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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第七章 愛し合う者達 ~加減~
6回戦目 零VS長瀬楓
楓「零殿が相手でござるか・・・」
真名「どうしたんだ、楓?あいつに勝つ自信がないのか?」
楓「そういう事ではないでござるが・・・」
真名「じゃあどうしたんだ?」
楓「気にしなくていいでござるよ・・・」
楓は焦っていた。楓が焦るのは珍しい事だ・・・
剣豪「零、この試合勝てるのか?」
零「分からない、相手が相手だからな・・・」
剣豪「確かに、楓は強いからな・・・」
零「そういう問題じゃないんだ・・・」
剣豪「どういう問題なんだ?」
零「後で分かる」
零は焦っていた。問題は後で分かるって、何の事だ・・・
ネギ「そろそろ始めてもいいでしょうか?」
楓「構わぬでござるよ」
零「いいぞ」
楓と零は交差点の中央に行き、準備をした。
零「正直楓さんとは戦いたくないんだよ・・・」
楓「拙者もでござるよ。棄権するつもりでござるのか?」
零「棄権したら勝負が台無しだろ?俺は本気でいくつもりだ」
楓「そうでござるか、それを聞いて安心したでござるよ」
零「お互い本気、それでいいだろ?」
楓「あいあい、それでいいでござるよ」
どうやら二人とも元気を出したみたいだ。勝負前にあのやる気は無いからな、安心した・・・
ネギ「お二人とも、準備はいいでしょうか?」
楓「構わないでござるよ」
零「いつでもいいぞ」
ネギ「分かりました、では・・・始めてください」
始まった。愛し合う者同士の戦いが・・・
零「いくぞ!」
零は剣を出し、楓に向かって走り出した。
楓「いくでござるよ」
楓はクナイを持ち、零に投げつけた。
零「させるか!」
零は防御し、クナイを受け止めた。
楓「やるでござるな・・・」
零「言っただろ?本気でやるって」
楓「そうでござったな、なら!」
楓は突然姿を消した。
零「何!?何処にいった!?」
零は楓を探した。だが、
楓「もらったでござる」
楓は零の背後に現れ、突き飛ばした。
零「ぐあっ!」
零は吹き飛ばされ、建物に直撃した。
楓「む、少しやりすぎたでござるか?」
楓は心配そうに零の無事を祈った。しかし、
零「まだ、俺は・・・」
零は起き上がった。だが様子が変だった。
剣豪「まさかあいつ・・・!」
僕は零の異変に気付いた。そう、あの姿になろうとしていたのだ・・・
葵「零!」
葵も気付いたようだ。止めた方がいいのか?
楓「零殿、まさか・・・」
楓も気付いたようだ。だがもう遅いか・・・
零は黒き髪と黒き瞳が変化し、紅き髪と紅き瞳になった。
零「いくぞ・・・!」
零は全速力で楓に向かっていった。
楓「ここは・・・逃げるでござるか」
楓はまた姿を消した。その時、
零「そこか!!」
零は後ろを向いて剣を力強く横に振った。その先には楓がいた。
楓「しまった・・・」
楓は直撃し、その場に倒れこんだ。
零「終わりだー!」
零は剣を楓に刺そうとした。しかし、
剣豪「零!目を覚ませ!!」
零「!?」
零は剣を地面に刺した。間一髪の所で零は正気を取り戻した。
零「お、俺は一体・・・」
楓「零殿、勝ったのでござるよ・・・」
零「楓さん!大丈夫か!?」
楓「拙者は何とか・・・それより零殿は?」
零「大丈夫だが・・・」
楓「そうでござるか、よかったでござる・・・」
零「控えまで運んでやるよ」
零は楓を背中に乗せ、控えに向かっていった。
楓「零殿、すまないでござる・・・」
零「気にするな・・・」

6回戦目の結果。 零 勝ち 長瀬 楓 負け

ミストラル「次は私ですか」
真名「次は私か・・・」

第七章 ~終~
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