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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第十六章 異世界の対決 ~結末~
朝。場所、街道沿い。
葵「んー・・・朝ですね」
私は起き上がりました。ファイゼルさん達が見張りをしておくれたおかげで、何も起きませんでした。
ファイゼル「よっ、起きたか?」
ファイゼルさんが私に話しかけてきました。
葵「ファイゼルさん、おはようございます」
ファイゼル「良く眠れたか?」
葵「はい、おかげさまで。あの、傍にいた二人は?」
ファイゼル「準備をしている、すぐに行くからな」
葵「そうなんですか、それでしたら皆さんを起こさないとダメですね」
ファイゼル「そうだな、起こすか」
葵「はい」
私とファイゼルさんは皆さんを起こし始めました。

数分後
美砂「ねぇ、これからどこに行くの?」
ファイゼル「麻帆良学園という所だ」
円「それって・・・私達の学校じゃない!」
桜子「何でそこに行くの!?」
ナガレ「皆をこの世界に連れてきた元凶がいるんだ」
風香「元凶って?」
史伽「悪い人なんですか?」
シノブ「ああ、おかげで世界は大変な事に・・・」
葵「その元凶に会いに行くのですか?」
ファイゼル「ああ、俺達は元々異世界の者だからな」
ナガレ「元の世界の方がいいんだ」
シノブ「そこに行けば皆が知ってる人に会えると思うよ」
簡単に言うと・・・ファイゼルさん達は元凶のせいでここの世界に来てしまって、元の世界に戻りたいと言っています。
ファイゼル「そろそろ行くぞ、走るからな!」
葵「皆さん、行きましょう!」
全員「おおーっ!」
私達は麻帆良学園に向かいました。零さん、生きてるかな・・・

昼。場所、麻帆良学園入り口。
ファイゼル「着いたぞ」
私達は麻帆良学園の入り口に着きました。
葵「皆さん、準備はいいですか?」
美砂「大丈夫よ」
円「大丈夫だよ」
桜子「いつでもいけるよー」
風香「平気だよ」
史伽「大丈夫です」
ナガレ「問題ないぞ」
シノブ「問題ない」
ファイゼル「問題ない。行くぞ、皆!」
私達は麻帆良学園に入りました。

昼。場所、麻帆良学園内部。
史伽「何だか、怖いです・・・」
風香「うん。建物が壊れてて、人がいないし・・・」
周りは建物がほとんど崩壊していました。惨いです・・・
美砂「ここ本当に・・・学園なの?」
ファイゼル「ああ、そうだ」
円「でも、これは酷いよ・・・」
桜子「これって、元凶って人がやったの?」
ナガレ「恐らくは・・・」
葵「酷すぎます・・・」
シノブ「しっ!奥に誰かいる・・・」
私達は止まりました。様子を窺い歩いていきました、そこには・・・
美砂「あ、明日菜!?」
円「それに委員長も・・・何でいるの?」
桜子「それに皆も、無事だったんだー」
明日菜「皆!」
あやか「無事だったんですわね」
風香「楓姉!」
史伽「他の皆さんはいるんですか?」
楓「いるでござるよ、無事で良かったでござる」
ファイゼル「お前達は?」
トレイズ「初めまして、トレイズです」
シオン「私はシオンです。よろしく」
ナガレ「奥に誰かいるのか?」
裕奈「和平と十夜と沙夜っていう人がいたよ」
アキラ「ネギ先生達が戦ってくれたんだけど・・・」
美砂「ネギ君どこにいるの?」
美空「見ないほうがいいよ・・・」
円「でも、見ておいたほうがいいんじゃない?」
桜子「そうだね、見に行こうよ」
風香「史伽、行くよ」
史伽「は、はいです」
今着いた人達はネギ先生の所に行きました。
葵「さて、どうするんですか?」
ファイゼル「俺達だけでも奥に行くぞ」
ナガレ「そうだな」
シノブ「行くとしようか」
明日菜「奥に行くの?」
あやか「それでしたら、無理はなさらないように・・・」
葵「何かあったんですか?」
アキラ「奥に行った時、ネギ先生怪我したから・・・」
葵「!」
美空「気をつけてね・・・」
裕奈「必ず帰ってきてよ・・・」
ファイゼル「分かった、必ず帰ってくる。行くぞ!」
葵、ナガレ、シノブ「了解!」
私達は奥に向かいました。

昼。場所、麻帆良学園世界樹前。
和平「誰か来ましたね」
十夜「面倒だな・・・」
沙夜「和平様、ここは私が」
和平「分かりました」
ファイゼル「おい、そこのお前」
私達は奥に着きました。ファイゼルさんが樹の前にいる人に話しかけました。
和平「何でしょうか?」
ファイゼル「名前は?」
和平「私は和平。元凶、と言った方が良いでしょうか?」
全員「!」
私は思いました。何故私達の話した事を言っているのかと・・・
ファイゼル「なるほど・・・一つ聞きたい、俺達を元の世界に戻してくれ」
和平「・・・嫌です」
ナガレ「理由はないのか?」
和平「ありません」
シノブ「どうする?」
葵「やるしかありませんね・・・」
私達は武器を抜き、構えました。
沙夜「和平様、下がってください」
和平「後は任せました」
和平という人が後ろに下がり、奥から一人の女性がやってきました。
沙夜「私は沙夜。和平の部下です」
ファイゼル「遠慮はするな、全力で行くぞ!」
葵、ナガレ、シノブ「了解!」
ファイゼルさんは動かず、私達3人で攻撃を仕掛けました。
葵、ナガレ、シノブ「はあーっ!!」
波長は一致し、攻撃が決まりました。だが、
沙夜「弱すぎますね・・・貴方達は!」
沙夜という人は私達の攻撃を剣一本で受け止め、弾き返しました。
葵「きゃっ!」
ナガレ「くっ!」
シノブ「強い・・・!」
私達は体勢を整えようとしました。その時隙ができてしまい、
沙夜「我流剣術奥義、桜吹雪!」
いきなり桜が散り、私達は沙夜の攻撃を喰らってしまいました。
葵「そんな・・・」
ナガレ「何て強さだ・・・」
シノブ「勝てない・・・」
私達は倒れてしまいました・・・
ファイゼル「皆・・・!」
ファイゼルさんが助けようとした時、目の前に沙夜が現れて、
沙夜「私と一緒に遊んでくれませんか?」
ファイゼル「何を・・・ぐっ!」
沙夜はファイゼルさんの腹部を刺しました。沙夜はファイゼルさんの腹部に刺さった剣を元に戻し、後ろに下がりました。
ファイゼル「くそっ・・・皆、今助けるからな・・・」
和平「今すぐここから立ち去りなさい」
そう言うと、和平は空間を出し、私達を空間に入れさえました。

私達はその後、明日菜さん達がいた所に戻されました。けどあそこには、零の姿見えたような・・・
意識がなくなってきた私達は、しばらく眠る事にしました・・・

第十六章 ~終~
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