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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第十七章 強さの秘訣 ~一人~
朝。場所、廃墟の城。
漆黒「・・・」
俺は耐えた、新たな力を手に入れるために・・・だが、何か体の神経が変だな・・・
連「おい、ここはどこ何だ?」
漆黒「誰だ?」
俺は奥から声が聴こえたので呼びかけた。現れたのは、
連「ん?誰だ貴様?」
漆黒「俺は漆黒。ある人からここにいるように言われたんだ」
連「名前は?」
漆黒「ワラキアだ」
連「そうか、お前がワラキアが言っていた奴か」
漆黒「どういう事だ?」
俺は訳が分からなくなった。見知らぬ奴からそんな事言われたら普通戸惑うだろ・・・その時、
ワラキア「漆黒さん、迎えに来ましたよ」
ワラキアが帰ってきた。だが、
連「やっと来たか。ワラキア、何でここに連れてきたんだ?」
美空「そうよ、説明してもらわないとね」
千雨「それより、どこ何だここは?」
千鶴「お城、みたいですわね・・・」
夏美「でも、何かボロボロだよ・・・」
ザジ「・・・(コクリ)」
漆黒「ワラキア、そいつらは?」
ワラキア「ええ、少し前に・・・」

朝。場所、七夜の家リビング。
ワラキア「皆さん、起きてください」
私は残っていた皆さんを起こしました。
千鶴「誰ですか?貴方は?」
ワラキア「私はワラキア。連の仲間です」
夏美「連さんの仲間?」
千雨「信用できないな」
美空「うん、何か悪人って見えるし」
ザジ「・・・(コクリ)」
ワラキア「すみませんが、信用できなくても貴方達を連れて行きます」
全員「・・・」
黙ってしまいましたか・・・当然ですよね、見知らぬ人がこんな事を言っているので・・・
千鶴「行きましょう」
夏美「千鶴姉、信用していいの?」
千雨「そうだ、こいつはどうみても悪人だぞ」
美空「そうよ、行かない方がいいわ」
ザジ「・・・(コクリ)」
千鶴「でもこの人、そういう風には見えないわよ」
ワラキア「悪人ではないので、それは承知してください」
その後何とか皆さんは分かってくれて、空間を出し連れてきました。

ワラキア「という訳です」
漆黒「そうか・・・変だな」
連「何がだ?」
漆黒「一人違う奴がいるんだ」
千鶴「誰なんですか?」
さっきから感じていた感覚、まさか・・・
漆黒「美空、という奴だ」
夏美「え?」
千雨「おい、どういう事だ?」
ザジ「・・・?」
美空「そうよ、私が偽者って言いたいわけ?」
漆黒「ああ、そうだ」
全員「!」
皆は驚いた。無理もない、力のせいなんだから・・・
美空「理由はあるの?」
漆黒「ありますよ」
夏美「理由は何なの?」
漆黒「さっき頭の中に別の場所に美空さんがいたのを確認したんだ」
千雨「おい、それって超能力なのか?」
漆黒「超能力に近いな」
ザジ「・・・?」
漆黒「簡単に言えば、他の奴からその状況が見れたんだ」
全員「・・・」
黙り込んだか・・・まあいい、そろそろ新たな力を使うか。
漆黒「そろそろ正体を現したらどうなんだ?美空さん、いや・・・和平の手下!」
ワラキア「漆黒さん、貴方まさか・・・」
美空「ここまで読まれているとは・・・もうダメだな」
千鶴「美空さん?」
連「まさか・・・おい貴様!」
連が美空さんの手を握った。その時、
夏美「連さん!」
ザジ「・・・!」
連「くそっ・・・」
美空さんが連を剣で刺し、連は倒れてしまった。
千雨「おい!どうするんだよ!」
ワラキア「落ち着いてください、ここは私が・・・」
漆黒「お前ら待ってろ、俺がすぐに終わらせる」
連「お前が・・・?」
全員が困惑した。すぐに終わらせて、ワラキアを信用させるか。
漆黒「貴様、名前は?」
美空「私は和平の手下のニントだ。変装して来たのだが、気付かれるとは」
漆黒「来いよ、三流剣士。すぐに終わらせてやる」
俺は挑発した。何気に似合うと思った。
ニント「ふざけるな!」
ニントは俺に向かって走り出した。隙ありすぎだというのに・・・
ワラキア「漆黒さん!武器を抜いてください!」
漆黒「いや、その必要は無い」
ニント「何だと・・・!」
漆黒「散れ・・・!」
俺はニントの腹部に拳をぶつけた。ニントは血を吐き出し、息絶えた。
漆黒「ふん、あっけないな」
俺はニントを遠くに投げ、状況を何とかした。
千鶴「凄いわ・・・」
夏美「うん・・・」
千雨「ついてきて、良かったな」
ザジ「・・・(コクリ)」
連「お前、やるじゃないか」
ワラキア「ねぇ、言ったでしょう?信用してくださいって」
千鶴「貴方、その強さは何なの?」
漆黒「そうだな、簡単に言えば耐え抜いた新たな力、だな」
夏美「それって強さの秘訣なの?」
漆黒「ああ、そうだな」
千雨「ありえないな・・・」
ザジ「・・・(コクリ)」
漆黒「自己紹介してなかったな、俺は漆黒。剣豪の闇の部分だ」
全員「ええっ!?」
ワラキア以外は驚いた。俺は簡単に説明をして、何とかした。疲れるな・・・
連「ワラキア、これからどうするんだ?」
ワラキア「皆さんをあそこに連れて行きます」
漆黒「あそこ?」
千鶴「どこ何ですか?」
連「お前達なら知ってる場所だな。麻帆良学園だ」
夏美「何で学園に行くの!?」
千雨「意味分かんねーよ!」
ザジ「何かあったんですか・・・?」
ワラキア「ええ、行けば分かります」
その後俺達はワラキアが作った空間に入り、麻帆良学園に向かった。
だが、あいつが死んでなければいいんだが・・・

第十七章 ~終~
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