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ハヤテのごとく!が大好きな管理人の日常を描くブログです。
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第二十一章 絶望の彼方 ~傷跡~
昼。場所、麻帆良学園世界樹前。
剣豪「一つ言っておく。僕は和平と一騎打ちでやりたいから他の二人は皆に頼む、いいか?」
全員「はい!」
剣豪「よし、では散開!」
僕だけ和平に向かって、他の皆は和平の部下の所に向かった。
組み合わせはこうなった。
剣豪VS和平
刹那・真名・楓・シオンVS沙夜
明日菜・木乃香・エヴァ・茶々丸・トレイズVS十夜
剣豪「和平ー!」
和平「やはり来ましたか・・・」
同時に攻撃を仕掛け、激しく剣が重なった。

刹那「真名、楓、一気にやるぞ」
真名「ああ」
楓「分かったでござる」
シオン「微力ながら、援護します」
沙夜「さぁ、私と遊びましょう?」

明日菜「木乃香、後ろに下がってて」
木乃香「分かった、怪我したらウチの所に来てな」
エヴァ「茶々丸、油断するなよ」
茶々丸「はい、マスター」
トレイズ「さて、本気でやりましょうか」
十夜「こんな奴ら、すぐに終わらせてやる」

剣豪「和平、貴様簡単に部下を殺したな・・・どういう事なんだ?」
和平「あれは駒にすぎなかったんですよ。使えなくなった駒は殺すにもってこいです」
剣豪「正気か、貴様・・・?」
和平「ええ、いつだって私は真面目ですよ」
剣豪「真面目が取り柄か・・・上等じゃねぇか!」
僕は和平と距離を離した。
剣豪「その真面目さ、叩き直してやるよ!」
和平「貴方がそんな事できませんよ。貴方には死んでもらいます」
剣豪「口先だけだな、はあっ!」
和平「ふんっ!」
激しく剣が重なり、音が鳴り響く・・・

刹那「おおーっ!」
真名「はああーっ!」
沙夜「弱いですね、攻めが・・・」
刹那が前衛、真名が後衛で攻めているが、沙夜は全て防御していた。そこに、
楓「後ろが空いてるでござるよ」
沙夜の後ろから楓が攻撃した。だが、
沙夜「はあっ!」
突然沙夜は気を放ち、3人を吹き飛ばした。
シオン「隙ありです!」
シオンが真正面から突っ込んで、沙夜に攻撃した。
沙夜「あ、危ないですわね・・・」
刹那「今だ!」
真名「ああ!」
楓「決めるでござる!」
3人はすぐに体勢を整えて、沙夜に向かった。
沙夜「決めますわ・・・!」
突然沙夜が激しく剣を振り、全員を吹き飛ばした。
刹那「くっ・・・!」
真名「まずい・・・」
楓「今すぐ体勢を・・・」
シオン「皆さん!今すぐ防御を!」
沙夜「はああーっ!!!」
沙夜が斬撃波を繰り出し、追い討ちを仕掛けた。
刹那「・・・」
真名「刹那、大丈夫か・・・?」
刹那「何とかな・・・他の皆は?」
真名「私は・・・ダメだな」
楓「拙者もでござる・・・」
シオン「私もです・・・」
刹那「そんな・・・このままでは皆が殺されて・・・」
沙夜「今殺してあげますよ」
全員「!」
沙夜が近づいて、さらに追い討ちを仕掛けた。刹那は何とか避けたが、残りの皆は追い討ちを喰らって、動けなくなった・・・
刹那「・・・」
沙夜「もう戦えませんね・・・見逃しましょうか」
そう言うと、沙夜は後ろに下がった・・・

明日菜「はあーっ!」
トレイズ「おおーっ!」
十夜「少しはやるようだな・・・」
明日菜とトレイズは激しく十夜に攻撃していたが、十夜は余裕があった。
エヴァ「神楽坂明日菜、トレイズ、下がれ!」
明日菜「エヴァちゃん!?分かったわ!」
トレイズ「分かりました!」
エヴァの一言で明日菜とトレイズは後ろに下がった。
十夜「何だ・・・?」
茶々丸「マスター、準備OKです」
エヴァ「撃っても構わん」
茶々丸「分かりました、発射します」
エヴァ「氷爆!」
エヴァと茶々丸が同時に後ろから攻撃をした。だが・・・
十夜「甘いな、そういうのは隙ができるんだ」
木乃香「え・・・?」
十夜が瞬間移動し、木乃香の後ろに現れた。
明日菜「木乃香!」
トレイズ「木乃香さん!」
十夜「安心しろ、今殺す・・・!」
十夜は木乃香の背後から斬撃波を繰り出し、皆を吹き飛ばした・・・

和平「おや、どうやら決まったみたいですね」
剣豪「何がだ?」
和平「でしたら後ろを見てください」
剣豪「後ろ?一体何だって・・・!」
僕と和平は一旦離れると、僕は後ろを振り返った。そこは・・・立っているのは刹那、十夜、沙夜だけだった。他の皆は倒れていた・・・
剣豪「そんな・・・」
和平「次は貴方の番です」
剣豪「させるか!」
僕は和平に攻撃をした。だが和平は消えた・・・
剣豪「消えたか・・・後ろか!」
気配に気付き、僕は後ろを向き振り払った。
剣豪「やったか!?」
和平「終わりです」
背後から和平が僕を刺した。さっき振り払ったのは、残像だったのだ・・・
剣豪「がっ・・・」
和平「終わりましたね・・・消えてください」
剣が刺さった僕は、そのまま和平によって吹き飛ばされた。血が大量に出る・・・意識も無い・・・
和平「勝った・・・はは、ははははは!」
十夜「和平様、勝ったぞ」
沙夜「私達の勝ちですね」
和平「ええ、さぁ・・・最後の力を与えましょう」
そう言うと、和平は光を出し・・・姿を変えた。
和平「私は和平改め、アクセラ。この世界の王なり」
十夜「そして俺は朝霧十夜改め、柊月十夜だ」
沙夜「そして私は朝霧沙夜改め、如月由奈ですわ」
3人は最後の力で、姿も名前も変えた。世界は絶望に近づいた・・・その時、
刹那「この気配は・・・まさか!」
アクセラ「な、何ですか・・・この気配は!」
後ろから凄い気配を感じた4人。そこに現れたのは、
漆黒「くそっ!間に合わなかったか」
連「どうする?相手はやる気十分だぞ」
ワラキア「漆黒さん、どうしますか?」
漆黒「やるに決まってるだろ、構えろ」
漆黒、連、ワラキアがやっと到着した。3人はすぐに構えた。
アクセラ「二人とも、ここは任せました」
十夜「了解、いくぞ由奈」
由奈「分かりましたわ、十夜お兄様」
アクセラは後ろに下がり、十夜と由奈が前に出てきた。
漆黒「刹那、ご苦労だった。下がっていろ」
刹那「わ、私はどうすれば・・・」
連「他の奴らを頼む」
ワラキア「死なせてはいけませんからね」
刹那「分かりました、お気をつけて」
刹那は皆の所に向かった。そして、
漆黒「いくぞ、遅れをとるな!」
連「ああ!」
ワラキア「参ります!」
十夜「すぐに終わらせる!」
由奈「いきます!」
全員走り出し、戦いが始まった・・・

第二十一章 ~終~
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