、ええ!?」
私は驚きました。まさかこの後って・・・
木乃香「ウチな、トレイズさんの事・・・好きになったんや」
トレイズ「好きになったんやって、何故好きになったんですか?」
木乃香「それはな・・・純粋な所、かな」
トレイズ「純粋?私がですか?」
木乃香「うん!後かっこいいしな」
トレイズ「でも・・・私で、良いんですか・・・?」
木乃香「え?トレイズさん、ウチの事・・・嫌いなん?」
トレイズ「嫌いではありませんが、本当に私で良いんですか?」
木乃香「うん、ええよ」
トレイズ「分かりました、この事が終わったら・・・私が木乃香さんを守りますね」
木乃香「トレイズさん!ウチ嬉しいわ~」
はぁ・・・本当に良かったのでしょうか・・・でも、幸せを感じますね。
トレイズ「そろそろ皆さんを起こしましょうか?」
木乃香「うん、皆~。朝やで~」
私と木乃香さんは皆さんを起こしました。至福の一時、だったのでしょうか・・・

数分後
明日菜「トレイズさん、これからどうするの?」
トレイズ「すぐに目的地に向かいます」
あやか「ここから近いのでしょうか?」
トレイズ「急げば近いですね」
裕奈「じゃあ走って行くの?」
トレイズ「ええ」
亜子「走って大丈夫なん?」
美空「大丈夫じゃない?皆足速いと思うしさ」
アキラ「それはそうだけど・・・」
まき絵「いいんじゃない?その方が皆と会えるかもしれないし」
木乃香「うん、トレイズさん」
トレイズ「何でしょうか?」
木乃香「指示、出してくれへん?」
トレイズ「指示、ですか?」
あやか「そうですわね、今頼りになるのはトレイズさんなのですから」
アキラ「うん、しっかりしてるし」
まき絵「頼りになるしねー」
明日菜「トレイズさん、できる?」
トレイズ「分かりました。皆さん・・・一気に行きますよ!」
全員「おーっ!」
私達は森を出て、目的地に向かって走り出しました。

昼。場所、麻帆良学園。
トレイズ「着きましたよ」
明日菜「ここって・・・」
まき絵「麻帆良学園、だよね?」
美空「何であるの?」
トレイズ「ここは貴方達の世界の未来の姿なんです」
全員「ええーっ!?」
そう、私達は今未来の麻帆良学園にいるのです。ただ、様子がおかしいような・・・
木乃香「トレイズさん、あれって・・・」
木乃香さんがある所に指して言いました。
あやか「あれは・・・世界樹、ですわよね?」
トレイズ「はい、そうです」
裕奈「でも何であるの?」
トレイズ「それは分かりません」
アキラ「他の建物が壊れてるけど・・・」
亜子「誰がやったか分かるん?」
トレイズ「それは・・・!」
私は何かに気付きました。
美空「どうしたの?」
トレイズ「今、嫌な気配が・・・」
明日菜「私も・・・」
木乃香「ウチもや・・・」
あやか「私もですわ・・・」
まき絵「どうしたの、皆?」
アキラ「大丈夫?」
裕奈「皆何か変だよ?」
亜子「どこか体悪いん?」
トレイズ「皆さん・・・今から世界樹の方に行きますが、準備はいいでしょうか?」
木乃香「ウチはいつでもええで」
明日菜「大丈夫よ」
あやか「大丈夫ですわ」
アキラ「大丈夫だよ」
裕奈「問題ないよ」
亜子「大丈夫や」
まき絵「大丈夫だよ~」
美空「いつでもいけるよ」
トレイズ「では、いきます!」
私達は世界中の方に向かいました。嫌な気配は凄くしますが・・・

昼。場所、麻帆良学園世界樹前。
???「終わりだー!」
???「うわぁーっ!」
明日菜「今の声・・・ネギ!?」
トレイズ「それにこの気配、まさか・・・」
私達は世界樹前に着きました。しかし・・・
裕奈「何なの、あれ・・・」
アキラ「皆が・・・」
美空「生きてるのかな・・・?」
亜子「血・・・アカン・・・」
あやか「何という事を・・・」
木乃香「酷い・・・」
そこには、血まみれで倒れている人達がいた。恐らく倒れているのは、明日菜さんが言ったネギ先生・・・そして、奥にいるのは・・・
???「おや、貴方は・・・トレイズさん、でしたよね?」
トレイズ「和平・・・何をしたんですか・・・?」
私は和平に睨みつけて言いました。
和平「私ではありません、そこの二人がやりました」
トレイズ「二人・・・?」
良く見ると、和平の前に二人の男女がいました。
トレイズ「貴方達は・・・?」
十夜「俺は朝霧十夜だ」
沙夜「私は朝霧沙夜です」
明日菜「あんたたちがネギを怪我させたの!?」
あやか「許せませんわ!」
十夜「そいつだけじゃない、良く見ろ」
トレイズ「え・・・?」
私達は周りを見てみました。そこには、
裕奈「超!古菲!」
アキラ「二人とも、大丈夫!?」
超さんと古菲さんが倒れていました。かなり血は流していました・・・
亜子「アカン・・・ウチもう・・・」
亜子さんは倒れそうになりました。
美空「亜子!」
まき絵「亜子、しっかりして!」
美空さんとまき絵さんは倒れそうになった亜子さんを支えました。
木乃香「今ウチが治してあげるからな!」
木乃香さんは超さんと古菲さんの怪我の治療をしました。
トレイズ「ネギさん、走れますか?」
ネギ「はい、何とか・・・」
トレイズ「そうですか。皆さん、一旦退きますよ!」
私は超さんを背中に担いで、明日菜さんは古菲さんを担いで、一旦ここを離れました。
和平「逃げましたか、逃げる事はできないのに・・・」

昼。場所、麻帆良学園内部。
トレイズ「ここまで来れば安全でしょう」
明日菜「そうね」
私と明日菜さんは超さんと古菲さんを背中から降ろしました。
木乃香「二人とも、しっかりして!」
木乃香さんは再び超さんと古菲さんの治療をしました。
あやか「ネギ先生、大丈夫ですか?」
ネギ「大丈夫ですよ、いいんちょさん。少し休んでも、いいでしょうか?」
あやか「構いませんわ。ゆっくり休んでください」
ネギ「分かりました、何かあったら起こしてください」
あやか「分かりましたわ」
ネギ先生は眠ってしまいました。無理もないでしょう、あの傷では・・・
裕奈「亜子、大丈夫?」
亜子「一応、大丈夫や・・・」
アキラ「無理しない方がいいよ・・・」
まき絵「休んでていいからね」
亜子「分かった、少し休むわ・・・」
亜子さんは横になりました。血が苦手なのでしょうか・・・
美空「しかし、あの人達なんなの?」
トレイズ「あの人達は・・・ここの世界を支配しようと企む、今回の元凶です」
あやか「元凶、ですか?」
トレイズ「はい、あの人達が貴方達をこの世界に呼び込んだんです」
明日菜「あの空間のせいで?」
トレイズ「恐らくは・・・今は休んでください、追っては来ませんから」
全員「はい」
私達は一時休む事にしました。しかし和平のやり方、酷すぎます・・・

第十四章 ~終~
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