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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第一章 剣対ナイフ ~青年~
昼。場所、???
剣豪「着いたな」
奏「そうだね」
蛍「全員いるの?」
麗「いるみたいだな」
千鶴子「良かった!」
僕達はあの光に吸い込まれた後、何処かに着いてしまった。
剣豪「ここは・・・草原、だよな?」
周りを見た結果、僕達は草原にいたようだ。しかし、広すぎる・・・
???「あれ、ここは・・・?」
剣豪「人か?」
奏「誰かいますね」
人がいるようだが、何処かで見たような・・・
???「ん?・・・剣豪さん!?」
剣豪「刹那!?何でいるんだ!?」
刹那だった。どうやら同じ世界に来たようだ。
刹那「剣豪さんこそ、何故この世界に・・・この人達は?」
剣豪「この人達は僕の・・・家族だな」
刹那「か、家族ですか!?」
奏、蛍、麗、千鶴子「ええっ!?」
僕以外驚いた。他に何て言えば良いか分からなかったからだ・・・
刹那「家族って、まさか剣豪さん結婚したんですか?」
剣豪「まだしてない」
奏「お兄ちゃん・・・」
蛍「けー兄、カッコイイ~」
麗「見直したよ」
千鶴子「言ってくれるねー!このー!」
逆に喜ばれた。まあ結果的には良いか・・・
剣豪「さて、とりあえずこの周辺を歩いてみるぞ」
刹那、奏「分かりました」
蛍「分かったよ、けー兄」
麗「分かった」
千鶴子「分かった!」
僕達は草原の周辺を歩き始めた・・・

30分後・・・
剣豪「ダメだ、広すぎる・・・」
刹那「そうですね・・・」
蛍「けー兄、疲れたよ~」
剣豪「しょうがないな・・・ほら、背中に乗れ」
蛍「わーい!」
僕は蛍を背中に乗せた。
奏「お兄ちゃん、後で私を背中に乗せてくださいね?」
剣豪「ああ、分かった」
千鶴子「君!私にも背中乗せてよね!」
剣豪「ちょっと待て、そんなにやったらこっちの体がもたないぞ」
麗「休みながら運んだら良いんじゃないか?」
剣豪「そうだな、そうするか」
僕達は再び歩き始めた。その時、
蛍「けー兄、あれ」
剣豪「どうした?・・・人か、あれは?」
少し遠い所に人が立っていた。
刹那「行ってみましょう」
剣豪「ああ」
僕達は人の所に向かった。
剣豪「すみません」
???「何だ、貴様達は?」
剣豪「ここの世界の事を教えてくれませんか?」
???「教えるのはいいが、名前を先に言ってくれ」
剣豪「失礼、僕の名前は剣豪です」
???「剣豪、だと・・・!」
奏「お兄ちゃん、この人様子が変だよ・・・」
麗「殺気を感じるんだが・・・」
千鶴子「逃げた方がいいんじゃない?」
刹那「剣豪さん、この人やる気みたいですよ」
剣豪「参ったな・・・蛍、降りてくれ」
蛍「分かった。気をつけてね、けー兄」
剣豪「ああ・・・」
僕は剣を抜き、構えた。他の皆は後ろに下がった。
???「いくぞ・・・!」
???は何かを持ち、構えた。
剣豪「あれは・・・ナイフ?」
???の武器はナイフだった。そうなると素早いと考えた・・・
剣豪「僕に恨みがあるようだが、僕は恨むようなことはしてないぞ」
???「貴様が知らないだけだ、消えろ!」
???は僕に向かって走ってきた。
剣豪「やれやれ、どうやら勝たないと意味が無いな」
僕は???に向かって走り出した。
???「はっ!」
???はナイフを突くように連続で攻撃をしてきた。
剣豪「くっ、やはり速い・・・」
僕は防御したが、突くスピードが異常だった・・・
???「この程度か?」
剣豪「この程度ではないぞ」
僕は一旦後ろに下がり、攻撃を仕掛けた。
剣豪「はあっ!」
???「くそっ!」
???は防御したが、少し傷を負った。
剣豪「これで決める!」
僕は奥義の構えをした。だが、
???「終わりだ!」
???はゆっくりと僕に攻撃を仕掛けた。
剣豪「奥義、風の一閃!」
僕は???に斬りつけた。だが奥義は命中しなかった・・・次の瞬間!
剣豪「がっ・・・」
???「終わったな・・・」
僕は???にナイフを斬りつけられ、その場に倒れてしまった。
奏「お兄ちゃん!」
蛍「けー兄!」
麗「剣豪!」
千鶴子、刹那「剣豪さん!」
剣豪「くそっ、今何をした・・・」
僕は立ち上がった。だが体力が少なかった・・・
???「ナイフを斬りつけただけだ、後・・・歩けるか?」
剣豪「無理があるな」
???「そうか、まあ座れ」
剣豪「あ、ああ・・・」
僕はその場に座り込んだ。何なんだ一体、こいつは・・・
???「貴様達も座っていいぞ」
他の皆は僕の近くに座った。お互い武器は戻したようだ・・・
???「紹介が遅れた、俺の名前は七夜蓮。よろしくな」
剣豪「蓮、か・・・僕は剣豪だ」
奏「斎藤奏です」
蛍「斎藤蛍です~」
麗「斎藤麗だ」
千鶴子「十叶千鶴子だよ!」
刹那「桜咲刹那です」
蓮「さて、この世界の事なんだが・・・この世界はネギま!の世界の数年後なんだ」
全員「ええーっ!?」
全員驚いた。まさかネギま!の世界の数年後の世界に来てるなんて・・・
剣豪「ちょっと待った、麻帆良学園は無事なのか?」
蓮「麻帆良学園は壊滅に近いな・・・」
刹那「どういう事ですか!?」
蓮「他の世界の奴らが侵略を起こしたんだよ」
奏「穏やかではないみたいですね・・・」
千鶴子「そうだね・・・」
蛍「この世界が侵略されたら、どうなるの?」
蓮「元の世界に戻れなくなるな、最悪の場合貴様達はここで死んでしまう」
麗「冗談は程々にしろよ」
蓮「冗談じゃない、事実だ」
話をまとめると、この世界に他の世界の連中が来て侵略を起こした。そしてこの世界が侵略されると、僕達は元の世界に戻れなくなり、この世界で死んでしまう、という事だった・・・
剣豪「そうと決まれば、麻帆良学園に向かうぞ」
奏、刹那「そうですね」
蛍「そうだね」
千鶴子「そうだね!」
麗「そうだな」
蓮「それだったら道案内は任せろ」
剣豪「ああ、任せたぞ」
僕達は麻帆良学園に向かって歩き始めた。その時、
奏「お兄ちゃん?」
剣豪「どうした、奏?」
奏が声をかけてきた。どうしたんだろう?
奏「背中・・・乗せてくれない?」
剣豪「ああ、いいぞ」
僕は奏を背中に乗せた。
奏「えへへ、ありがと。温かいな・・・」
剣豪「そうか・・・」
お互い照れて、皆の後を追った・・・

昼。場所、???
和平「七夜蓮、生き残ってましたか・・・」
???「どうする、仕留めにいくか?」
???「慌てちゃダメですよ」
和平「そうですよ、お二人とも・・・じっくりここで待ち構えましょう」
???「分かったよ。理緒、一戦頼む」
理緒「分かりました、彼方」
和平「しかし、妙な気配を感じますね・・・」
和平は何か気配を感じていたが、気のせいだと思っていた・・・

第一章 ~終~
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